ちらりと前回紹介した3日目の駅前テント会場の様子。簡単ですが、続きのレポです。重複もありますが、お許しを。
3日目のメインはフォルクローレ。全4グループが3時から6時まで、3時間目一杯の演奏を繰り広げました。いきなりクライマックスからスタートという感じでトップバッターの「ロス・ボルラーチョス」が登場。年齢層が高いメンバーで構成されているだけあって、大地にしっかりと根ざした懐の深い大衆音楽みたいなフォルクローレの魅力を存分に味合わせてくれました。
続いて「グルーポ・イリャンプー」「コンフント・サトゥルノ」
「グルーポ・エストレーリャス」が次々と演奏。とくに「グルーポ・エストレーリャス」は四国で活動しているらしい若いグループだったのですが、非常に演奏力が高かったように思われました。そしてフィナーレはフォルクローレ参加メンバー全員での大演奏会。骨の髄まで染み渡るようなスペシャルな内容でした。
お客さんは終始リラックスして演奏を楽しんでおられましたが、なかでも喜びのあまり(?)奇声を発して楽しんでいた小さいお子さんがいたことが印象に残りました。




(写真)上からグルーポ・イリャンプー、コンフント・サトゥルノ、グルーポ・エストレーリャス、フォルクローレの大演奏
3時間のフォルクローレの後は、ガラッと雰囲気が異なり、
ヴィオリラというヤマハが開発(?)した楽器の演奏。演奏者はLyre Smile(大井圭子、渡辺節子)とViolyre Vision(大田昌穂、倉林朋美)の2グループ。
ヴィオリラというのは大正琴にボーイング演奏をプラスしたような楽器。なんでも弓奏楽器の総称Viole(ヴィオール)とLyre(リラ=ギリシャ語で琴の意味)を合わせた造語みたいです。これから流行るのかもしれませんね。

(写真)ヴィオリラ演奏
そして大トリにポップス歌謡の
たくみ稜さんが登場。時間的にも薄暗くなり、ムードも最高潮。そういえば
前のブログでたくみさんの音楽をムード歌謡と書きましたが、どうやら正式にはポップス歌謡というのが正解らしいです。この場で訂正させていただきます。
たくみさんは荻窪在住20年というだけあって、地元の友人たちもたくさん駆けつけたようでした。一曲歌い終わると拍手が起こり、それに余裕を持って反応していくたくみさん。臨機応変にジョークを交えながらのトークは、さすがにプロとしてのステージを積み重ねてきた年輪を感じさせられました。
クラシック色が強い荻窪の音楽祭としては異質なイメージもないわけではありませんが、音楽で人を、街を喜ばせるという“原点”に立ち返って考えてみれば、違和感など問題ではありません。なによりも偶然通りかかった若者たちが「あの人は誰なんですか?」なんて尋ねてくることが何度もありました。それだけ説得力のある歌唱力だったという裏付けでもあったといえるでしょう。

(写真)たくみ稜さん