刀を抜く覚悟 | 星屑の道標

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インナーチャイルドカード・西洋占星術によるセッションを行っています。

先週、深夜に日本に来たばかりのような若い外国人タレントが「忍者体験」をする番組をやっていました。

実際「職業:忍者」の方に教わるということで、早速、刀を渡されていたのですね。
外タレ3人は初めての刀に興奮して、チャンバラごっこ。
そこで、職業忍者の方がピシッとこう言ったのでした。

「刀はそんな簡単に抜いてはいけない。昔の剣士は、覚悟を決めて抜いていた」

深夜2時くらいの番組です。私は正直、
「この夜中の誰がみてるかわからないような番組で、そんな真面目なこと言って水を差さなくてもいいのに。」
と思ってました。




先日、中野トナカイ・天海玉紀先生の「十大主星徹底研究~車騎・牽牛編~」へ行ってきました。→
車騎・牽牛という、自分の日干を剋す要素を持つ人々の研究です。
専門外ですが、牽牛を3つ持つ女、牽牛中殺の女として召還されました。


この会のあと、玉紀先生のブログを読んで、ふと冒頭の番組を思い出しました。

参加者のひとりが「金性の星を欲しがる人はいない」と言っていて、なるほど、確かに自ら我慢を強いる人生って、ただ息苦しそうですもんね。
でも、そういう「仕方のなさ」や「諦め」とも取られかねないことを、いかに自分の「プライド」の上に積み重ねていくか。
その「覚悟」というものが、金性を輝かせていくのかなと思いました。
金性は「プライドが高い」と言われ、私自身そのことは自覚しながらも、プライドが高いことは体面が悪くてあんまり好きじゃない。
でもやっぱり、自分の素質として持っているものは、認めないと使えないです。

刀を闇雲に振り回すうちは、本物ではない。
刀の意義とその作用と使い方を熟知し、適切な時に適切な場所で抜くことで、最大限の威力を発揮する。

仕方ない、自分ばっかり、みたいな気持ちも、自分が覚悟を持って引き受けていれば変わるということ。


それと、パート2に書いてある「子育てに占い活用」の話。→
これは玉紀先生も、まつい店長も書かれていると思いますが…

本当に使って欲しい!!

と思います。
元・子どもとして。
子どものときの養育環境、かけられた言葉、ちょっとしたことが深く残りますからね。



牽牛の話していると、乙女意識と混同してきましたが(・_・;
私も、自分の当たり前が当たり前じゃない人もいることをつくづく感じました。
でも、この感覚を知ることは、どの中心星•太陽に関わらず大事なことですよね。