間人の先祖はソロモン王に仕えたレビ族でした。
地球を破壊し建造したソロモン神殿にはシヴァが宿り、一族は絶えると告げられました。
ソロモン神殿
「モイライ三姉妹 いでよ」
ﾄﾞﾋｭｰﾝ
お呼びでございますか キング ソロモン
「余の最後の願いとして絨毯を編んで欲しい」
左様でございますか・・・
「これからの未来に 余に憧れる者らに真理を残したい」
御意
「それと余も編む」
ソ ソロモン王自らですか！？「権力を行使して作った物は数代にて滅ぶ 男女共々編むことにより子々孫々繁栄する」
承知致しました サイズやデザインはいかがに致しましょう
「ふむ 魔術を思わせる幾何学模様は避けよう 真心だ 真の人間の幸せを願い編む！」
数日後・・・
できました
バン
素晴らしい刺繍でございます 壺から誠の富が眩く溢れ出ておりますね
「うむ 余が集めた全ての財宝も塵に等しい ジン おるか」
ﾎﾟﾜﾝ
へい こちらに
「この絨毯を 周りをもっとも豊かにする者に託しなさい」
合点承知！
「そしてそれを真似 二人が固く結ばれる結婚式に向け編むようにする 必ず二人でだ！」
ソロモン王の意図が歪曲され ただの敷物になってしまう予感が致しますが・・・
その者は見た目は裕福でも 神と宇宙から最も遠き存在になり果てるでしょう
「神より与えられし人間の自由意志を守る されど心の清き人は寓話より真の叡智を得る」
王様 せっかく作ったのですから試しに乗ってみたらいかがでしょう
「うむ 全く新しい世界が来る事を願い・・・いや 必ずその時がくる！」
「征け 魔法の絨毯よ A Whole New Worldへ！」
ドヒューーーン！
Ｆｉｎ