やっぱり、見てしまいました。
アスリートの魂
三浦知義 魂の故郷をゆく
44歳になるカズ
現役にこだわり、鍛え続ける彼の姿勢に脱帽!
はるか昔、サッカー雑誌の片隅で、
15歳の少年が、単身ブラジルにサッカー留学をしたという記事。
まだ、日本はサッカー後進国だった。
「ジャポネーズ」が「サッカーの下手な人」を意味したという。
さもありなん。
当時のJSL(日本サッカーリーグ)の試合は、ほんとにかったるかった。
観客も少なかったし、サポーターもいなかった。
試合は90分だが、半分は「中だるみ」状態だった。
素人がみても、そうだった。
だから、Jリーグが開幕した夜、私は不覚にも
感動で、おもわず涙が溢れた。
ファンだけでなく、選手たちもまた、カズを尊敬する人は多い。
ひところからすると、すっかり細くなった彼の手足。
でも背中の「11番」はなんて大きく見えることか・・・
あ、また「背中」だ。
うそをつけない、飾ることができない
だから、背中は正直に語る。
40歳をすぎて、現役を続けることには多少の疑問を感じていたが
そんな外野の声なんか吹き飛ばしてしまう。
圧倒的な存在感。
これじゃ、並みの監督やコーチでは
太刀打ちできまい。
野球などと違って、位置が固定していないサッカーだが
なんとなく、マウンド上の投手のように
「孤高」という言葉がよく似合う。
人懐こいけど、近寄りがたい。
さすが、カズです。
これからもどんな生き様を見せてくれるか
遠くから、見させていただこう。
そして、自分もまた
(ささやかながら)
人に誇れる「生き様」を
残せたらいいな・・・
そう思った。


