キューの重さ、バランス、打感(打球感)、テーパーについて05
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キューの重さ、バランス、打感(打球感)、テーパーについて05。
ところで、テーパーとは、主に、シャフトの形状を意味するが、テーパーについては、「Aテーパー」、「プロテーパー」、「フィリピンプロテーパー」など様々な「種類分け」が試(こころ)みられているようである。
但し、この種類分けは絶対的なものではなく、大枠を示している概念として把握しておけばいい。
というのは、例えば、「フィリピンプロテーパー」といっても、厳密にいうと、それぞれのフィリピンプロが、それぞれの好みのテーパーのシャフトを使用しているわけで、それを厳格に規定し、絶対的な意味での種類分けをして、「こういうテーパー以外はフィリピンプロテーパーではない」と断言することはナンセンスなのである。
例えば、Efren Reyes氏は、先角の先端の径が何mm、先角の根元の径が何mm、先角の根元からジョイント部分に向かって何インチの長さまでの径が何mm、それ以降は徐々に太くなる(この徐々に太くなるというのも使用する人それぞれに好みがあるようである)といった具合のテーパーを好むが、同じ有名フィリピンプロでも、Jose Parica氏の好むシャフトのテーパーは、Efren Reyes氏の好むシャフトのテーパーよりも太く、また、Romeo Villanueba氏の好むシャフトのテーパーは、Efren Reyes氏の好むシャフトのテーパーよりも細いという具合に(その他の有名フィリピンプロ達もそれぞれに好みのテーパーというものがあり、それらはそれぞれに異なるテーパーである)、「フィリピンプロテーパー」といってもその概念には幅があるのである。
だから、「Aテーパー」、「プロテーパー」、「フィリピンプロテーパー」など様々な「種類分け」の概念は、テーパーについての知識を整理する上での大枠の整理用の概念としては役立つが、決して、そこに何か絶対的な意味があるわけではない。
これらの「種類分け」は、個々人が「自分はどんなテーパーが好みなのか」を探るための知識として役立てればいい。
所詮(しょせん)、「Aテーパー」、「プロテーパー」、「フィリピンプロテーパー」など様々な「種類分け」を試みたとしても、学問の世界とは異なり、それらを統一して説明する世界標準の公式的見解や通説というものが存在するわけではないというのが実情だし、将来的にもそのような世界標準の公式的見解や通説というものは確立されそうもない。
というのは、そもそも、前述のように、それらを厳格に規定し、絶対的な意味での種類分けをしようとすること自体がナンセンスだからである。
これ以上、述べるとトートロジーに陥(おちい)ってしまうので、この辺で終わりにしよう。
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