PT・OT・ST・CT
ん??
なんだそれ、と思われた方にざっくりとですがご説明させて頂くと
こんな感じかな・・。
リハビリテーションを行う代表的な職種で、国家資格です。
◆PT:Physical Therapist(理学療法士)
基本動作及び下肢(脚や足)に関する担当
◆TP:Occupational Therapist(作業療法士)
日常生活動作及び上肢(腕や手)に関する担当
◆ST:Speech Therapist(言語療法士)
嚥下や言葉に関する担当
じゃあ、CTって・・?
CT:Communication Aromatherapist
コミュニケーションツールとしてアロマセラピーを使う民間療法
または、療法士(セラピスト)のこと
でも、これは私共の資料及び内容を元に講習(実技を含む)を
受けて頂いた方のみ認定させて頂いている資格です
毎年講習させて頂いている北海道の介護施設でのスタッフ様研修
こちらでは、PT・TP・STの皆様もご一緒にCTの資格取得をして頂いています。
アロマやハーブって
知識がなかったり、技術取得をしないと使いこなせない
確かに、そうです。
でも、それじゃああまりにも勿体ない。
ワタシがセラピストになった原点
昨年月の帯広での介護福祉士4支部合同研修会でも
お話しさせて頂きましたが・・
15年近く病床についていた祖父
大好きだった祖父に何もしてあげることが出来なかった幼少のワタシ
でも、記憶を辿ると、ワタシにでも出来たことがあり
ワタシの匂いフェチはじーちゃんとの記憶が原点となっていた
アロマやハーブの知識を全体像として掴みつつ
ヒトのカラダ、つまりは自分の身体の仕組みなんかも
嗅覚や感覚、皮膚の構造という観点から見直すと
あれっ?
自分で出来るのか 知らなかった 感覚も鍛えなきゃ
そんな感想を頂くように、すぐ役立つ内容がてんこもりなのデス。
「国家資格になるといいですね」
「お薬みたいになると良いですね」
アロマやアロマセラピストというお仕事にそんなお言葉を
頂戴することもありますが・・
じゃあ、今の内容では到底無理
お薬になれば、楽しむものではなく
我慢してでも取り組むものになる
家族さんや介護の現場で、障害を持つ方と共になんて
無理、ムリ、むり
ワタシが描いたものはそんな事じゃなくて
もっとシンプルなもの
国家資格者の方とお話をしていた時お聞きした
「リハビリって、させる側もする側も辛いもの」
「お互いの心を埋めたい・・」
「時間や費用を埋めることが出来る立場の支援があれば・・」
民間資格だからこそ出来ること
そのスタンスを守りながら、家族さんやボランティアさん、
職員さんや国家資格をお持ちの方でも出来ることを
お伝えできればとカリキュラムを組みました。
でも、受講生の職種は意外に様々
◆お母さん
(子供とのコミュニケーション、介護に役立てたい)
◆介護、福祉職
(キャリアアップの為に、コミュニケーションスキルとして)
◆ネイリスト、美容師さん
(アロマの良さや必要性を知り、お仕事に役立てたい)
◆ボランティアさん
活動のツールとして役立てたい
内容や資格は民間レベル
でも、民間レベルでできるこ事の中に
QOL(クオリティーオブライフ)生活の質を上げる為に出来ることが
実は沢山あるのです
何より、日々を楽しめる様になった。
運動機能だけじゃなく、感覚機能を高めようと思った。
乾燥や冷えが改善されました。
そんな嬉しい言葉を頂きます。
延べ200人を超える皆様と関わった時間の中で
気付いたこと、感じたこと、介護施設などでの取り組みの結果
見えた家族の役割・・などなど
こういうのをいずれ本にしたいと思っていますが
当分の間は、現場で自分も内容も磨いていかなきゃと思っています。
10時間という短いけれど、内容の濃い講義
でも何故だか毎回笑い声が絶えない
知識をインプットすることは大切なコト
でも、それをアウトプット出来なきゃ
「勉強したんですけどね」で終わっちゃう
是非是非、知識を実践できる強みに変えてくださいね。
北海道では、今期も12名のセラピストが資格取得となりました。
そろそろ修了書が皆さんのお手元に届いているころ。
介護施設のスタッフほぼ全員がアロマセラピストって・・
想像以上に凄い内容で、ワタシの方が驚いています
詳細のお問い合わせはお気軽に。
伊丹市内では、ボランティアメンバーの活動がどんどん
拡がっているので、次回はこれもご案内させて頂きたいと思います