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2012-03-29 18:14:19

2011年度 #留年式 特別講演☆実行委員との打ち合わせ

テーマ:埼玉大学とその周辺
…続き。今日は、やや短いです。

…だんだん煮詰まってきたので、
後期最終講義のあとに学生と会ってミーティングでキメよう。


♪♪♪メールの返信[不要な部分省略]♪♪♪

拝復。
お送りいただいた案件ですが、非力ながらお受けいたします。
データと雨天雪天の場所ありがとうございます。
データはさすがに察しがよいですね。
こちらが求めているデータです。


講演内容については、以下の通り
(ナイショ)

あと、準備機材ですが、
★私が非常勤講師室に置いているキーボード
  (あれは弾きにくいんで、誰か重たい鍵盤のキーボードをお貸しくださればありがたいです)
★RAPするための、予めなにかリズムが入っているもの、
  もしくはDJやっている学生の共演者(留年生でなくても卒業してしまった人でも可)
★これらの電源やらなにやら必要そうなもの

非常勤講師室に、いらしてください。
採点しているので、けっこう長時間いると思います。
あそこは、iphoneのネット状況が良くないので、アポなしでOkです。

では、最後の試験期間、がんばってください。
かしこ。
坪野和子♪拝

♪♪♪メール返信ここまで♪♪♪

あとで見て思った☆「最後の試験」ではなかった(@_@;)

さて打ち合わせ☆
まずは、十万石饅頭の御礼から挨拶☆
いや、あげたんじゃなくって、代金分いずれどこかに寄付してね☆
でも、きちんと御礼を言うところが、彼ららしいです。

坪野和子の音楽社会人類学研究所 アメブロ別館
↑埼玉名物

それから、「ボクたちにとって、先生は先生なんです。
非常勤も教授も准教授も先生なんです」

じわぁ~☆
※あとで誰かのtweetで「この教授の授業出たい」という趣旨のものが。
大学の先生は、非常勤でも教授なんだぁ(@_@;)

彼らじゃなければ引き受けなかった☆

打ち合わせで、本来、音楽学の授業では実技はやらないが、
卒業式らしく…おっと…卒業式っぽく合唱しましょう、ということになった。
尾崎豊の『卒業』の替え歌。

それから、彼らのリクエストで「大学歌☆短調バージョン」の伴奏を依頼された。
あまり難しいと弾けませんよ、15年大学の先生やっていてピアノ弾いていませんから、
という編曲の条件をつけた。

さてと、講演にRAP調こだわりは私なりに意味がある。
反社会的行為でなく、笑いで、
暴力的行為でなく、笑いで。
RAPのルーツはアフリカ大陸において、
貴族社会へのストリートによるアジテーションソングで、
それが、アメリカ大陸に渡った人々の子孫が伝統わ継承したものだからだ。

次回、当日打ち合わせ または 番外編「卒業式に関する一考察」

【ひつとだけ解ったこと】⇒One may as well be hanged for a sheep as a lamb.


===================================♪♪


$坪野和子の音楽社会人類学研究所 アメブロ別館

この写真は、今年度後期に大学生協第二食堂の入り口になぜかあったもの。

[資料]今日は動画です☆→ここから「です・ます調」

パキスタンの政治家です。
彼の演説会は、まるでアイドルのライブのよう。
しゃべっている途中で歌いだし、会場は手拍子、歌って踊って☆
※お笑い芸人みたいな政治家が多いから情勢が安定しないという国民もあり。
私個人は、彼が好きです。すこし過激ですが。
Altaf Hussain Songs Collection (Must Watch Every Pakistani)


↑この打ち合わせの日に、彼の別動画を授業で扱いました。
主催者の後輩が「演歌」のルーツについて説明したので、
発表へのレスポンスとして…☆


日本では、自由民権運動など歌って主張を表現していました。
ヴァイヲリン演歌師 楽四季一生


メガネスーパー 秋葉原 ラップ

↑本人恥ずかしさを通り越しているだろうな☆
ここまでやろう☆
最近の画像つき記事
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2012-03-28 22:37:40

2011年度 #留年式 特別講演☆請けることにした☆

テーマ:埼玉大学とその周辺

…続き。


留年式に特別講演をお願いしたい、という内容の学生からのメール。

少し考えさせてほしいとお返事した。


当然、専任の先生がたは、卒業式にご出席されるから、

いらっしゃらないだろうし、このわけわからない式典に参列してほしいと言われても、

困る方も多いだろうし。


それより、こんな不謹慎な…いいのだろうか??

大人の立場として「くだらない」と一蹴しなければいけないのではないか、

などなど考えた。


「少し考えさせてください」とお返事した。


お返事には、

「雨天・雪天も決行ですか??
確か、現4年は、雪男・雨女が多く、入学式・卒業式、卒園式などで大雪に見舞われ、
センターのときも大雪でしたよね。」

↑大当たり!! 


学生から届いた返信メールは、パロディであることと、

学長先生の式辞は、ご本人の出席でないこと、

そして…

学生とフレンドリーに交流されている坪野先生がふさわしい



…ふさわしいって言われてもなぁ…フクザツ☆


周囲にご意見をいただいたのですが、

「いいじゃないですか、楽しそうで」

という意見が多かった。


サイトを見たら、「カーチャンからのメッセージ」というのがあり、

親のことを想っているのだなと感じた。


まあ、そういう意味では、私もカーチャンだ。


じゃ、やってみるかぁ!! ええい!!


たぶん、これがイベントサークルとか、

最初から「何か面白いネタはないか」というノリなら、

お断りしただろう。


ちゃんとした企画書を出してきた、

そして彼らの人柄が真面目だからだ。


やるなら私がやる意味といずれ去りゆく埼玉大学に置き土産を。


実は、私はクビが確定している。

カリキュラムが教養教育から基盤教育に変わったため、

非常勤ではなく、専任の先生が芸術学を受け持つことになったからだ。

つまり、現2年(2011年度)が無事、人文の単位が足りた段階で不必要な存在となるのだ。

現場の状況を見ていない人たちが決めたことだから、

私の授業の教育的効果なんか評価していないだろう。


(それもあって、留年が多いとクビにならないなんて、

セコくて小さいこと考えている人間だと思われるのはイヤだ。

まあ、そんな人間はいないだろうが)


私がやる意味…当然、音楽学の担当者として、

パフォーマンス的なことをやるべきだろう。


このパロディ式典は非難の対象となるだろう。

「卒業式」の真逆を行うことが、

ある意味「笑いを通しての若者の社会への抵抗」であること。


非暴力のカウンターカルチャー*2

(オルタ・カルチャー)の表現である認知に基づくこと。

もちろん、音楽や舞踊は、ある意味、

社会への抵抗であり、またそこから音楽ジャンルが発生している。

ショパンでさえも、甘ったるい恋愛だけでなく、

ポロネーズやマズルカをピアノ音楽として確立させたのは、

カウンターカルチャーとしての民族舞踊を引用したのだから。


レゲエだって、RAPだって、パンクだって、

そこから生まれたのだから。


そして、非常勤だから言える教育という名の搾取。

ぬくぬくと研究費で海外旅行しておられたかたがたを横目に、

(全部がそうというのではなく、

報告書を読んで「なに見て・聴いてきた」といいたい数人)

自腹を切りながら過ごした自分だからわかっていること。


自分自身、父親を大学生のころ亡くし、

苦労してきた母親がいて、院に入ってバイトしないと学費が払えず、

留年生よりも冷たい目で見られていた経験。

(女子の院生・母子家庭、当時は「どうして働かない」と非難された)

今でこそ大学院に入る女子は少なくないが、

当時は、「無用な学歴」「お嫁にいけない」と言われていた。



もう一度。自分がカーチャンである。教育という名の搾取。

それは、のちほどカーチャンのジレンマとして述べるが、

子育てしながら感じていた日本の教育と経済。

絶対におかしい。


学校教育にかかわってきて感じてきたおかしさ。

すべてを卒業式に集約させている「儀式」文化。


これらいろいろなな想いを学生に伝えながら、

笑えない笑いをつくりながら、講演をしよう。


よーするに請けるまで、請けるというお返事をして、

ミーティングをするまで、

ものすごくいろいろなことをぐるぐる廻らせながら、

結構前向きに「後ろ向き系企画」に参入を考えていたのだった。


…ただし、留年そのものを肯定しているのではなく、

また否定しているのでもない。


パロディ式典「留年式」そのものはアリだろうということ。


とりあえず役割分担としては、ストレートなお説教ではなく、

でも、お説教だったりも、自虐の手伝いも…。


…だんだん煮詰まってきたので、

後期最終講義のあとに学生と会ってミーティングでキメよう。


とりあえず、学長先生が(個人として非公式に)式辞をお出しになったのだから、

「公認」ではなく「容認」なんだろうし。



(続く)


【ひつとだけ解ったこと】⇒ツボちゃんを 先生と呼ぶ子らがいて 埼玉大学音楽学


===================================♪♪


坪野和子の音楽社会人類学研究所 アメブロ別館-__.JPG

写真は、埼玉大学のマスコットキャラ。

学生が意匠しただけあって、かわいい。

しかし、これ泣いているのは、

「薬物に手を出さないでください」という呼びかけ。

各大学でそういう強化月間があったのか、

私や私の知る学生には無縁な呼びかけだが…。


色々な大学でマスコットキャラがあるけれど、

これって、「かわいい」が好きな日本は後続であったことが驚きだ。

(海外、特にアメリカ・カナダではスポーツのチームマスコットであるが)


*2 カウンターカルチャーCounterculture

↑しょっちゅう綴りを間違えるのに、こういう単語は間違えない私。

狭義には「抵抗文化」「反抗文化」「反体制文化」

オルタ・カルチャーという語も包括する。

ヨーロッパにおけるダンディズム、ロマン主義自由主義(およびその影響をうけた諸国文化)も

この範疇に入れる定義づけも存在する。

狭義には1960年代末期~1970年代の欧米における、

ベトナム戦争・核問題への抵抗から生まれた文化をさす。

音楽においては、1969年ウッドストックが代表とされる。

アメリカにおいては、しばしばヒッピー様式とも結び付けられ説明されている。

尚、言及されていないが、暗黙でわかっているものとして述べられていないのだろうが、

背景に宗教があることを見落としてはならない。


[参考資料]


日本語文献で、ものすごくおすすめしたいものがないのが残念だ。

…残念でした…(忘れられない名言)


◆書籍

The Rhetorical Power of Popular Culture: Consid.../Deanna D. Sellnow

¥4,163
Amazon.co.jp

◆サイト

Black Thoughts, Black Activism Cuban Underground Hip-hop and Afro-Latino Countercultures of Modernity

http://lap.sagepub.com/content/39/2/42.short

中南米におけるカウンターカルチャー

※昨今の論文は、中南米およびロシアに関するものが多い。

Culture, Rap Music, “Bitch,” and the Development of the Censorship Frame

http://abs.sagepub.com/content/55/1/36.short


デス・メタルに関する資料は省略する。








2012-03-27 11:29:12

2012年 #留年式 他人事で笑って読んでいた「留年式」の計画☆

テーマ:埼玉大学とその周辺

え?学生、留年式やるのぉ??

ネット上で目にしてしまったもの☆

それは、私が知ってどうということもない、

しかし驚愕の…☆


卒業見込みで就職が決まった学生が(事実卒業した)

フェイスブックの自分のページにリンクを貼っていた。


https://sites.google.com/site/ryunen23saidai/

↑☆計画がすすむごとに更新されていた


もちろん、この学生は関係者ではない、関係者に友達はいるだろうが。


次に、他大学大学院入学予定の学生がtwitterに「留年式やるのかぁ」と

叫び…んじゃない、つぶやいていた。


このときは、私とは関係ない、おそらくイベントのサークルとか、

企画サークルの学生が「ごっこ」をやるのだろうと思った。


でも、とりあえず、フェイスブックにリンクをシェアして一言。

「モラトリアム*1延年式」と打った。


蔓延元年?


年が明けて、採点が近くなった頃、

学生からメールがきた。


「留年生を集めてパロディ式典を行います。

坪野先生、講演をお願いしてよろしいでしょうか」


という内容の丁重なものだった。

添付されていた資料は、留年生データなど、

意外ときちんとしたものだった。


この学生は、2010年に大真面目な「大学での学びを考える討論会」も企画し、

実行している子だ。

そのとき、授業で行った「音楽学受講学生総幸福量」の資料を送っている。


他人事から事情が変わってしまった(続く)


【ひとつだけわかったこと】⇒「あそび」「あすび」という日本語は深い!!


====================================♪♪



坪野和子の音楽社会人類学研究所 アメブロ別館

写真は、以前2009年に多くの大学の近くで見られた看板。

おそらく埼大以外の卒業生も自分の大学名で目撃しただろう。

「起きろ」は、私にとって、遅刻しないで授業に来て、というカンジに見える。

この写真の芸能人たちは、私の出身大学の後輩である。

埼大用の看板でいいのかなぁ?とも思った。


*1モラトリアム

いわずと知れたラテン語「遅延」を意味する。

心理学では、大人になるまでの猶予期間と、

エリク・ホーンブルガー・エリクソンが位置づけたため、

日本では独特の使い方になっている。


高校の「現代社会」の教科書にこの用語が載せられているが、

文脈と行間で、だれもが大学生になって、

それが社会への執行猶予期間があるかのような錯覚を起こさせる。

知らないうちに学校教育によって、植えつけられていく。


[参考資料]


◆論文

下山晴彦「大学生のモラトリアムの下位分類の研究 ---アイデンティティの発達との関連で ---」

↑リンクは、PDFファイルにいきます。

村澤和多里「ひきのばされた青年期について---現代学生とモラトリアム---」

↑リンクは、PDFファイルにいきます。

モラトリアム青年肯定論 現代のエスプリ (No.460)/著者不明
¥1,450
Amazon.co.jp

↑上野千鶴子先生です。

モラトリアム人間の時代 (中公文庫 M 167)/小此木 啓吾
¥560
Amazon.co.jp

↑もはやスタンダード。大学生なら一度は読むべし。


無罪モラトリアム/椎名林檎
¥3,059
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↑林檎さん好きな埼大生多数☆

私の授業でもグループ発表で彼女の楽曲をプレゼンした学生多数。

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