地図の愉しみ、空想散歩
テーマ:ぼちぼち・つれづれ世界地図から街の観光案内地図まで、どんなものでもくまなくながめて、長い時間楽しんでいられる。
怪我で長く寝込んでいたため、体力が落ちてしまい、いまだに横になって過ごす時間が長いのだけれど
地図をながめていると、いながらにして、いろいろなところへ出かけた気分になれる。
今は「月」にまつわる名前を見つけては、どんなところか空想して楽しんでいる。
ムーンストーン・レーン(月長石小路)や、ムーンライト・ベイ(月光湾)などなど。
どことなくファンタジーのような響きがあって、いつか行ってみたい気持ちをそそられる。
ウィリアム・サローヤンの小説『パパ・ユーアー・クレイジー』にも、ハーフムーン・ベイ(半月湾)
という地名に魅せられた男の子と、その父親が、オンボロ車ではるばるそこを訪ねるというエピソードが
あって、そのくだりを読むたびに、自分まで子どものようにわくわくした気持ちになってしまう。
地名に注目する以外にも、川の流れや鉄道路線をたどってみたり、通りに並ぶ店の名前を眺めたり、
観光名所の印があるところの説明を読んだりと、地図の愉しみかたは実にいろいろあって、飽きない。
自分があまりにも地図が大好きなので、地図なんてほとんど見ない、興味がない、という人もけっこう多く
いることが、何とも不意義でしかたがない……。
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