コンサートツアーレポート#7
テーマ:コンサート情報11月5日 今日は岡山県倉敷でのコンサート。
主催者は大賀康弘さん、千晶さんご夫妻。
千晶 さんはご存知の方もたくさんいらっしゃると思うが、
ライアーという竪琴(ハープ)を弾きながら歌われるアーティスト。
僕が彼女の演奏を聴いたのは、十数年前の倉敷の教会。
声を特別大きく張るわけでもないのに、ライアーの音色とともに
礼拝堂一杯に響いていたのには本当に感動した。
そのとき、僕もオカリナの堀田峰明君と共に演奏したが、
峰ちゃんがそのとき、
「あれをやられたら負けますね!」と思わず言い出したのを思い出す。
僕はそのとき、自分はオトコなんだなぁって何だか妙に納得したのをよく憶えている。
当然のことながら僕には到底表現し得ない女性エネルギーの響き・・・
初めて味わう感動だった。
それから何年かして僕は千晶さんのファーストCD“天の森”の録音をさせていただく。
歌とライアーだけの一発撮り同時録音、
千晶さんそのままの響きが収録されたCDである。
ツアーに出る5日前、
僕は逗子にある友人のサロンで行われた千晶さんのコンサートを聴いた。
彼女の演奏を聴くのは本当に久しぶり、恐らく7、8年は経っているだろう。
千晶さんの演奏は以前にも増して透明感に満ちていた。
その世界は確かに千晶さんが生み出している世界なのだが、
彼女自身はその音楽の中に溶けてしまっていて世界だけがそこにある・・・
時折、言葉も用いて聴き手を誘う。
気がついたら、僕はその世界へ自然に導かれていた。
僕は何だか小さな子どもに還っていた。子どもになって森の中で遊んでいた。
とても静かで純粋な体験だった。
ご主人の康弘さんとは今から十年ほど前に
千晶さんとお二人で僕の家へ遊びに来てくださったとき以来である。
柔和で懐の深いお人柄はますますその味わいを増しているように感じた。
僕より随分お若いと思うのだが、自分の方がよほど幼いのを自覚させられてしまう。
現代という時代に対する使命感も素晴らしく純粋で高潔であり、
僕自身も大いに共感している。
会場のくるま座有鄰庵 は倉敷の美観地区にある。
この美観地区はご存知だと思うが、江戸時代から続く白壁の屋敷や蔵、
それに明治時代に建てられた洋館などが立ち並ぶエリアで倉敷市によって
その景観を損なわぬよう保護されている地区だ。
休日のせいかこの地区は観光客で溢れていた。
この日と翌6日はKurashiki Jazz Streetというイベントがあり、
この美観地区の店や旅館やギャラリーといった様々な場所で
ジャズの出前ライブが行われていた。
通りを歩くといろんな店から、
サックスやトランペットやアコースティックベースが聴こえてきた。
自分が本番でなければちょっと寄っていきたいところだった。
有鄰庵に着くと大賀夫妻はもういらしていた。
土間の奥の和室二間を会場にさせてもらうことに。
今日はPAを使わずに生で。
千晶さんにも演奏をお願いしていたが、
千晶さんの友人のじゅんちゃんも神戸からいらしてくれていて
今日は二人で演奏してくださるという。
楽器をセットして軽くリハーサル。
あちこちにタマユラが映っている!!!
いざ本番。まず千晶さんとじゅんちゃんによる演奏。
先日聴いた千晶さんとは又違う感じ。じゅんちゃんとの息もぴったりだ。
僕のレパートリーでもある“シーベッグ・シーモア”や
千晶さんのオリジナルを二人で演奏してくれた。
時折ハモル二人の声もキモチイイ! 柔らかくて優しいな。何だか嬉しくなる。
続いて僕の番。もっと二人の演奏を聴いていたかったが、
気持ちをパッと切り替えて演奏モードに。
当初“シーベッグ・シーモア”をやるつもりでいたが、
二人の演奏が余りに気持ちよかったので、すっかりやる気は失せ、
“ウララ”からスタートし、後は気の向くままに・・・
今日はとても静かなエネルギー。みんな集中して聴いてくださっているのがよく分かる。
静かで安らかな時間が過ぎていく。
初めちょっと硬かったその場の空気も次第に和らいでいった。
最後のイマジンを演奏して終了。アンコールをいただいたとき、
千晶さんと“いのちの花”をやろうと閃いた。
もう何年も演奏してない曲だ。千晶さんに提案してみたら、
歌詞も覚えてくださっているという。
それではということでアンコールは“いのちの花”
~人はそれぞれ旅を続ける・・・咲かせよう いのちの花・・・♪
なんだかとてもタイムリーな気がした。
こうしてコンサートは終わり、店内の土間のテーブルを囲んで交流会が始まる。
お客さんは康弘さんのクライアントさんが多いみたいだ。
康弘さんはカウンセリングをなさっている。
穏やかだが、真摯なやり取りが続く。
千晶さんはこれまでの活動の経緯を話してくれた。
康弘さんから僕の人生のモットーはと質問された。
僕は自問してみた。程なく“自由”という言葉が出てきた。
普段特別に意識してないけれど、
何が一番かと言うと僕にとってはやはりこの“自由”なのだ。
“自由”・・・僕は自由でいたいから、他の人もそうあって欲しい。
誰かが誰かを規制するのは本当ではないと思う。
たとえそれが親子であれ、夫婦であれ、友人であれ、師弟であっても。
でも本当の“自由”とは他ならぬ自分自身からの自由獲得の旅なのだと僕は思う。
穏やかで静かで心に沁みるひと時であった。
また友の和が広がった。
康弘さん、千晶さん、じゅんちゃんとお嬢さん、
そしていらしてくださった皆様、
本当にありがとうございました。
(続く)










1 ■いい感じ♪
倉敷は暮らしたこともあり、穏やかな地ですね。
とてもいい感じで伝わってきます・・・
ご夫婦の暖かさに包まれて、自由を楽しんでいますね・・・
自由を生きるには、Hiroさんに備わった沢山のギフトが護ってくれます(‐^▽^‐)
イケメンもその一つ!