MOX燃料とは一体なんぞや・・。 | 情報弱者にならないために

MOX燃料とは一体なんぞや・・。

http://www.jnfl.co.jp/business-cycle/5_kongou/kongou_03/_03_02.html



通常のウラン燃料だけで大変なのに、MOX燃料って、輸送も危険だし、燃料としても危険、燃えカスになっても危険・・。
いいことあるのですかぁ~。(人類絶滅の道具?)



ま、原子力発電の燃料とはウランなはずなのに、何故MOX燃料などと言う聞きなれない燃料を使うのか?これは例えて言うならば灯油のストーブにガソリンを混ぜて使うようなもの・・と考えればいいのか。とても危険らしい。そもそもプルトニウムは原発でウランの燃えカスの中に含まれていて、これを再処理することで精製されるらしいのだが・・プルトニウム(プルート 冥府の王)名の如くとても危険きわまりない代物です。傍にいるだけで人間が数秒で死ぬそうです。また毒性も強く角砂糖くらいの大きさ数個あれば日本人全滅させることができるとか・・。

採算を全く考えない日本の原子力事情、いったい何を考えているのでしょうか。実のところ元々プルトニウムは核兵器の材料ぐらいにしか使い道がありません。燃料にするにはプルトニウムだけでは特別な原子炉(高速増殖炉)が必要らしいのですが、これが完成するまでには長い年月が掛かるとか・・今ある原発で使えるようにするためにウランにプルトニウムを混ぜて使うらしいのですが、節約できるウランの量は え、10%程度? 
いずれ ウランも枯渇してしまう資源(石油と大して変わらないデス)なので少しでも節約しようとする気持ちは分りますが、現実にですね~。原子力発電は非常にマズイです。だって原発が廃炉になった後どうします?解体できないんですよ、原発って・・放射能はまるで呪いが掛けられたホラー映画の如く、関わった素材全てが放射能汚染されてそれが消える(安全になるまで)の期間がメッチャ長いんです。使い終わった燃料の燃えカスや廃炉を管理するためにどれだけのエネルギーを消費するかを考えれば、全く採算があいません。私たちの子孫に負の資産を大量に残します。


MOX燃料--ウィキペディア(Wikipedia)
MOX燃料(モックスねんりょう)とは混合酸化物燃料の略称であり、使用済み燃料中に含まれるプルトニウムを再処理により取り出し、二酸化プルトニウム(PuO2)と二酸化ウラン(UO2)とを混ぜたものである。  高速増殖炉の燃料として主として用いられるが、既存の軽水炉の燃料ペレットと同一の形態に加工し、核設計を行い適正な位置に配置することによって軽水炉のウラン燃料の代替として用いることできる。これをプルサーマル利用と呼ぶ。
MOXとは(Mixed OXide)の頭文字を採ったものである。



プルサーマルの危険性を警告する
http://www.kakujoho.net/mox/mox99l_s.html
MOX燃料を使用すると、日本の公衆に対するリスクが大幅に増大することをはっきりと示している。炉心の4分の1にMOXを装荷した場合、ウランだけの炉心の場合と比べ、重大事故から生じる潜在的ガン死は、42~122%*、急性死は10~98%*高くなる。(数値の幅は、アクチニドの放出割合の取り方による。)炉心全部をMOXとした場合、潜在ガン死の数は、161~386%*、急性死の数は、60~480%*高くなる。炉心に占めるMOXの割合と、放出されるアクチニドの割合により、原子力発電所の半径110キロメートル以内の地域で、何千、何万という数の潜在的ガン死が余分にもたらされることになる。この距離は、計算上の便宜のために選ばれたものであり、この地域の外でも影響が生じることはいうまでもない。



mox_transport_090220.pdf
http://www.jca.apc.org/mihama/stop_pu/mox_transport_090220.pdf
しかし、そのMOX燃料には、輸送中に臨界事故を起こす危険性のあることが新たに浮上している。
2007年10月の輸送に関する国際シンポジウムPATRAM2007 でのファリントン氏の論文でそのことが提起された。日本の事業者は急遽試験と解析をやり直したが、そのことによって逆に、それまでのすでに承認を得ている解析の前提に重大な欠陥のあることが明るみにでた。
ところが、事業者は以前の申請書の解析をやり直すこともなく、結論だけを書いたきわめておざなりな「報告書」を提出しただけである。国土交通省はそれでよしとしてスケジュールを優先させようとしている。
しかしまだ肝心な問題が残っており、臨界事故の疑義は払拭されていない。事業者が意図的に低い数値を出しているかも知れないが、国土交通省はそのクロスチェックをせず、ただ事業者のいうことを認めるだけである。クロスチェックまでいかなくても、ファリントンが提起している数値に比べて、日本の事業者の数値がなぜ低いのかに疑問をもつべきだ。ところが、ファリントンがどのような前提で計算したのか、MOX燃料の富化度や同位体組成をどう採って計算したのかさえ国土交通省は把握していないという。これでは、日本の事業者が出した計算結果との比較ができない。結局、ファリントンが提起した臨界事故の危険性について、そのようなことが起こらないということが具体的に示されたとは言えないのである。



プルサーマル発電は必要か
http://hp.vector.co.jp/authors/VA018633/mna015.htm
ヨーロッパなどで原子力発電が廃止されて行く中、なぜプルサーマルが必要なのだろうか。
ひとつは、プルトニュウムが大量にあるからである。ウランを使用すると出てくるプルトニュウムは核のごみである。核廃棄物として保存しなければならないが、使用すればその分コストが削減できる。
また、原子力発電所に掛かった費用を回収し利益を増やすためには、永く使用することが必要となる。
最大の問題が、それに替わる発電ができないことである。なぜ、できないかというと、その研究が海外に比べ遅れていることと、それに関する費用が掛かるためである。
以上の理由を見ると、すべてが電力会社の利益優先主義によるものだと解る。日本の仕組みは民主主義とは異なり、お金を持っている人間が優先されるようになっている。お金があれば、国会議員を買収し、思い通りにできることはKSD問題を語るまでもなく、国民周知の事実である。
原子力発電大国のドイツが原子力を遠ざけ、自然エネルギー利用に切り替えるには国の英断が必要だった。電力買取法では、誰が発電した電力であっても、電力会社は買い取らなければならない。現在は改正され、買い取った電力を全国の電力会社で均等割りで支払うようになっている。もちろん、その費用は消費者に跳ね返るが、ひとつの家庭でひと月数十円だという。
その発電の主となるのは風力発電である。地域によっては電力の半分を風力発電で賄っているという。日本でも風力発電が研究されているが、電力会社に買取義務がないため、実用として受け入れられる体制になっていない。
プルサーマルが必要な理由、それは電力会社の利益のためである。国民の危険性は完全に無視されているのだ。



MOX燃料:輸送船が静岡・御前崎の中電ふ頭に着岸 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/science/news/20090518k0000e040046000c.html
MOX燃料:輸送船が静岡・御前崎の中電ふ頭に着岸

 フランスで製造された「プルサーマル発電」用のMOX(ウランとプルトニウムの混合酸化物)燃料を積んだ輸送船が18日午前、静岡県御前崎市の御前崎港中部電力専用ふ頭に着いた。約5キロ離れた同市内の浜岡原発に運び入れる準備が始まり、横断幕を掲げた地元の市民団体のメンバー数十人が「プルサーマルやめろ」と陸揚げに抗議した。市民団体によると、輸送船は午前6時過ぎに港内に入り、同6時半ごろ着岸したという。
....




人気ブログランキングへ
ブログランキング ブログセンター




ブログ意見集 by Good↑or Bad↓ プルサーマルのMOX燃料は?



STOP!プルサーマル、佐賀県玄海原発3号機のプルサーマル計画の中止を求める署名


==追記==

関連ブログ

六ヶ所村に行ってきました!!

インフルエンザより怖いと思いますーMOX燃料

MOX in Japan

MOX燃料到着


==更に追記 2009.05.24==

危険いっぱいのプルサーマルはいらない|★がんばってます!吉原まゆみ★

怒りのハイビスカス~玄海町にM OX上陸!|山下明子の幸せの黄色いニュース

日本の原発|僕らは星のかけら






プルトニウム発電の恐怖―プルサーマルの危険なウソ/小林 圭二

¥1,680
Amazon.co.jp



電動アシスト自転車セレクトショップ【ダイシャリン自転車家.com】