この業界に入り、先ず働く人達の美しさ、華やかさに驚きました
20才からの求人に対し、10代じゃダメですか?って面接受けに行った私は、化粧なんてしたこともないので、勿論どスッピンで、ジーンズにシャツにスニーカーという出で立ち。
『貧乏くさい子が来た…』
後に、上司に言われました(笑)
言葉遣いもメチャクチャ。
「お手洗い」を
「便所」と連呼し、挙句、お客様へのご案内で
『お便所、ご案内します。』
と発した時には
上司に後ろからど突かれました。
『お』
つけたのにぃ。と半泣きな私を物凄い形相で睨んでました(笑)
化粧の仕方。
髪の束ね方。
服の選び方。靴の選び方。
歩き方や、物腰に言葉遣い。
話し方。目線や気配り。
世の中の流れと話題。
技術や接客に加え、わたしの場合はそこもみっちり叩き込まれました。
『先ずは自分が綺麗になりなさい。』
『それは見た目だけのことじゃないの。
教養を身につけ、中身のある人になりなさい』
『あなたの技術と知識と笑顔に会いに来たいと思っていただくの。』
『外に出ても、凛と歩き、周りが振り返る位の人になるのよ。』
『貴方はエステティシャンなんですから。』
仕事に途轍もないプライドを持ってる方でした。
彼女に出逢えて本当に良かったです。
泥臭い私をめげずに育ててくださいました。
現代科学が発見した法則によると、
ほめられて育った子供は、叱られて育った子供よりも賢くなるという。
もし自分の部下にちょっと気の利かない者がいたら、それは多分扱い方のせいだ。
賞讃には能力を育てる力がある。
『磨けば光ると思ったのよ』
『貴方ほど手がかかるけど、可愛い部下はいないわ』
『センスがあるから、諦めないで』
『いつか私の右腕になってくださいね』
期待されてる。
信じてくれてる。
この人の顔に泥を塗りたくない。
そう、思って仕事してました。
さて私は法則通りに賢くなったか・・・・成長してるかは分かりませんが(笑)
変わらず、この仕事が大好きです。
今でも現場でふと思い浮かべるのは
自分が出逢えた美しい上司達です。
彼女たちのように・・・・
なりたいんだ。
私はプロなんだ。
真似することで、時に演じることでいつか本物になれると信じて。
もうすぐ10年近くたちますね。
これからも頑張ります。
iPhoneからの投稿









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