私は間違いなく小心者だ。
いつも人の顔色を窺っている。
相手を見てこの人にはなんと答えれば喜んでもらえるのか。
そんな事ばかり考えている。
しかし残念ながら周囲の人たちには、私の気遣いは伝わってはいない。
なぜなら私は小心者のクセに案外言いたい事は発言している。
そして態度もでかい。そして後悔する。
後悔後を絶たずとはよく言ったものだ。
本当は凄く小心者のクセに。
昨日、宮沢りえが出ていたドラマを見た。
宮沢りえが経営している服屋のウィンドウをずっと見ている少年がいた。
その少年に「中に入って見れば?」と岸谷吾郎が声をかけた。
すると少年は
「お金も無いのに入って、服を買う様に定員に見られて、結局買わなかったら店員をがっかりさせてしまう。」
というのだ。
岸谷吾郎は「そんな繊細でどうやって生きていくんだ?」と言っていた。
私はまさしくその少年だ。
まったくの同感だった。
店に入り店員が話しかけてきた日には申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
だからなるべく話しかけてこない店を選んで買い物をするクセがついている。
しかし私の場合その少年とちょっと違うのが態度がでかいと言う所だ。
本当は申し訳ないと思いながらビクビクしているのにきっと店員から見たら「しゃべりかけてくんなよ」という態度に見えている。
だから私の周りの人は私の事をクールだ。
冷たい人だ。
なんて事を言う。
しかし実際は小心者の余り黙り込んでしまう事が多いだけなんだ。