2011-07-08 20:04:47

On The Sunny Side Of The Street

テーマ:ジャズで英語

雨降りの季節です。
そんな時にもサニーサイド~晴れ


世界恐慌 great depression 真っ只中の1930年に書かれた曲です。
そんな時こそサニーサイド~晴れ晴れ


(verse)


  Walked with no-one, and talked with no-one,
  「一人ぼっちで歩いて、話す相手もいない」
  And I had nothing but shadows.
  「私の相手と言えば自分の影くらい」
  Then one morning you passed
  「そしたら、ある朝あなたが通りかかった」
  And I brightened at last
  「そしてついに、私に光がさした」


with no-one 誰とも一緒でない=ひとりぼっちで alone や by myselfと同じこと。
nothing but = only って学校で習ったけど、どうかなあ?まあ、似てはいる。
2行目の文、基本的にはI had nothing 「私は何も持ってない」で、それにbut shadows「影以外はね」がくっついてる。
butを「しかし」という接続詞だと思わない方が良いでしょう。

butは逆説を生む。前言ったことを覆す役割。だから、「しかし」と訳される場合がある。

brighten は、「明るくなる」という意味から、「うれしい」という感情を表わします。うれしくて表情が明るくなるってことかな。


  Now I greet the day and complete the day
  「今は、一日の初めにも、そして一日の終わりにも」
  With the sun in my heart
  「心に太陽が輝いてる」
  All my worries blew away
  「心配事は全部吹き飛んだ」
  When you taught me how to say...
  「あなたが私にこう言いなって教えてくれた」


1行目はちょいと意訳になってしまいました。
I greet the day "greet"は挨拶するという意味ですが、その挨拶は言葉である必要はありません。
He greeted us with a warm smile. 彼は私たちを温かい笑顔で・・・迎えた。
あ、迎えるだったらしっくり。「私は一日を迎える。」つまり朝起きた時ってこと。
complete the day 「一日を完了する」つまり一日が終わる時ってこと。
complete は完成させる、完了する、完全にする。leにアクセント。なぜここでこの単語かというと、greetと韻を踏むためです。

with the sun in my heart 「心には太陽がある」


all の後は、複数。every の後は単数・・・(汗)

数えられない名詞にはeveryは使えません。その場合all+単数
この説明は難しいんだけど、視点の違いです。
allの場合の全体に目が行っていて、everyはそのひとつひとつに注目している。
all the stars と言えば空全体を見てたくさんみえる星すべてが、という感じ。
every star だと、空に輝くたくさんの星そのひとつひとつすべてが、という感じ。

all the things と everything の違いを感じることができますか???


blew は blow「吹く」の過去形ですね。ブリゥって言った方が近いかな。Lの発音ってけっこう強いのです。
最後の行もちょっと意訳。
そのままだと、「あなたが言い方を教えてくれた時」何の言い方かというと、Grab your coat...というコーラス以下の内容。


バースがつくと、コーラスの歌詞「道の日の当たる側を歩けばいつでもハッピーさ」は、あなたが私に教えてくれたこと、となるわけです。


(chorus)


  Grab your coat and get your hat
  「上着をひっつかんで、帽子を持って」
  Leave your worries on the doorstep
  「心配事は玄関口に放り出して」
  Just direct your feet
  「ただ足を向けよう」
  To the sunny side of the street
  「日の当たる通り側へ」


grab は、「つかむ」です。自分から能動的積極的に、おりゃっグーとつかむ感じ。

こういうのはジェスチャーを入れて説明したいところ。ちょっと乱暴な感じもある動作。
hat 発音難しいね。「へぁーっと」って言えば通じるはず。
最初に grab という単語が来ることで、この曲全体に流れるラフさ、気取らないカジュアルな雰囲気に一気に入っていく感じがする。
ものすごくいい出だし。だから grab はしっかり発音したい。


leave は「離れる」ことから、「出発する」「残す」「放っておく」「取り残す」「置いてきぼりにする」などの意味が出てきます。全部、離れることに違いはない。
忘れ物をした時にも使えますね。
I left my key in the room and locked myself out!(キーを部屋に置いたまま閉め出されちゃった)
オートロックのホテルなんかではこんなことがあるので注意です。海外旅行英会話トラブル編。

doorstep は玄関の段差のこと。日本では家の中でも段差あるけど、向こうだったら玄関出て道までのステップのことでしょう。心配事は家の中においてくんじゃなく、玄関から出たらそこいらにポイしちゃえ。

direct は方向、矢印→のイメージ。で、「方向づける」の意味。「ダイレクト」「ディレクト」どっちの発音もありです。名詞のdirectionも、「ダイレクション」「ディレクション」どっちで言う人もいる。ディレクターもダイレクターってもいうのかな?
ちなみに私はディレクト派です。ディって言う方がまっすぐその方向に向かってる感じがするんよね。個人的な語感の問題。

direct なので、to the sunny sideです。日のあたる側に向かって足を向けるんだよ。

片側はthe sunny side、もう片側(the other side)は? the shady side 日陰側。
同じ道でも、日の当たる方を歩くか日陰を歩くかで気分が違うよ、ただそれだけだよ。


  Can't you hear the pitter-pat
  「パタパタいう足音が聞こえない?」
  And that happy tune is your step
  「そのゆかい歌はキミの足音さ」
  Life can be so sweet
  「人生ってとってもステキだよ」
  On the sunny side of the street
  「日の当たるとこを歩いてりゃね」


pitter-patter で、パタパタいう音のこと。足音とか雨音とか、何かが何かを連続して打ち付ける音。patterだけでも同じ。
ここでは、前に出てきた hat と韻を踏むために pitter-pat になってます。
そのパタパタいう面白い音が、that happy tune で、それはあなたのステップの音。
your step は前の doorstep と韻を踏んでます。


life can be so sweet この can は、そうなれるんだよ、という可能性を表わします。
on the street 場所を表わす前置詞は他に in とか at とかあるけど、何かのライン上という場合は、on です。

ある程度広い範囲の中でって場合はinで、ちょうどその場所って場合はatです。
どれが正解じゃなくて、イメージの違い。
"I'm at the Yoshizuka station. It's on the JR line, next to Hakata station."
「吉塚駅にいるよ。JR線の、博多駅の次」


  I used to walk in the shade with those blues on parade
  「前は日陰を歩いて、憂鬱を引き連れていた」
  But I'm not afraid...this rover's crossed over
  「だけどもう怖くない。道のこっち側に渡ってきたから」


used to は過去のある一定期間そうだったという場合に使います。

普通の過去形だと、過去のその時点一点だけの話。
shade は日陰のこと。
shadow は、物に光が当たってできるわりと形のハッキリした影で、shadeは日の当たらない場所というもうちょっとぼんやりしたイメージ。
この詞の中では、shade と parade でうまいこと韻ふんでます。あ、afraidもですね。


blues 正しい発音は「ブルーズ」です。ブルースは憂鬱の代名詞で擬人化されることがよくあります。
on parade 行列になって、行進の列に並んで
this rover has crossed over "rover" はさ迷う人のことだそうです。このさ迷える人、つまり憂鬱を引きつれて歩いていた私のこと。
cross は道や川や部屋などの反対側向こう側へ行く、渡ること。


  If I never had a cent
  「もし1セントも持ってなくたって」
  I'd be rich as Rockefeller
  「ロックフェラーみたいにリッチになれる」
  Gold dust at my feet
  「足元は金色にキラキラ輝いてる」
  On the sunny side of the street
  「日の当たる通り側にいればね」


If I had ... I would 仮定法現在~
現在の状況がもし違っていたら(if+過去形)、こうしているだろう(would)と頭の中で想定する。
gold dust 金粉、金箔。dustは、ハウスダストのようなチリとかホコリとかでもあるけど、stardustやdiamond dustのようなキラキラふわふわしたきれいなものの場合もあります。
「足元のホコリだって金色に輝いてる」でもいいかもね。ま、とにかく足元はキンキラだってこと。


確かに日が当たれば道はキラキラひかってるよねキラキラ

それで十分、ロックフェラー並みにリッチーな気分になれるさ~

なんてノーテンキな歌~
幸せになるのに理由なんて要らない。ただ明るい方に目を向けるだけニコニコ

解説するにあたってこの曲についてネットサーフィンしてたら、この曲はJimmy McHugh作曲となっているけど、実はジャズピアニストで作曲家のFats Wallerが作ってその権利をMchughに売ったという話があるという記事に行き当たりました。
作詞は確かにDorothy Fieldsだそうです。




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「ジャズで英語♪」曲目リスト → http://aly.oops.jp/jazz.html




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