皆さんは寿命に、2種類あることを知っていますか?
まず1つ目は平均寿命。
平均寿命は皆さんも1度は聞いた事のある言葉だと思います。
簡単に説明すると、人が生まれてから死ぬまでの期間を指しています。
平均ですが、男性が約80歳、女性が約87歳です。
日本の平均寿命は世界でも1番平均年齢が高いです!!
2つ目は健康寿命!
厚生労働省では、健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義しています。
平均寿命とは違い、介護などを必要とせず、病気などがなく自分で自立して生活できる期間
のことです。
こちらも平均ですが、男性が約71歳、女性が約75歳となっています。
この健康寿命も日本が世界トップとなっているようです!
どちらの寿命も世界で1番で素晴らしいですが、ここからは平均寿命と健康寿命の差がポイントになります。
平均寿命と健康寿命の差は、平均して男性が約9歳、女性が約13歳です。
この期間は誰か他の人の力を借りないと生活ができない又は病気になる年齢となります。
いつまでも若々しく元気で生活する為には、健康寿命を延ばすようにしていくことが必要になります。
100歳を過ぎてなお現役スキーヤーだった三浦敬三さんは、生前に健康寿命を延ばすには「(1)カロリーコントロール、(2)運動、(3)前向きな考え方が不可欠」だと言っていたそうです。
この3つのことさえしっかりしていけば、健康寿命が延びる可能性はかなり高くなるということですね!
食事の面では、最近脂肪分や塩分の摂りすぎが原因の病気が急増しています。
偏った食生活になり過ぎないように日頃から心がけることが重要です!
特に運動は定期的に、そして継続することが大切です。
運動は何歳から始めても遅過ぎることはないので、出来ることから少しずつ行なうことで体力や筋力も向上していきます。
食事と運動のバランスが良くなれば、自然と精神的にも安定してきます。
病気や生活習慣病は、いきなり発症するものではなく、日々の生活の積み重ねによるものがほとんどです。
まだ若いから大丈夫などと思わずに、日々の生活習慣を見直してみてください。
いつまでも若々しく元気で過ごせるように健康寿命をどんどん延ばしていきましょう!
パーソナルトレーナー 津波古