オールウェイズ岡山の河端です。
先日、ご遺品整理をさせていただく方のサポートで「墓じまい」
をしておりました。
その方は、昔から境内墓地と言われるお寺の墓地に先祖代々
檀家としてお世話になっていたそうです。
そして、ご主人様に先立たれ、息子様が住む東京へ移るという
ことで、墓じまいを決断されたそうです。
ところがこの「墓じまい」には多くのトラブルが存在します。
①お寺から高額な離檀(檀家を離れ遺骨を完全に持って出るということ)
を請求される。
②墓石の指定業者が存在し、指定業者以外は工事させない。また、工事
させても良いが、入山料を請求する。
etc
これは慣用になっており、昔から存在するのだそうです。(知り合いの石屋さん談)
離壇料は相場で10-20万くらい、入山料は10万円ほどとのこと。
全てのお寺さんが当てはまるわけではありませんが、一般的に
行われているのだそうです。
当たり前と言われれば当たり前なのかもしれませんが、それは本当に
良い供養になるのでしょうか?
供養の心を持たずほったらかしにされるのではなく、墓参りができなくなる
から、自分の近くにという供養の気持ちを持った方に対して、そういった
料金が発生してくるのはどうなのでしょうか。
もちろんお寺さん全てがそういったわけではなく、そういった費用を請求
しないお寺さんもたくさんあります。
難しい問題ですが、昔からその境内墓地に墓地があるからとというわけ
ではなく、残された方たちが供養の気持ちを大切にできるような環境に
なっていけばいいなと心から思っています。
また、現在トラブルになっている方がいらっしゃれば、是非頑張ってください。
トラブルになった場合は石屋さんか弁護士さんなどにそうだんされると
良いかもしれません。遺品整理サポートチームがありますので、石屋さん
などもご紹介できますので、いつでもご相談ください!
遺品整理専門 オールウェイズ岡山 河端