水曜日。
0~3。バイト。
3ー4。6000。
4~8。バイト。
8ー9。12000。
9ー10。18000。
10ー11。24000。
11ー12。30000。
12ー13。36000。
13ー14。42000。
14ー15。48000。
15ー16。54000。
16-17。60000。
17ー18。66000。
18ー19。72000。
19ー20。78000。
20ー21。84000。
21ー22。90000。
22~。畳み。掃除。風呂。それが終わったら執筆に戻る。
日々の執筆にまつわる色々。
一日中ずっと、SGウォッチのストップウォッチを回し続け、そして百文字毎に一カウントする。
タイマーで残りの勤務時間を計測。
一時間毎に六千文字の積み立てが出来ているかの確認。一時間毎に文字数と現在時刻を記入。
数時間単位のタイマーで、自作執筆、返信、書き写しなどを管理する。
執筆中の禁止項目。破る度に×をつける。
一週間の文字数を合計して計測する。
お金について整理する。
自作本編を進める度に、書いた文字数と日付を記録する。
執筆中の禁止項目。
飲み物を飲まない。×。×。
食べ物を食べない。×。
××しない。
漫画を読まない。×。×。×。×。
ネット検索をしない。×。
ネットサーフィンをしない。×。
寝ない。
お金を使わない。
考えない。
今日は自作を6000文字書けたか?
今日は自作を12000文字書けたか?
今日は文字数を30000字書けたか?
今日は文字数を40000字書けたか?
今日は文字数を50000字書けたか?
今日は文字数を60000字書けたか?
今日の計画と実際。
三日間の戦い。大事なものを取り戻す。
百人の階層を持つ組織。トップを操るランクが一番下の少年。神殺しを目的とする。
溜めて急加速して回転しながら貫く、ジェット機のような、いわゆる決め技のあるロボット。
お茶目な触手。
ノック→背後。
知性ある生物。
脳にあたる部位はなく、考える器官は触手内部に出現する。
これまでの生態系を著しく逸脱する生態を有するために、宇宙人なのではないかと言われていたが……。
遺伝子ラボ。
人類権→世界に影響を与える範囲制限を解く権限。
魂の性質が死。
死ぬべき世界。
病気。
《全体》。世界の集合。
俺は《全体》に恋しちゃってんだよ。
一目惚れしてんだよ。
どうしても嫌いになれない。医者のお前も、母体としての《全体》も。
たとえ、切り捨てられるべき病気扱いをされているとしてもな。
好きな奴が、母親みたいな存在が、長生きして欲しいっていうのは、子供の当然の欲求だろう。
息子にはマザコンが多いって聞くが――俺もそのご多分に漏れなかったってことのようだぜ。
あなたの世界を切り捨てず、世界を救うには、一京~、その内、今回以上の規模、複数の世界の滅亡が絡むケースも一億以上
それでも俺はやる。
男の子だからな――それくらいの格好は、つけないといけないだろ。
たとえ、絶望しても、悔やんでも、それでも俺は――前に進むよ。
倒れたってその身体を引きずって進めばいいし、殺されたらまた生き返ればいいだけの話だろ。
そんな想定は、誰が考えついたって誰もしない類のものよ。
本気で言っているの?
俺は本気だ。俺はやる。
正しさなんて、きっとどこにもない。
私には何もわからないし、何もできない。
だけれど、手を握って、肌の温度で、あなたを温めるくらいはできる。
「『さよなら』がある作品って、切ないよね」
繰り返す世界で、君を救うためにシステムに打ち勝つ。
ぼくだけのあのコ。じゅんあいへん。りょうじょくへん。