石けん作り 素材選びの巻 | 横浜のアロマスクール「湘南国際アカデミーのブログ」

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JAMHAハーバルセラピスト認定校、JAA法人会員アロマコーディネーター認定校です。
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こんにちは
この暑さで、家庭菜園のきゅうりが全く取れないのにがっかりのカネコです
スイカもダメなんですよね~

さて、前回に引き続き、石けん作り
今回は素材選び
選ぶオイルによって固さや泡立ちが変わってきます
ここで必要な知識はキャリアオイルの成分です{http://ucs-emoji.ameba.jp/img/user/im/imasara/4242.gif}
作りたい石けんによってオイルを選ぶ事が必要{http://ucs-emoji.ameba.jp/img/user/s0/s0111012/6908.gif}とされてきます
では、どんなオイルを選べばよいのでしょうか{http://ucs-emoji.ameba.jp/img/user/le/lenanikki/25735.gif}

洗い心地や泡立ち硬さなどの違いは、キャリアオイルに含まれている脂肪酸の特性が大きく影響すると言われています

脂肪酸は大きく分けて2つに分類されます{http://ucs-emoji.ameba.jp/img/user/ka/karetitimama/1085.gif}
飽和脂肪酸不飽和脂肪酸
飽和脂肪酸はキチンと結びあっているため、酸化しにくく、安定してます{http://ucs-emoji.ameba.jp/img/user/so/soukou/3174.gif}
ラウリン酸 石けんにシッカリと泡立ちを出す。硬く仕上げ、溶け崩れしにくい。洗浄力がある。
ココナッツオイルetc
ミリスチン酸 温水でも洗浄力があり、キメ細かい泡を立てる。ラウリン酸より溶け崩れしにくい。
ココナッツオイルetc
パルミチン酸 温水を使っても溶け崩れしない硬い石けん。泡立ちはよくないが、一度できた泡は持続する。
パームオイル、ミツロウ
ステアリン酸 溶け崩れが少ない。ただし、量が多いと硬くなりすぎて、くずれてしまう。
シアバター、ココアバターetc

不飽和脂肪酸は不安定で酸化しやすいのですが、人間の皮膚の状態、性質に近いため、アロマトリートメントや食用として使用されていますよ{http://ucs-emoji.ameba.jp/img/user/so/soukou/3174.gif}
オレイン酸 不飽和脂肪酸のなかでは安定していて、硬く仕上がるが、溶け崩れしやすい。泡立ちも少ないけど、洗浄力は高い。肌には優しい。
オリーブオイル、カメリアオイルetc
パルミトレイン酸 人の皮脂に近い成分のため肌への浸透力はbest!老化肌の皮膚の再生を助ける働きを持つ。リノール酸、リノレン酸より安定している。
マカデミアナッツオイルetc
リノール酸 皮膚の水分を保つ働きをし、さっぱりとした洗い心地。泡立ちやすいが、やわらかく、溶けやすい。酸化も早いので注意したい。
グレープシードオイル、ローズヒップオイルetc
リノレン酸 皮膚の炎症を抑える働きがある。リノール酸より酸化がはやいので痛みやすく、やわらかく、溶けやすい。
ククイナッツオイル、ローズヒップオイルetc

あなたは何のキャリアオイルを使いますか{http://ucs-emoji.ameba.jp/img/user/le/lenanikki/25735.gif}