成年後見制度普及のための市民公開講座へ参加し、行政書士生活へフェードインしていく日々。
1日(日)には藤沢カトリック教会での外国人相談会、4日(水)は神奈川県行政書士会主催の
民法研修、5日(木)6日(金)は新入会員研修、そして昨日は横浜市西区・神奈川県行政書士
会後援にて行なわれたNPO法人神奈川成年後見サポートセンター主催の「成年後見制度」
市民相談会・無料相談会へと参加し、定年月である11月に入って、確実に行政書士たる生活
に軸を移した日々を送ることになった。
横浜駅から徒歩で10分ほどかけて、会場である横浜市西区公会堂第一号会議室に辿り着く。
公会堂のホールでは地元の老人会を対象に「フラガール」の映画会が催されていて、お年寄り
が列をなしていた。
第一号会議室は2階の一室で行なわれ、10月28日付け日経新聞のインフォメーション欄に
掲載されたこともあり、川崎、横須賀などからもお見えになられていた。
NPO法人神奈川成年後見サポートセンター認定講師から、「成年後見とは何だろう」との演題
でパワーポイントを駆使した、ビジュアルで解りやすい講演が午後2時から1時間行なわれた後、
各希望者ごとに個別に無料相談を実施し、私も先輩行政書士の先生とともにその場に加わった
のだった。
ご相談内容は「現在、認知症で市内の老人ホームにいらっしゃる84歳のお母さんの、入所前に住んで
いた地方にあるマンションを処分したいと考えている」ご長女によるものですあって、「成年後見制度を
活用すべきか否か」についてであった。
1日の外国人相談会でもそうであったが、当日の相談会では時間の制約もあり、話を尽くすことは
できない。
相談された案件は、相談者も相談を受けた側も実は「相談」の時点からことの事態が始まっていく
のだ。
相談案件の質疑応答だけに終わるのでなく、相談者も相談を受けた側も相互に事態を客観視しながら、
相談案件を多角的に捉え直し、ことの本質に迫っていくことが必要だと思う。
相談案件をパターン化して、マニュアル的な回答で済ましてはならないとも思うのだ。
2回の相談会を通じてでさえ、行政書士として担うことの重さを痛感させられた。
講師は成年後見のこころを「一つの命をみんなで生きる」と紹介された。
何と重たい言葉か・・・・・・・・・・
お一人お一人が、この生きにくいといわれる時代にあって、それぞれのアポリアを抱え、
懸命に生きている様を目の辺りにする中で、行政書士としての自らのミッションを心に刻む
のでもあった。









