2011-07-08 19:16:11

There Will Never Be Another You

テーマ:ジャズで英語

1942年 作曲Harry Warren 作詞Mack Gordon


(verse)


  This is our last dance together,
  「これは私たちの最後のダンス」
  Tonight soon will be long ago.
  「今夜のことはすぐに思い出になる」
  And in our moment of parting,
  「そしてこの別れの瞬間に」
  This is all I want you to know...
  「これだけはあなたに判って欲しい・・・」



この曲、ミディアムから速めのミディアムで軽快に演奏されることも多いですが、
実は、別れの歌なのです。別れの間際に告げる言葉。

long agoは「昔のこと」という感じ。
want 人 to do 人に~して欲しい。
this is all 「これがすべて」
「分かって欲しいことはこれがすべて。」なので、「これだけは」としました。


(chorus)


  There will be many other nights like this
  「これからもこんな夜を過ごすことはあるでしょう」
  When I'll be standing here with someone new.
  「その時私は新しい誰かと一緒にここに立ってるかもしれない」
  There will be other songs to sing,
  「他にもうたう歌はあるし」
  Another fall, another spring.
  「また違う秋も春も巡ってくる」
  But there will never be another you.
  「だけど、あなたに代わる人は絶対にいない」


there will be ~があるでしょう
未来の予測。
未来を表わすには、will、be going to、will be doing、be doing、そして現在形も使います。
willを使う場合は、予測です。確定ではない未来。「~してるでしょう」「~してるかも」
この曲はその「予測」の感じがよく出てますね。
「こんなロマンチックな夜はこれからもたくさんあるかもしれない。新しい誰かと一緒にここに立ってるかもしれない。」てな具合。

ちなみに、現在形を未来の事柄に関して使うこと、日常ではほんとによくあります。
これは確定した未来とか、今まさにそれをやろうとしている場合など。
未来の予定の話しはbe doingです。
I am going to NY next month. 「来月ニューヨークに行くの♪」


someone new 「新しい誰か」
英語は、名詞を修飾する形容詞は名詞の前ですが、someoneとsomethingに関しては例外で、形容詞が後です。


  There will be other lips that I may kiss,
  「他の人の唇にキスをすることもあるかもしれない」
  But they won't thrill me like yours used to do.
  「でもあなたとのキスほどドキドキはしない」
  Yes, I may dream a million dreams,
  「これからもたくさんの夢を見るけれど」
  But how can they come true,
  「その夢は叶いっこない」
  If there will never, ever be another you?
  「だってあなたの代わる人は絶対にいないんだから」


直訳だと、
1行目「私がキスするかもしれない他の唇もあるでしょう」
2行目「でもその唇は、あなたの唇がかつてそうだったように私をドキドキさせることはないでしょう」
唇を主語にするあたり、英語らしい表現です。

thrillは、日本語で「スリル」って言ったら怖いイメージだけど、英語では背中がぞくぞくしたり胸がドキドキしたりすることで、怖い時意外でもよく使います。
「私はゾクゾクしてる」は、I am thrilledと受身になります。
上の文章を I を主語にすると、I won't be thrilled by other lipsとなります。この文章よりも、lipsを主語にしてS+V+O構文にする方が英語らしくてスマート。


like yours used to do
yours は、あなたの唇のこと。lipsは繰り返しを避けて省略。
used to 過去のことを表わしますが、過去の中でも一点ではなく時間の幅があります。
なので、過去において何度となくあなたの唇が私をドキドキさせた、ということになります。
doは、thrillの置き換え。
「あなたの唇が私をドキドキさせたように」


a million 100万もので「たくさんの」の意味。
how can they come true?
「その夢はどうやって叶うだろう?(いや、叶うことはない)」
if there will never ever be another you.
「別のあなたが絶対にいないとしたら」


つまり、私の夢にはかならずあなたがいるということですね。
そしてあなたはたった一人だけ。
another は、「(もうひとつ)別の」という意味です。
お店でグラスを出して「アナザー」と言えば、「おかわり」 です。
つまり、「もうひとつの同じ物」とうこと。


あなたがいなくても、季節はめぐって、人生は進んで、他の人を好きになったりもするかもしれない。

だけどあなたはたった一人。絶対に代わりはいない。



この曲は、名ピアニストTommy Flanaganの告別式の時に、

長年活動を共にした素晴らしいベーシストGeorge Mrazがソロで弾いたそうです。




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「ジャズで英語♪」曲目リスト → http://aly.oops.jp/jazz.html




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 また、歌詞の訳や解説は私個人の見解であり、その正誤性などに関しては一切の責任を負いません。


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