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子どもが辛い時に辛いと弱音を吐ける相手は誰だと思いますか


子どもが悩みを相談しにくい相手は、親や担任の先生だそうです


大人でもそうであるように
いちばん近くにいる人には、なかなか弱音を吐けないものです


少し距離感のある親戚のおじさんやいとこ、塾の先生、学校の保険の先生、スクールカウンセラーの先生などに相談できるのはそのためです




また、親が立派なお父さん、立派なお母さんであろうとし、完璧な家族を求めている家庭には、子どもが弱音を吐く場がないということも考えられます


それでは、子どもの弱音、SOSをどうすればキャッチできる家庭になれるかということですが


お父さん、お母さんはお互いに弱音を吐きあっていますか?


会社の話しを絶対に家庭に持ち込まないお父さんもいるでしょう


PTAでイヤなことがあっても、夫には話さないお母さんもいるでしょう


そのような親の態度は


家庭に問題を持ち込んではいけないというメッセージを子どもに与えていることがあります


子どもが弱音を吐ける家庭であるためには


お父さんとお母さんがお手本になるのがいちばんです


例えば

家族が揃う食事の時間に最近あった出来事を話し合う


その出来事が楽しかったのか、嬉しかったのか、悲しかったのか、イライラしたのか


聴き手は

「へぇー楽しそう」

「あーそれは辛かったね、お疲れ様」

などなど・・・

と受け止め、共感してあげる


ここでは答えを出さなくてもいいと思います


受け入れてもらえた、共感してもらえたという感じが大切です



そのようなお父さん、お母さんを見ている子どもは、家族の在り方を学び、困難な時には安心して家族に相談できるようになるのではないでしょうか