9月26日(土)の報告です。
今回で現場入りは最終です。
アルマとして、出来ることをお約束したので、それだけは出来る限り、キッチリ終わらせたい。
この日も多くの方がボランティアで集まってくださいました。

まずは先週出せなかったゴミの山
これをゴミ処理センターに搬出しないといけません。
トラック4台あるので、今回は、それぞれのトラック1回+αで、何とかなりそうです。



それなのに・・・ 家主がいません
前回も、市川市在住の本人のゴミか確認が必要だから、本人を車に同乗させないとゴミの引き受けが出来ません!とゴミ処理センターからキツク言われて足止めを食らい、全部のゴミを出す時間がなかった・・・。
そういえば前回も飼い犬を病院に連れていくとか言って不在で、2時くらいに現場に戻ってきた多頭飼育現場の飼い主さん・・・ 
この現場の発信人のTさんに「必ず飼い主にいてもらってくださいね」と念押ししていたのに、忘れられていたようです。
前日も深夜まで猫たちの病院搬送でお疲れでしたでしょうから、仕方ありませんが・・・
この張り紙1枚でいない飼い主には、正直あきれました。


Tさんのご主人が来てくださっていたので、Tさんに連絡&飼い主に連絡していただくように頼む。
これだけのボランティアさんが集まっていて、ゴミ出し出来なかったら今日の作業は中止になります。
それだけは避けたいから、さらに市川市在住の人がいないか探す・・・
アパートの隣の部屋の改装工事をしている業者さんに、大家さんの連絡先をお聞きして、仕方ないので飼い主さんが会いたくないであろう大家さんに現場まで来ていただきました。

この時点でもう怒り心頭・・・な私ですが、さらに現場にいた多くのスタッフの怒りを買う事態が後に起こるのです。
アーミンさん(柴田亜美先生)が適格に書き残してくださっているので、それをリンクさせていただきます。


大家さんご夫婦が現場に来てくださって、ご主人が2回、ゴミ処理センターの往復に立ち会ってくださいました。
大家さんも被害者です。
でも私たちにありがとうございますと何度も頭を下げておられた。
奥様はこの惨状に泣いておられた。もうこの部屋は誰にも貸せないと・・・。
部屋の全てにゴミ・糞尿の臭いが染みついて、建具も腐り、壁も天井も汚れて、全部取り壊して作り直すことにどれだけの費用がかかるのか・・。
損害賠償を請求しても、飼い主に支払える能力はありません。

もう取り壊すか使えない部屋なら、掃除までしなくても・・・という声もありましたが、まだ室内には使えない家具や電化製品の残置物もあり、とにかく大きな箱物は、サンダー(電気のこぎり)など使って細かくして、出来る限りゴミ処理に出して、各部屋の床に残っていた糞尿や壁の汚れも出来る限り掃除しました。



この部屋には譲渡待ちの猫たちがいます。




2階の一部屋もゴミ搬出の後に再度掃除をしなおしました。


私たちもボランティアで出来る限りのゴミ処理をするので、大家さんに、残っている猫たちのためにも10月15日まではここに置かせてくださいと再度、お願いしてきました。

戻ってきた飼い主さんはその後、気分が悪いと部屋に引きこもり。
掃除を手伝うでもなく、この1週間の間に掃除した形跡もない。
でも、もう私たちはこれが最後なので、もういいか・・・
とりあえず、この日連れていく猫たちの選定に立ち会っていただかないといけないので声をかけて、それぞれの猫の性格など再確認しました。

その上で、以下、7頭の引取りをしました。




最初この現場のことをお聞きした時は、飼い主さんだって、この子たちの命を守るために一生懸命努力してきた、だから飼い主を責めることはやめよう、立ち直れる機会かもしれない・・・そう思って、あの壮絶なゴミ処理をやってきましたが、私たちの気持ちは結局届くことはなかった。

この現場の発信人のTさんにも、猫たちだけレスキューすることを考えて、飼い主さんのその後の身の振り方まで心配する必要はない、と何度も話をしましたが、優しいTさんはそれでもきっと手を差し延べてしまうでしょう。
ゴミの問題が片付いたら、最初は犬1頭+猫2頭だけ手元に残して、猫21頭は飼育放棄すると言っていた飼い主さんも、欲が出たのか、犬1頭+猫5頭を手放したくないと言い出した。
その犬猫連れて、どこに行くのでしょう。
退去期限が迫ったらTさんに泣きついて、新しい部屋を借りる段取り、してもらうんですよね。
身一つで実家に帰りなさい。
ここまでTさんにお世話になって、他人に頭を下げさせておいて、普通の神経なら、全頭飼育放棄して、それでもなお、どうしても残る子がいたら、その場合は面倒を見る、というふうに考えないと、この先もきっとまた誰かに迷惑をかけ続けるのでしょう。

この老猫もスタッフが引き取って面倒見ると言ってくれたけれど、手放さないという。


飼い主さんにこの子たちを養える能力があるなら、何も言いません。
でもそれが出来ないから、何の親交もなかったTさんを頼り、助けを求めた。
みんな犬猫が好きだから、この子たちの命だけは守ろうと動いている。

現場に残っている猫15頭のうち1頭(キジ白♀にゃおみ)は、この26日にお手伝いに来てくださっていたMさんが預かってくださることになり、昨日移動しました。
現場には、残り猫14頭+犬1頭です。
里親希望のお声もあるとのことですので、これから譲渡になる子もあるかと思います。
残っている子を整理して、また改めてお知らせします。


9月26日(土)お手伝いくださった方
メグさん、きゃんママさん、アーミンさん、keikoさん、けいせつさん、フアロンママさんchikoさん、はちべぇさん、ティアハイムボランティアのケンゾーさん、LEIさん、プッチさん、カワリエさん、ポメ♀メイ里親O様、一般から前回も来てくださったY様、トラック持込のガテン様、M様、Tさんご主人、ばろんさん、私、総勢19名でした。
ガテン様、ご寄付10,000円、ありがとうございました。
今回の現場の猫たちのために使わせていただきます。


9月26日のゴミ処理
ゴミ処理 1140キロ
ゴミ処理代 24,624円
ペットボトル処理代 3,240円(9/24)
レンタカー代は別途


この3週連続のゴミ処理は、
合計 ゴミ 5,340キロ ゴミ処理代 120.744円
レンタカー代金 合計 29,011円
その他、駐車場代、ゴミ袋、清掃具の購入など別途経費あり
全ての合計は16万円ほどになるかと思います。
今回の費用は一般社団法人アルマにて、一時的に負担しております。

現場には処分できなかった家電と若干の家具類が残っていますが、それはTさん&飼い主さんに処分していただくようにお願いしました。
飼い主さん、どうか退去の際は、部屋はボロボロでも、せめて自分の手荷物やゴミ、一つ残らずに処分して、ちゃんとしてくださいね。


こういった現場の問題は難しいですね。
飼い主が夜逃げでもして、動物だけ残されていたほうが、もっと話が早い。
飼い主の意識が変わらなければ、私たちのやった壮絶なゴミ処理も、結局、大家さんと地域住民のためにはなったけれど、飼い主には届かなかった。
多くのスタッフをこんな現場に巻き込んでしまって、申し訳ない気持ちですが、みなさん、一生に一度くらいしか経験しないゴミ処理だといって頑張ってくださいました。
本当にありがとうございましたm(__)m

これ以上、現場のことを書くと毒舌になってしまいますので、今日はこのへんで・・・
引き取った猫たちは、事務局のゲージで気持ちよさそうに寝ています。
順次、里親募集しますので、どうぞよろしくお願い致します。