嘘つき。

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小さい頃、お父さんにつかれた嘘を私や兄弟は大人になるまで信じていた。

父:「車の中の電気は運転中点けたら警察捕まるねん」

点けたり消したりして遊んでいた兄弟は一瞬固まった。

母:「お父さんお前達のせいで刑務所にいかなあかんくなるわ」

きっとこの時、両親は急に静かになった子供達を見て心の中で笑っていたに違いない。
子供に嘘を教えてはいけない。
なぜなら両親の言う事ならなんでも信じてしまうからだ。
私達兄弟が教習所に行って恥をかいたのは言うまでも無い。

あと私が小さい頃、信じていた事が2つある。
一つは「ひみつのアッコちゃん」のテクマクマヤコンだ。
本当に変身出来ると思ってお年玉で買った。
家に帰ってわくわくしながら自分の部屋にこもり、変身に挑戦した。

「テクマクマヤコンテクマクマヤコン看護婦さんになぁれ♪」

なれる訳はなかった。
パニくった私は大声で

「おかぁさぁぁん」

と母に助けを求めた。


もう一つ信じていた事はサンタクロースだ。
毎年、目が覚めると枕元に置いているプレゼントを見ては信じずにはいられなかった。
小学校6年生の12歳までだ。
周りの子供達が信じなくなってきて、

「サンタクロースってお父さんやねんでー」

と言い出しても、私は絶対違うと思っていた。
そんな私が本当の事を知ったきっかけは母だった。
普通に聞いてきたのだ。

「あんた今年のサンタクロースのプレゼント何がいい?」

母からしたらもう知っているものだと決め込んで聞いてきたのだ。
私の中で何かが崩れ落ちた。

やっぱりか。
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