幻想写真作家 七色アリスの幻想劇場

幻想写真作家七色アリスの幻想写真文学


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「甘い死の匂いに満ちたこの城と君と僕と」


人でないものが、人のようにふるまう

疲れた僕らは
儚儚の城へまた迷い込んだ

人に向いていない遺伝子
甘い死の匂いに満ちたこの城と君と僕と
人のようにふるまう何か

あちらの世界はいいと聞いた
みんなで行こうじゃないか

水の音と
甘い死の匂いに満ちたこの城と君と僕と

さあ、これからどうしようか
次はちゃんと人に生まれれるのかな

また御逢いしましょうね


Aliceの幻想劇場2014
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七色アリスとしてひさびさのお仕事しました!

NailSalon奏-kanade-
写真:七色アリス

自傷「甘い回遊の骸」



"http://www.salon-kanade.com/monthly/vol10-part1-alice/monthly_10-1-alice.html


堕天「天国最上級」



http://www.salon-kanade.com/monthly/vol10-part2-alice/monthly_10-2-alice.html
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「首吊り館の首吊り師の話」

原作/アートフォトグラフィ:
七色アリス








ようこそ首吊りの館へ


月明かりだけの

真っ蒼な洋館に

たくさんの首つり死体



そこらじゅうにぶら下がっている首吊り死体を摩りながら

自らを首吊り師というその男はこう言う



「まだこの死体達は生きていて、

ほら、暖かいだろう

そう、ただの仮死状態にしてあるだけのことさ、

人は日々疲れているので

たまにこの首吊りの館へきて死体ごっこをするのだよ」




本当に生きているのだろうか

一番綺麗な顔して眠っている死体を覗き込んでると

死体が話し出した




「そろそろ縄がきつくなってきたので緩めてはくれませんか?」

慣れた手つきで首吊り師は縄を緩める


死体ごっこをすることにより

人は癒され、明日への活力を手に入れると

首吊り師は言う




「ほら、こうやって首を吊るのさ、」

首吊り師は自ら手本を見せだした




縄がグンと締り

とたんに体がぶらんと投げ出される



首つり師の目は閉じられた


問いかけにも答えない



大丈夫なんだろうか





他の首つり死体達が縄を緩めてほしいと囁きだした

私は首吊り師ではないからその縄を緩めることはできない




バタバタと足をバタつかせだす複数の首吊り死体の真ん中で



首吊り師はすがすがしい顔で死んでいる





~2014 Aliceの幻想劇場~



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11月26日22:00~23:00
「リコリスの時間割」Aliceの幻想劇場ショートフォトムービー先行上映会を行います。

七色アリス(綾瀬凛別名義)数年ぶりの新作ショートフォトムービー作品になります

Aliceの幻想劇場ショートフォトムービー先行上映会
「リコリスの時間割」

監督:七色アリス

CAST:工藤陸/横井翔二郎/VIKI/柳兎/井上翼久


→先行上映会番組URL
http://live.nicovideo.jp/watch/lv160587467


$幻想写真作家 七色アリスの幻想劇場
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わたくしの別名義「七色アリス」

http://ameblo.jp/alice-photostory/

の新作発表


Aliceの幻想劇場数年ぶりのフォトムービー作品!
近日公開予定!!お楽しみに!


「リコリスの時間割」

監督:七色アリス

CAST:工藤陸/横井翔二郎/VIKI/柳兎/井上翼久

$幻想写真作家 七色アリスの幻想劇場
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「顔がないピエロ 第2話」 ~Aliceの幻想劇場2013~


第1話はこちらから「顔がないピエロ 第1話」


お話:七色アリス
アートフォトグラフィ:七色アリス
衣装協力:ペイデフェ



$幻想写真作家 七色アリスの幻想劇場



震える僕の耳元で

あちらのピエロが囁いた言葉はこうだった


「だあれにも内緒だよ。

君にもこれの作り方をおしえてあげる、、」



あちらのピエロは顔をさすりながら

僕の目の前でにんまりとそう笑った


そう言い残すとあちらのピエロはタタンと踊りながら

観客の雑音の中へ消えていった



ショーが終わり

僕は言われるがまま

あちらのピエロの部屋へ招かれた



ひっそりと冷たい深夜

あちらのピエロの真っ青な部屋には

青白いひび割れた顔がたくさん転がっていた




「さあ、君もここへ座って」

青い大きな化粧台の前の椅子に僕は座わる

隣であちらのピエロはベリベリと顔の皮をはいだ




そこにはぽっかりと顔のあるはずの部分に真っ黒な何かがあった

「そら、こうやってやるんだ」


あちらのピエロは床に転がっているひからびた顔を一つとりあげると

どうやら真っ黒な何かの中の歯らしき部分で顔の一部分をむしりとり


くちゃくちゃと噛みだし、やわらかくして

顔に塗りたくりだした




「作り物の仮面だとすぐにばれるだろう?

こうやればすぐにはわからない。」

「そのうえ、直接造形を作っているうちに本物の顔も

同じ形になっていくんだ。すごい発明だと思わないか?」




得意そうにあちらのピエロは話しながら

粘土を塗りたくってゆく。



だが、僕にはあちらのピエロの本物の顔の形がさっぱりわからなかった。




「さあ君もやってみるといい。遠慮なんていらないさ、」

恐る恐る僕も作り物の仮面をはずし

粘土をくちゃくちゃやりだした。


ペタリと顔に塗った瞬間、

僕は大声で叫んだ

僕のもうなくなっていた真っ黒い顔らしき部分に激痛が走った。

痛くはないのかとあちらのピエロに尋ねると



「ああ、最初はそうだったかもしれないなあ、


まあ時期に慣れるよ」



くちゃくちゃと粘土を噛みながらあちらのピエロは

ただただ粘土をペタペタとやっている


「簡単なものだろ?こうやってやればいいのさ」






狂っている






この部屋のヒビ割れた顔の数を数えてみれば

もう痛みなんて感じないくらい

あちらのピエロは顔にくちゃくちゃとしては塗りたくるのを繰り返してきたんだろう




痛みをこらえて

とりあえず僕は


恐らくたった一度しか作ることのないだろう顔を作り出した




くちゃくちゃぺたり
くちゃくちゃぺたり




あちらのピエロが言い出した


「君、目はこう細くした方がいい

心がみえないようににんまりと楕円形に」


君、鼻も小さく

嗅覚で何かを感じとらないように


君、口も小さいものがよい

何もよけいな話をしないように

ただ口角だけは自然にあげて

特別綺麗でもなく
特別醜悪でもなく

人と会って通り過ぎたらすぐに忘れられる

そんな顔がいい」


なれない手つきで作った

特別美しくもない
特別醜いわけでもない

顔を作りあげ



僕は次の日から

こちらのサーカス小屋のショーへでることにした




やはりそうなんだろう

たちまちこちらのサーカスも満員御礼!!



「やればできるじゃないか!」

こちらのサーカス団長も大喜びだった




狂っていたのはもしかしたら僕なのかもしれない




拍手喝采!!
拍手喝采!!
拍手喝采!!




「さあ、フィナーレだ!アンコールだ!」

僕はいつものように空中ブランコにのった



わあああああああ!!


拍手喝采!!
拍手喝采!!
拍手喝采!!



僕自身は笑っていないのに

僕の作った


特別美しくもない
特別醜いわけでもない顔が笑っている




これでいいのかもしれない





拍手喝采!!
拍手喝采!!
拍手喝采!!



観客に手を振りながら

そうぼんやり思っていたその時に



人の人の人の人の人の
人の人の人の人の人の海の中に






あちらのピエロも一緒に拍手をしているのを見つけた










「ね、よかっただろう」



あちらのピエロの口がそう動いた






拍手喝采!!
拍手喝采!!
拍手喝采!!









狂っている







僕が





いいや君らが








空中ブランコから

僕は自ら手を離し






空中へ落下した








歓声は悲鳴へと変わるだろう














作り続けて生きる君とは違う












だから





僕は







死を選ぶ









(C)Aliceの幻想劇場2013
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「箱庭の常」~2013 Aliceの幻想劇場~

作:七色アリス




殻嗜好主義の醜い雑草から生え出た

悲運の華に

自尊心過剰の蠅がブンブンとたかり

神様錯覚の蟻がただただその周りをぐるぐるまわっている





なれない幻想の蝶に憧憬し恋い焦がれ
誰もが死んでゆく





悲しいかなこんな悲劇で庭は創られているのだ




さようなら、









また群れから蟻が一匹足音もたてずに消えていった





その背中を見ながら

きっと次の箱庭をみつけてわ追随するんだろうと






ぼんやりただ僕は思いながら
いつか
死ぬんだろう、
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「最後の庭」~Aliceの幻想劇場2013~

作:七色アリス






これわ死刑宣告である

赤い日が上る

私はもうすぐ死刑台にのぼるのだ


消えてなくなってしまう前に

私が生きたあかしを
最後の庭を作りましょう



そして鍵をかけるのです

だあれにも見つからないように
飲み込んでしまえばよいのです



かつて死刑台から落ちたあの人の生首は
どす黒い色がしておりました


ああ、
命日である赤い日がのぼる


私のどす黒い色の生首が
瞬きもせずに

早くおいでと
こちらをみて笑っている

庭の鍵を握りしめ


わたしは最後の庭を作り続ける
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佛華-ほとけばな-(2013「Aliceの幻想劇場」)

作:七色アリス
アートフォトグラフィ:七色アリス


$幻想写真作家 七色アリスの幻想劇場



死ねゃせん
死ねゃせん

そこの御方
昨夜もここで御逢いしましたね

ええわたくしもいたのですわ

そうわたしはあなたがおっしゃるとおりの怪物です
そう驚かないでくださいな

唐突なのですが
私の佛華を一緒に探してわいただけないでしょうか?

私の顔に一番よく似た佛華を

それがないとわたしは
死ぬことすらできないのです

そうわたしはひとりぼっちで
ずっとずっと毎日ここで
自分の顔そっくりの佛華を探しているのです

早く自分そっくりの佛華を探して
そろそろ向こうへ逝きたいものです

安心してください
わたしはまだ死ねゃせん


ただみつけて心落ち着きたいだけなのです

足元で踏みつけた華がそう叫んでいた


沙羅双樹を求めここへやってきた僕に
怪物が話しかけてきたのだった

あまりに辛そうな怪物を不憫に思い
僕が摘みあげてやり
くしゃりと力いっぱい握りつぶすと
どろどろと汚い血が流れ出した

怪物は幸せそうな顔をして
そこの御方ありがとう
とだけ言い
死んでいった

君が言う佛華とは自分自身の事ではなかったのか?

死ねゃせん
死ねゃせん


ざわざわと
他の華達がざわめきはじめた


そこのあなた
私の佛華をも探してわくれまいか


2013「Aliceの幻想劇場」
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