道化師
Theme: Words 2011年03月06日 22時52分45秒幸せになりたいと
強く願う僕なのに
どうしてこんなにも
胸が締めつけられるのだろう
あなたが幸せならばいい
笑い顔を見ていたい
そう願っていたはずなのに
今見る君の笑顔に
心から笑えないんだ
君と僕らの関係が
今までのままであればいいと
それが変わらないと思ってた
彼の突然のメールで
僕を取り巻く景色は一変し
言葉にはあらわせないような
怒りのような悲しみのような
それでいて悔しい気持ちになった
今思えば 僕は気になってたのか
彼女を好きになっていたのかもしれない
言動や仕草の一つ一つに
胸躍らせていたのかな
いつもと変わらないように
僕の車に乗る彼と
それに合流する彼女
飯でも食べながら
馴れ初めでも聞いてみよう
そして憎まれ口の一つでも
冗談に混ぜながら 笑いながら
そう思っていたのに
まるで僕は道化師のようで
ひどく滑稽で孤独だった
いつもと変わらぬ顔ぶれで
何気ない会話を楽しんでいるようで
僕の知らない話で盛り上がり
共感しあう君達の姿に
僕はただ遠くを眺めているしかなかった
近いと思っていた距離が
こんなにも遠くて
超えられないものになってしまった
友情とかそういう言葉で語られる
今までどおりの日常は
もう来ないのだろうか
それでも道化師を演じて
次の遊びの企画を立てて
笑顔でいる自分
この気持ちをどうすることもできずに
車の中で叫んでみたりして
ぶつける先がない言葉を
持て余している











