昨日も今日もずっとパタパタしておりまして、ペタやコメントを下さった皆さまに返事もしていないのですけれど、昨日の持ち寄りパーティーの記事をアップさせていただいてからお伺いしたいと思います。
パーティー参加者は、ラテン諸国から日本に来た人を支援する電話相談のボランティアを現在やっていたり、以前やっていた人たちで、いわば同窓会的な感じで年に一度集まっています。
昨日は午前中に鶏の胸肉1kgで唐揚げをつくり、朝からウゲゲ~っとしまして、前の日に作っておいたシコイワシのマリネと一緒に持っていきました。
唐揚げ、半分はニンニクとタマネギを擦ったものに漬け込んで、塩コショウして小麦粉と片栗粉を混ぜて揚げたもので、残りの半分はガラムマサラを入れてエスニック風味にしました。
サイズもおつまみになるように、一口サイズにカットしたので、数が多くなってしまい、ウゲゲ~だったという訳です。
シコイワシは、魚屋に売っていた6パックを買い占めまして、指で3枚におろしてから塩コショウして、オリーブオイルとお酢に漬け込みます。香り付けにローリエの葉を2枚ほどいれました。
これもシコイワシの数が半端じゃなかったので、途中でだんだん嫌になってきちゃいました。
プロの料理人ってやっぱり凄いですよね~こういう面倒くさいことを毎日やっているのですから…
いつも家で食べる時は、お酢だけに漬けて、お酢を3回くらい取り替えてお醤油で食べるのですが、昨日持って行ったのはラテン系の集まりということで、お酢にオリーブオイルとニンニクのみじん切りを加えました。
生のニンニクがピリっと辛く、好評でした。
私は自宅が会場でないにも関わらず、何故かこのパーティーの幹事になっていまして、毎年、会場を提供してくれる方と日程を決めて、主だった人たちに連絡をして…ということをしています。
でも皆さんメールアドレスを持っている人が大半なので、メールで一斉送信が出来るのでとても楽になりました。
以前は個々に出欠席の連絡をもらっていたのですが、だんだん私も手抜きをしていて、日程をお知らせするだけにしたので、当日になってみないと何人参加するのか分からないという不便さがあります。
まあ、出席する人はメールで返信してくれる人もいるので、大体の人数は把握できます。
3時頃からスタートするよ!と連絡しておいたので(ラテン時間もあるので、4時頃には皆揃います)、幹事は若干早く行って会場設営(と言っても個人のお宅なのですが)と会場提供者の料理の手伝いを。
途中、フランスパンのパリジャンを2本買っていきました。
ラテン系の方々って、お米があっても必ずパンを召しあがるんですよね~
いつも会場で私が切るのですが、そーだ、パン屋で切ってもらおう!と思い、買ったお店で頼んだら快く切ってくれました。
今度からこの手でいきます。楽でした。
2時頃に着いたのですが、さすがはいつもご自宅を提供して下さる方なので、慣れていらっしゃいます。
お宅は15畳くらいの広さのリビングダイニングと、6畳くらいの広さの部屋が2つなのですが、廊下にはすでに新聞紙が敷かれ、靴置きに、リビングダイニングを広く使えるように、入ってすぐの部屋をクロークにして荷物はリビングに持ち込まないようにする。
昨日は13人集まりましたが、去年はもっと17~8人集まったと思います。
集まったメンバーの国籍は、日本、ブラジル、メキシコ、キューバなど…。
パーティーが始まる前に料理を撮ったので、後から来た方が持ってきてくれたのが写っていません~だって私も食べたり飲んだりしゃべったりが忙しくて、写真撮るのすっかり忘れちゃったんだも~ん。
上は、会場提供者作のサラダ(ポルトガル風)、そして右も会場提供者作のバカリャウ(タラ)のグラタン、やはりポルトガル料理です。
いつも会場提供をして下さる男性(日本人)は、リスボンに10年住んでいて、その上、とても料理が上手。食器もポルトガルで使っていたものなので、とてもカラフルできれいです。
このバカリャウ(スペイン語ではバカラオといいますが)は、コロッケも又また美味しくて、本当はコロッケをリクエストしようかと思ったのですが、このグラタンもとっても美味しかったです。
私が持って行った鶏の唐揚げ(後から来る人用に全部は出していません)。右上に少し見えるのがシコイワシのマリネです。
サラダをアップで…。茹で卵、セロリ、キュウリ、パプリカ、タマネギを角切りにして、ひよこ豆など(今、スーパーで売っているサラダ用の豆)を混ぜ、ドレッシングはオリーブオイルとビネガー、そして塩コショウといたってシンプル。
シェフ曰く、このサラダにはレタスなどの葉物を使わないことだそうです。
私が着いた時には既にオーブンに入れられている状態になっていたので、レシピは分かりません。焦げ目もいい具合だし、大きいグラタン皿を持っているっていうのがとっても素晴らしい。
男性一人暮らしですよ!
これもシェフ(会場提供者)作。シェフはたこ飯と呼んでいますが、ポルトガル料理です。
スペインと隣り合った国なのですが、スペインではたこの炊きこみご飯はメニューにないと思います。
これが毎年好評で、鍋に一杯作ってくれるのですが、いつも最初になくなります。
お釜じゃなくて、鍋で炊くんですよ!この器もポルトガルのだそうです。
ということで、料理の写真が撮れているのは、会場提供者のシェフと、私が持参したものだけ(爆)
人が増える度に料理が増えるし、私はワイン飲んじゃってるから写真撮るの忘れてるし…
で、宴たけなわの様子はこちら。
さつま揚げ、ローストビーフ、イカの一夜干し、バカリャウのグラタンの右にあるのは、フリホーレス(うずら豆の煮込み)をトルティージャ(トウモロコシの粉を焼いたもの)で巻いた、メキシコの料理。
既にバカリャウが半分以下に減っております。
一番手前にあるのは、里芋を茹でて潰したものをギョウザの皮でくるんで揚げたという日本の方の創作料理。インド料理のサモサのような感じです。
皆さん、一見日本人に見える方もいらっしゃいますけれど、日系3世だったり、あちらで生まれて大人になってから日本に来たという方もいらっしゃいます。
延々と、飲み食いしゃべり、交代で洗いものをし、気づいたら10時を回っていて…一応幹事の私は皆さまを見送ってから後片付けをして、日付が変わった頃に家に戻ってきました。
勿論、お疲れですぐに爆睡。
この次はもっと皆の料理の写真を撮ろうと反省しました。