Uzakさんの解釈第6弾です! 俺の返信も含む。 | 墜落症候群

墜落症候群

墜ちていくというのは、とても怖くて暗いことのはずなのに、どこか愉しい。

 『新事実』

先ほどニコニコの掲示板で、
「シンタロウにも物事を見透かす能力があるのでは?」
というカキコがありました。
おそらく「透明アンサー」からの解釈だと思います。
これはもしかすると正しいのではないかと思いました。

さらに、
「モモは数年前、海水浴で溺れて、その時に父親を亡くしたのでは?(小説とボカロplusから)」
というカキコもありまして、
これらと僕の解釈を合わせるとある仮説が出ました。



それは「蒼い羅針盤は、能力者を選んで殺すようプログラムされた」
というものです。
まずは、このシステムによる被害者とその結末を箇条書きにしました。


マリー母…「石にする」能力

メデューサ(マリーの祖母)の死により回避(家の中にて)

マリー…「動きを止める」能力

母親の死により回避(家の前にて)

モモ…「目を奪う」能力

父親の死により回避(海水浴にて)

シンタロウ…「物を見透かす」能力

マフラーの子の自殺により回避(学校にて)

ヒビヤ…「???」
 ↓
・ヒビヤの自殺により死亡(お出かけ中にて)
・ヒヨリの自殺により回避(お出かけ中にて)
 ※陽炎ループにより繰り返し


では、解説をします。
まずは、ある1つの矛盾を解き明かすところから始めます。
それは『終わらない世界』についてです。
この世界は科学者が死なないようにメデューサが作りました。
ならば、この世界で誰かが死ぬということはありえません。
仮に「老化による死」だけが存在しない世界に作っていたとしても、矛盾が生じます。
それは、マリーの父親は寿命が尽きて亡くなっているからです。
さらに、マリーの母親も能力の使いすぎの結果、
寿命が縮まったことにより亡くなったと考えられます。
「どういうことなんだ!?」と悩みました……

僕は、『終わらない世界』は完全に作られたと思うのです。
そして『終わらない世界』を『現実世界』へと改造したのではないか?と考えました。
つまり、科学者がプログラムを書き換えたのだと思います。
おそらく、復讐をするために邪魔だったのでしょう。
そして、その副産物が殺す運命を作る「蒼い羅針盤」です。
「蒼い羅針盤」は復讐に最適なものでした。
彼はあるプログラムを追加します。
それが「メデューサの作り出した能力者を探し出し、殺せ」というものだと思います。
メデューサは能力を失っています。
万が一のことを考えた策略だったのでしょう。

だが、ここで大きな誤算がありました。
それが科学者とメデューサの子どもが出来ていたということ。
そして、その子どもに能力が受け継がれていたということなのです。

「蒼い羅針盤」は彼の子どもを指しました。
しかし、その死は母親の死によって免れたのです。
つまり、科学者は自らが作ったプログラムで、愛する人を殺してしまったのです。
おそらく「コノハの世界事情」で血が飛び散っているシーンでしょう。
事故の内容までは不明です。

その後、彼女は人間と結婚し、子どもを授かります。
それが、僕の天使こと「マリー」です。
「マリーかわいい!!!」
そして「想像(空想)フォレスト」へと繋がります。
マリーは「蒼い羅針盤」に選ばれますが、母親の死により「死の運命」を回避します。
「マリー愛してるっ!!!」

すみません、真面目にしますね(笑)

次は如月兄弟のお話です。
まずはモモから解説します。
ここは確実とは言えませんが、推測ということで……
「コノハの世界事情」の海に沈むシーンですね。
父親の理由は、小説で母親が出てきているからだそうです。
まあ、ここの説明は実際に掲示板で見てもらったほうがよろしいかと……
詳しくは、ニコニコ大辞典で「メカクシティデイズ」のページの掲示板をご覧下さい。
見ていけば、色々な方の解釈(一部)を見ることができます。
参考にもなると思うので、ぜひ見に行かれて下さい。
丸投げですみませんm(_ _ )m

次はシンタロウです。
彼はおそらく、何度か死亡しています。
そう、「陽炎ループ」が起こっていました。
それに気づいたのが、マフラーの子でした。
彼女は「羅針盤のルール」には気づきませんでした。
ただ、彼の死を見るのが嫌になったのでしょう。
彼女は屋上から飛び降りました。
その結果、シンタロウは「死の運命」から回避したのです。
シンタロウは彼女の死に衝撃を受けました。
そして、何も出来なかった自分を恨み、引きこもりになります。
そこへやってきたのがエネです。
そして「人造エネミー」へと繋がります。

そしてヒビヤです。
彼に能力があるのかどうかは定かではありませんが、選ばれてしまいます。
始めに死ぬのはヒビヤです。
状況的には、シンタロウと良く似ています。
ただし「カゲロウデイズ」では、ヒヨリの死によって回避が出来ませんでした。
そして2人はお互いを助けるために翻弄し、自殺していきます。
なんとも悲しい話です……

「陽炎ループ」で注意すべき点は、「死んだら記憶も消える」ということです。
逆に言えば、「その死に関連した人の記憶には残る」となります。
だから、ヒビヤは「ヒヨリだけが死んでいく運命」だと錯覚するわけです。
ヒヨリも、ヒビヤだけが繰り返し死んでるように見えているはずです。
シンタロウの場合も同じです。

もうお気づきかもしれませんが、時系列順に書きました。
???
如月兄弟の順番は逆の可能性がありますよね。
だが、この順番でないと矛盾が生じてしまいます。
その話はまた後ほどしますね。


さて、能力者で説明していない方がまだいらっしゃいますね。
キドとカノです。(イケメン君は能力不明なので、今回は省きます。)
上に書かなかったのには理由があります。
それは、仮説が2つ立ってしまったからです。

  ①3人を育てた孤児院の院長が何かしらで亡くなってしまった。
     ↓
   「死の運命」からの回避、コミュショー、ニジオタ、ヒキニートになる
  
  ②キドの「目を隠す」能力とカノの「目を欺く」能力で、「蒼い羅針盤」から逃れていた。

僕は、①なのかな?と考えています。
なぜなら、キド達が「蒼い羅針盤」の存在を知っているというのは有り得ないからです。
電脳世界にのみ存在するので、知っているのは科学者、エネ、コノハの3人だけなのです。
なので、ここでは「能力で今まで偶然にも見つからなかった」と考えます。
もしかすると、そのためにメカクシ団なのかも知れませんね。

しかし、①であった場合、ある可能性が浮かび上がります。
それは「1人の死で複数名助けることが出来る」ということです。
もちろん、まだ1人だけ選ばれた可能性も否定できません。
ですが、能力者を『現実世界』から消そうとする科学者が、そうそう見逃すとは思えません。
だから、院長の死が3人の「死の運命」を変えたと考えます。

ここで、先ほどの話です。
モモの事故が先に起こっていたなら……シンタロウも「死の運命」から回避していたことになります。
しかし、確かにシンタロウは「死の運命」で何度か死んでいます。
だから、モモの事故が先となるのです。


と、これが新しく分かった解釈です。
随分長々と書いてしまいました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ぜひ、感想や疑問点などありましたら、教えてください(^O^)/
では、失礼します。

 『返信』 

 シンタローの見透かす能力に関してはあるかもしれないね。ただモモの方はどうなんだろう? 如月アテンション解釈動画にも書いたんだけど、原作小説から2年程前に、如月家の父に何らかの不幸があった事は予想していました。ただ、小説の書き方だと、溺れたモモを助けて身代わりに父が死んだ、という感じのレベルのトラウマとは感じられませんでした。そうしたら、もっと直裁的な物の言い方になると想うんだよね。あくまで『悲しい別れ』を経験した、って感じに俺は読み取れました。
 海で溺れるモモのシーンに付いては別の意味があるんじゃないか、と俺は想っていて……。まあ、仮説ですが、一応1個解釈もあります。

 『陽炎ループ』では、ヒヨリとヒビヤは互いに、相手の死しか認識出来てないらしい事は、同意します。

 掲示板に付いては最近チェックしてなかったなあ……。久しぶりに読んでみるかな。


 解釈第7弾