2012-02-01 10:00:00
posted by allsports-photocreate
人一倍頑張って一人前
テーマ:お客様の感動の声
由紀恵さんは子供の頃からぜんそくで、
大人になっても運動とかけ離れた生活をしていた。
そんな彼女が昨年、下関海響フルマラソンに出場した。

「そもそものきっかけは、
知的発達障害者の子供たちが挑戦した2kmのファンランでした。
私はスペシャルオリンピックス日本という
NPO法人で働いているのですが、子供たちが走るにあたって
大人の引率が必要で、一緒に走りたいと思ったんです」
ジョギングを始めたとき、
すぐ肺が苦しくなり、50mも走れなかった。
しかし、子供たちがやるのだから弱音は吐けない。
その気持ちだけで練習に打ち込み、見事ファンランを走り切った。
これが自信となって、フルマラソンを走りたいという目標ができたのだ。
しかも、この練習によって肺が強くなったためか、
なんと>ぜんそくが感じられない状態にまでなっており、
それがまた彼女の背中を後押しした。
だがトレーニングを始めると、
今まで本格的な運動をしてこなかったために、故障が発生する。
「私は“人一倍頑張って一人前”だと思っているんです。
無理した結果、膝、アキレス腱、右足の甲をケガして、走れない日が続きました」
そんな時間を支えてくれたのが仲間たちだった。
「ランニング好きが集まるサイトがあるんですが、
そこで自分のブログを作って、書いていくうちに仲間ができたんです。
一緒に練習したり、コメント欄でアドバイスを
いただいたりして勇気づけられました」
そして下関海響マラソン当日がやって来た。
「最も心配だったのが関門でした。
腕にテープを巻き、そこに10カ所ある関門の
制限時間を書いて意識するようにしました」
スタートして10km過ぎ、由紀恵さんにアクシデントが襲う。
股関節が痛み出したのだ。
「痛み止めを飲んで対応しました。
沿道で仲間や職場の人たちが応援してくれるので、
棄権なんて考えもしませんでしたね。
頑張ろうってそれだけです」
由紀恵さんは、当初思い描いていたよりも
順調なペースで関門を突破した。
「走っているといろんな人たちが声をかけてくれるので、
力が出るんですよね。でも、30kmを過ぎると本当にきつかったです。
いつゴールに着くんだろうって感じでした」
スタミナが限界に達する中、ついにゴールの瞬間が訪れる。
角を曲がるとゲートが現れた。
「仲間たちが先回りして待っていたんです。
すごく感動的でした。ゴールしたときは自然と涙が出ていました」

“人一倍頑張って一人前”。
そんな努力が実を結んだ結果だった。
「みんなの支えがなかったらマラソンなんて無理でした」
そんな謙虚な姿勢だからこそ、周囲の人々も応援したくなるのだろう。
由紀恵さんのマラソン人生は、今ついに始まった!
(文責:スポーツライター金子塾 滝沢)
大人になっても運動とかけ離れた生活をしていた。
そんな彼女が昨年、下関海響フルマラソンに出場した。

「そもそものきっかけは、
知的発達障害者の子供たちが挑戦した2kmのファンランでした。
私はスペシャルオリンピックス日本という
NPO法人で働いているのですが、子供たちが走るにあたって
大人の引率が必要で、一緒に走りたいと思ったんです」
ジョギングを始めたとき、
すぐ肺が苦しくなり、50mも走れなかった。
しかし、子供たちがやるのだから弱音は吐けない。
その気持ちだけで練習に打ち込み、見事ファンランを走り切った。
これが自信となって、フルマラソンを走りたいという目標ができたのだ。
しかも、この練習によって肺が強くなったためか、
なんと>ぜんそくが感じられない状態にまでなっており、
それがまた彼女の背中を後押しした。
だがトレーニングを始めると、
今まで本格的な運動をしてこなかったために、故障が発生する。
「私は“人一倍頑張って一人前”だと思っているんです。
無理した結果、膝、アキレス腱、右足の甲をケガして、走れない日が続きました」
そんな時間を支えてくれたのが仲間たちだった。
「ランニング好きが集まるサイトがあるんですが、
そこで自分のブログを作って、書いていくうちに仲間ができたんです。
一緒に練習したり、コメント欄でアドバイスを
いただいたりして勇気づけられました」
そして下関海響マラソン当日がやって来た。
「最も心配だったのが関門でした。
腕にテープを巻き、そこに10カ所ある関門の
制限時間を書いて意識するようにしました」
スタートして10km過ぎ、由紀恵さんにアクシデントが襲う。
股関節が痛み出したのだ。
「痛み止めを飲んで対応しました。
沿道で仲間や職場の人たちが応援してくれるので、
棄権なんて考えもしませんでしたね。
頑張ろうってそれだけです」
由紀恵さんは、当初思い描いていたよりも
順調なペースで関門を突破した。
「走っているといろんな人たちが声をかけてくれるので、
力が出るんですよね。でも、30kmを過ぎると本当にきつかったです。
いつゴールに着くんだろうって感じでした」
スタミナが限界に達する中、ついにゴールの瞬間が訪れる。
角を曲がるとゲートが現れた。
「仲間たちが先回りして待っていたんです。
すごく感動的でした。ゴールしたときは自然と涙が出ていました」

“人一倍頑張って一人前”。
そんな努力が実を結んだ結果だった。
「みんなの支えがなかったらマラソンなんて無理でした」
そんな謙虚な姿勢だからこそ、周囲の人々も応援したくなるのだろう。
由紀恵さんのマラソン人生は、今ついに始まった!
(文責:スポーツライター金子塾 滝沢)







