キューのインレイ(彫り込み加工細工)について01
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キューのインレイ(彫り込み加工細工)について01。
さて、ここでキューの価格と価値を決める大きな要素であるインレイについて言及しよう。
インレイの素材についても相当の価格の差がある。各種銘木、アバロニ、マザーオブパール、金、銀、鉱石類、宝石類などの高価な素材から安価なプラスチックなどの樹脂系素材まで幅広い。但し、インレイの素材の価格の差については、一般の方々でもある程度はどんな素材が高価であるかは直ぐに見当がつくであろう。
次に、インレイの形状とその製作の難易度について。以下に述べる内容は、数多くのキューメーカーの工房を実際に訪ね、その使用している機械や作業工程を見比べた者でないとなかなか気づかない知識である。
まず、リング(輪)状の模様は、別ピースのリング加工をしたものをはめ込む形をとるだけなので、比較的容易に製作できる。また、ある連続した面の模様をインレイすることは、パンタグラフマシーンやコンピュータ制御のCNC切削機械を用いれば、比較的容易に製作できる。そのためか、最近では、コンピュータ制御のCNC切削機械を使用するメーカーが大半を占めている。しかし、別ピースによるリング加工以外のバットの素地に直に掘り込んだ、「曲線模様」や「不連続線」、または、「不連続線からなる曲線模様」、即ち、「☆∫§_∪〓~∀」のような配列の模様は、これらの機械加工でも難しく、時間をかけて手加工(ハンドメイド)する場合が多いので、当然、そのような手加工のインレイ模様を施したキューは高くなる。反対に、「リング模様」や■●などの模様は比較的容易に製作できる。つまり、安価に製作できる。即ち、インレイの難易度からいうと、下記の順序で難易度が増し、作業工程も手加工に頼らざるを得ないことから高価となる。以上はキュー製作についての専門的な知識でキューディーラー(業者)ですら知らない内容であろうが、キューの価格や価値を判断する際の重要な要素となるので、覚えておいて損はない。
リング模様→四角面模様→曲線面模様→直線模様→不連続直線模様→不連続曲線模様→曲面模様→不連続曲面模様などの難易度の高い組み合せ模様
http://www.alpha-billiard.com/
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