2012年02月12日 09時58分07秒
posted by all-of-us
転職活動をして思ったこと
テーマ:キャリアデザイン講座さて、転職することになったのは前回の記事に書いた通りなのですが、
今回はその経緯「転職活動」にフォーカスして書こうと思います。
非常に個人的な話でありながらも、
考えたことや取った選択には普遍性があって、
参考にできる点も少なくないのではないかと思います。
しっかりと転職活動を始めたのは2011年12月です。
先に概要を書いてしまうと、12月の初旬~中旬に大手3社受けて1社から内定をもらって、
12月末から1月にかけてベンチャーを3社受けて、2社から内定をもらいました。
「今まで身につけてきた企画・編集力やデザイン能力を活かすことができて、かつ成長産業であるITに特化した仕事がしたい」
というのがざっくりとした転職理由です。
なので「IT企業であること」「B to Cのメディアを強みとしていること」を条件に応募する企業を選定していきました。
まず当然、今まで培ってきたことと相乗効果のある仕事に就くことは大切です。
それから成長産業には相対的に多くのチャンスが転がっているため、
飛び込めるなら飛び込んでいきたいと考えていました。
優秀な人の割合は変わらないはずなのに幕末や戦後高度成長期には有名人が多い、
という話は以前どこかに書いたかと思います。
上記の動機からも分かるとおり、
僕はウェブなのか、小売なのか、製造なのかといった手段にこだわりません。
最終的に「良い仕事をする」ことに対する気持ちは同じだと思っているからです。
転職活動はエージェントを通して進めていきました。
転職エージェントというのは、
「求人している企業」と「転職したい人」とをマッチングさせるビジネスです。
「転職したい人」に担当者が付いて、
担当者がオススメの企業をピックアップしてくれたり、
選考の仲介をしてくれたりします。
結果的にエージェントを挟んですごく良かったと思います。
以下に具体的なメリットを3つ挙げます。
・活動にかける労力を大幅にカットできた
転職活動には「時間」というコストが非常にかかります。
就職活動をしたことがある人ならイメージがつきやすいと思いますが、
面接の時間拘束されるだけではなく、
企業ごとに履歴書・経歴書を用意し、企業研究もしなければならないからです。
ですが、エージェントを通すと、最初にフォーマット通りの履歴書・経歴書を書くだけで、
あとはそれを使いまわして活動していくことができます。
書類作成の負荷が軽減できて助かりました。
・企業の面接に関する情報を提供してもらえた
その企業がどういった点を重視しているのか、具体的にどのような質問を投げかけられるのか、
といった情報を事前に提供してもらえるため、
エージェントを挟まないのに比べて面接が圧倒的に有利になります。
企業研究するポイントもある程度絞り込めるので、助かりました。
・有名ではない優良企業を紹介してもらえた
大手の優良企業ならいろんなメディアに露出しているので知っているのですが、
通常は無名の優良企業を知るすべがありません。
エージェントにこちらの要望をあらかじめ伝えておくことによって、
無名の優良企業を紹介してもらうことができました。
その関係もあって途中から完全にベンチャーに絞って活動をリスタートできたので、助かりました。
また、活動自体にかなりの時間を取られたのは確かなのですが、
その活動を通して学ぶことが多かったのも事実です。
ビジネス的な観点から複数の優良企業の研究をして、
実際に面接官と話をする、というのは学生の頃の就職活動とはかなり趣が違っていました。
特に組織作りや設定しているビジョンなどは、
その浸透度合いも含めて企業ごとに特色があって
非常に興味深いものがありました。
途中まで大手を受けていて、
途中からベンチャーに完全に切り替えたのは、
面接をしていてその方が需給的にぴったりだと思ったからです。
僕はどちらかと言うと「これなら任せてください!」というよりは
「これもします、あれもします」というような、悪く言えば曖昧な人間なので、
セクションで明確に職掌を区切っている大手からしてみたら使い勝手が悪いんです。
逆にメンバーが少なくて職掌なんて区切っていられないベンチャーの方が、
有効利用してもらえる。
転職活動に当たってポートフォリオを作成したのですが、
大手とベンチャーとではそのポートフォリオに対する食いつきが全然違いました。
僕としても自分ができることだけやっていたって伸びないし、
経営にもタッチしていきたい、という思いがある。
そんな勝手な思いを受け止めてくれる度量があるのも、
(傾向として)大手よりベンチャーの方でした。
そもそも1000人のなかの1人になるより10人のなかの1人になる方が会社に与えられるインパクトが大きいし、責任もある。
そんな一見すると当たり前なことに、活動を通して気づいて、今に至ったわけです。
ベンチャーは一次面接から代表の方とお会いできたり、
実際に試験的に働かせてもらったりとフレキシブルで、
採用試験を受けているだけでも刺激的でした。
二ヶ月間の転職活動。
僕は転職するのは初めてです。
現在の会社でどれだけ後を濁さずにうまく引き継ぐか、
次の会社に入社後、どうやってうまくキャッチアップしていくのか、
それはまた別の話として、これから乗り越えていかないといけない課題になります。






