2012-03-28 10:00:00 posted by allsports-photocreate

悔しさだけが残ったロードサイクル

テーマ:お客様の感動の声
岡研一さんは30歳のときに大病を患い、
リハビリの一環として自転車を始めた。

最初は一般用の折りたたみ式に乗っていたが、
ウォーキングよりも長い距離を走れるというのが楽しくて、
どんどんのめり込むようになった。


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「それからロードレーサーがほしくなって買いましたね。
自分で修理したり、いじるのがおもしろいなと思いました。
走る距離もさらに伸びて、
60km、80kmというサイクリングが可能になりました



そんな自転車ライフを送っていれば
レースに出たいと思うのは当然の成り行き。

岡さんは一昨年、『ツール・ド・ちば』に参加した。
この大会はスピード競技というより、
交通法規を守りながら完走を目指すというもの。
初心者にはピッタリだった。

「1日目だけの参加でしたが、のんびりした快適なイベントでした。
風景を見ながら走るのも良いのですが、
そうしたら競技志向のものにも参加したくなりますよね



そんな思いから岡さんは昨年11月、
『セオサイクル サイクルフェスティバル』に出場した。
下総フレンドリーパークを周回するレースで、真剣勝負そのもの

「大会にはいろんなクラスがあって、
僕は7周するカテゴリーにエントリーしました。
目標はリタイアしないこと。
だけど、思っていた以上に他の人のレベルが高くてビックリしましたね」


スタートから実力のある人たちは前の集団でレースを進め、
岡さんは中団グループを追走した。

「団子状態になって進んでいくんですよね。
誰か一人が先頭を走るというのではなく、
暗黙の了解で順位は常に変わっていくんです。
空気抵抗があるから。
人の後ろにいると本当にスムーズに走ることができるんですよ。
こんな経験初めてでした


だけど岡さんはついて行くのがやっとで、
みんなのように先頭に立って集団を引っ張ることができなかった。

そのとき。
突然、岡さんの横の選手が転倒した。
ハンドルが左右に動いてしまい、他の人に接触したのだ。
それに巻き込まれて、何人もが横転する。
岡さんは倒れはしなかったが、コースを外れてしまった。

「木が生い茂ったところに突っ込んでしまい、
そのとき枝がヘルメットとサングラスの間に入って、
まぶたを切ってしまったんですよね。
出血して視界が悪くなってしまいました」

すぐにコースに戻ったが、
張り詰めていた緊張が切れて、力が出なくなってしまった。

「だけど完走はしようと思いましたね」

その言葉どおり、片目が塞がりながらも何とかゴールした。
だけど悔しくてたまらなかった。


ケガでベストを尽くせなかったというのもあったが、
そもそも基礎体力で負けていると感じたからだ。

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「みんな筋肉が引き締まっていました。
それに比べて僕はたるんだ体。
今まで土日しか練習していませんでしたが、
平日も時間を見つけてトレーニングしないと駄目ですね」


次は納得いくレースをするために、
岡さんは今、肉体改造に努めている。

(文責:スポーツライター金子塾 滝沢)
2012-03-21 10:00:00 posted by allsports-photocreate

順位より大切なもの

テーマ:お客様の感動の声
親御さんたちの予想に反して、
向原幼稚園は堂々とした戦いぶりで予選リーグを突破した。

1月14日に川崎市のとどろきアリーナで行われた
第10回BSC幼稚園ドッジボール大会。

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獅子奮迅の活躍で、
チームを決勝トーナメントへと導いたのが中根慶一朗君だ。

「私も含め親たちは、誰一人として
決勝トーナメントまで勝ち残るなんて思っていなくて・・・。
1回でも勝てればいいねって、言っていたんですよ」


慶一朗君の母親、由紀子さんは
試合の日を振り返り、嬉しそうに話す。

「でも今考えてみると、かなり練習をしてきたので、
子どもたちの努力に対するご褒美を貰えたのかなとも感じています」


その言葉通り、“チーム向原”の練習量は特筆に値する。
大会出場が決まった昨年の秋頃から毎週2回、
水曜と土曜に2時間ずつ、
本番直前まで特訓を積み重ねたのである。

「先生が毎回熱心に指導してくれたおかげで、
始めた頃と比べると子どもたちは見違えるほど上手になりました。
慶一朗も練習の日を毎回、楽しみにしていました」


慶一朗君たちがベスト8まで進出できた裏には、
ひた向きな努力という確かな拠り所が存在していたのである。

「でも、ね・・・」
由紀子さんは、慎重に言葉を選びながら話を続けた。

一番感謝したいのは、
まとめ役を務めてくれた親御さんたち
です。
毎週2回、2時間の練習を設定してくれたり、
毎回連絡を回してくれたり・・・。
みなさんの努力があったから、ベスト8まで進めたんです


そんな親御さんたちの思いに応え、
向原幼稚園の子どもたちは必死にボールに食らいつき、
夢中でボールを投げた。


慶一朗君も大柄な体格を活かし、最後まで勇敢に闘い続けた。

コートサイドから声援を送っていた由紀子さんは、
真剣勝負の中、我が子の表情が強く印象に残っているという。

「試合中、慶一朗は相手チームの子と仲良さそうに話をしているんです。
会話の内容は聞こえないけど、すごく楽しそうにしていて・・・。
見ている私まで、楽しくなっちゃいました


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毎回の練習を含め、
慶一朗君のドッジボール生活を支えた由紀子さん。
彼女にとって最も嬉しかったのは、
チームがベスト8まで勝ち進んだことよりも、
可愛い6歳の息子が最後まで楽しそうな表情で
ドッジボールに取り組んでいた
こと
なのかもしれない。

(文責:スポーツライター金子塾 三浦)
2012-03-14 10:00:00 posted by allsports-photocreate

着ぐるみで初マラソン!

テーマ:お客様の感動の声
“やったことのないことをやってみたい”

これが石田さんの信念だ。
それゆえに、フルマラソンに挑戦しようという意欲を持った。

“だけど人と同じじゃつまらない”
そんな発想をするのも、また彼女のオリジナリティでもある。

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『奈良マラソン2011』は石田さんの初マラソンとなった。
しかも着ぐるみを着ながらという、ビギナーには無謀とも言えるチャレンジだ。

「せっかく市をあげてのお祭りなのだから、
楽しもうという気持ちはありました。
だから、着ぐるみで参加しようと思ったんですが、
そんな人が棄権したらものすごくかっこ悪いじゃないですか。
本番で失笑されないように、練習は一生懸命やりましたよ」


とはいっても、普段から着ぐるみで練習することはできない。
これは当日、友人、知人、沿道の人たちを楽しませるための
サプライズとして取っておかなくてはならないのだ。

「当日、会場まで持って行くときは、頭の部分はバックに入らないので、
別の大きい袋に入れて運びました。
控え室でパンダに変身したら、その途端、まわりから
『かわいい』って声が聞こえてきて、モチベーションが上がりましたね」


着替えが終わると、控え室からスタートラインまでは歩いて移動した。

「このときは違和感もなかったし、十分いけると思いましたね。
だけど、スタートしたら走りづらいのなんのって。
足同士がぶつかるし、頭は重いし、これはしんどいと感じました」

万が一、着ぐるみを脱ぎたくなっても良いように、
インナーには通常のランニングウェアを着込んでおいた。
必要とあれば“脱皮”もやむなしと石田さんはあらかじめ考えていたのだ。


着ぐるみ姿は道中でも人気だった。
沿道の人たちや同じランナーからもたくさん声をかけてもらった。

「友人と2人で同じパンダの格好をして併走していたので
『双子や~』とか『カンカンとランランみたい』って
応援の人たちからは言われました。
ランナーからは『しんどくないか』『頑張れよ』
励ましの言葉をいただきました。
皆さんのおかげでずっと笑顔で走ることができました



ゴールはもちろん2人並んで仲良く
まわりからは拍手がわき起こった。

「練習してきたおかげで膝が痛くなることもなく、
無事走り切ることができてうれしかったです。
いや、ホッとしたというのが正直なところでしたね。
顔は笑っていても心のどこかで、棄権したらあかんと緊張していたので


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これで完走したとなると、
次回も着ぐるみランナーとしての参加となりそうだ。

「パンダかどうかは分かりませんけどね」

石田さんはチャレンジ精神溢れる性格の持ち主
もしかしたら新しいアイディアで、
また『奈良マラソン』を盛り上げてくれるかも知れない。

(文責:スポーツライター金子塾 滝沢)

2012-03-07 10:00:00 posted by allsports-photocreate

一家団欒の秘訣

テーマ:お客様の感動の声
中学校3年生の青木優真君がテニスを始めたのは小学校3年生の頃
と言っても、テニスに強い興味を持っていたという理由からではない。
むしろ、大好きなお母さんと一緒にいたかったというのが本当のところだ。

「その当時、私はテニススクールに通っていたんです。
息子を家に置いていくわけにはいかないので
連れて行ったらコーチが遊んでくれて。
それで私と一緒にテニスを習うようになりました」


母親の美智子さんは、その頃のことを思い出しながら言う。

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4年後、大阪の常翔啓光学園中等部に入学した優真君は、
経験者ということもあり、迷うことなくテニス部に入部した。
入部当初から期待されていた彼は中学校1年生の時、
初めて出場した大会でテニスにのめり込む劇的な体験をする。

「部の中で一番仲が良い子と組んで出場した大会で準優勝したんです。
勝つ喜びと負ける悔しさの両方を知って、
もっとうまくなりたい気持ちが強くなりました
ね」


その日を境に、優真君の生活はテニス一色になった。
テレビでテニスの放送があれば必ず録画し、
世界ランク1位のジョコビッチ選手に憧れ、休みの日も練習に励んだという。


昨年の11月13日に行われた
“第13回大阪私立中学校テニス大会”は、
3年生になってキャプテンに就任した彼にとって中学生最後の大会。

結果は思うようにはならず、3回戦進出までとなったが、
スタンドで観戦した美智子さんは、必死にボールに食らいつく
我が子のプレーを見て胸がいっぱいになった
という。

「小学生の時にはルールも全然わからなかった子が、
ここまでできるようになったんだなぁって感動しました」


試合を見に行く時は写真を撮らず、
成長した息子のプレーを直に目に焼き付けている美智子さん。
彼女には、後に息子の奮闘を確認するための武器がある。
それは、フォトクリエイトのHPである。

「いつもカッコよく撮ってくれるのが嬉しいらしくて、
優真は自分の試合の写真を集めてアルバムを作っているんですよ。
私が撮ってもブレて、キチンと撮れませんから」


最近では父親の隆弥さんがテニスに夢中になっていることもあり、
青木家ではテニスの話題で盛り上がる機会も増えて来たらしい。

「やっぱり男同士がいいんですかね。
二人でお風呂に入った時なんか、ずっとテニスの写真について話してますよ


1枚の写真・・・。“たかが写真”かも知れない。
しかしながら、1枚の写真が取り持つ一家団欒も
間違いなく存在している
のである。

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高校に進学してからもテニス部に入部するという優真君。
彼がテニスを続ける限り、アルバムのページは増え続ける。
そして、青木家の食卓にテニスの話題は上り続ける。

(文責:スポーツライター金子塾 三浦)

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