ア マ キ オ ト の 日々

2012年9月より始動した伊東歌織によるダンスプロジェクト『アマキオト』
にまつわる日々の事、稽古場風景などを綴っていきます。


テーマ:
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5月目前。

先日、笠井叡振付のオイリュトミー版「日本国憲法を踊る」を観てきました。家から徒歩圏内のいずみホール。劇場が徒歩圏内って素晴らしいなぁーと思いました。

オイリュトミーの公演は初めて観ました。15年前に、二回だけオイリュトミーのクラスを受けたことがあるくらいで、全く覚えていませんでしたが凄く興味深かったです。

日本国憲法だけではなく、シュタイナーの言葉や与謝野晶子の詩なども作品の中に含まれていて、言葉を構成する音の持つ力、音の持つ流れが可視化出来る作品でした。

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私が面白いと思ったのは、オイリュトミーというメソッドそのものが持つ継承の力について。例えばまだ身体で表現するには日が浅い生徒は声で参加することが出来るし、既に何十年もやっているプロたちはオイリュトミーが持つ形を継承しつつも自分の身体の解釈をもってそこに立つことが出来る。

何をテキストにするか?というのは正に振付家の想いの表れで、そのテキストを声や動きで体得することで振付家の思考までも体得出来るという物凄い仕組みがそこに入っている。これって凄いことだなぁと改めて思いました。

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私は高野美和子や伊藤キムの作品や稽古で得たものを、自分の身体で違った形で継承していることになるのだろうか。していると思っていたけど、何だか思っていただけで大嘘のような気もするのだ。ああいう、本気の身体を訓練して体得している人たちを観ると、つくづく自分は怠け者で偽物感があるなぁ。

最近、今までのやり方とかやろうとしていることに対して、とりあえず立ち止まって疑うことにしている。日によって変化しているアイデアも、本当は一本だけとか一ミリだけ欠かせないものがある気がして、それが何なのか、手にとって眺めてみたい。なかなか見つからないのだけど。


何れにしても、笠井叡さんや、その世代の方の作品やインタビューを読むのは面白いです。全く手が届かないような生き方をしてきた人が、今私と同じ時代を生きていると思うと不思議な気分になる。と言うか、私は途方に暮れてしまう。

でもこの、どうしよもなさを起点に、やれる事をやるのだ。立ち止まっても良いけど、手放す必要もない。
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