カラダのココロ

アレクサンダー・テクニーク教師の青木紀和のブログ。
よりよく自分自身を使いこなすヒントやアイデアに関する情報を綴ります。

ラクな”姿勢・動き"を学ぶ!アオキ アレクサンダーレッスン(恵比寿)を主宰しています。

肩こり・腰痛などの慢性的な痛みをもたれている方や、あがり症・吃音でお悩みの方、演奏やスポーツのパフォーマンス向上を求めている方に役立ちます。体験レッスンでラクになれる可能性を感じてみてください。スタジオはJR恵比寿駅から徒歩9分です。
ウェブサイトはこちら→ http://www.alexlesson.com


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オススメの腰痛向けの一冊です。

関東労災病院の松平浩先生の一般向けの腰痛本です。

「腰痛持ち」をやめる本 ー切り札はたった3秒の習慣ー
マキノ出版
「腰痛持ち」をやめる本 (切り札はたった3秒の習慣)
松平 浩
マキノ出版
売り上げランキング: 800


以前にも松平先生の小冊子や専門家向けの著書を紹介していました。
http://ameblo.jp/alexlesson/entry-11395522523.html
http://ameblo.jp/alexlesson/entry-11288267440.html

今回のは一般の方向けの著書で、以前のものよりもわかりやすくまとめられています。
腰痛を患う方々が手に取って、すぐに活用できるようになっているものです。


腰痛でお悩みの方はぜひ一読した方がいいでしょう。絶対に参考になると思っています。

最新のエビデンスを基に、原因や対策法が考えられていること。腰痛はその原因の特定が難しい(非特異的腰痛)こともあって、様々なことが言われていたが、それが最新の知見を基に、何が正しくて何が正しくなかったかが、整理されています。

精神的なストレスによる「脳の不具合」による腰痛の状態悪化についても説明されています。そして、それを緩和するためのそのストレスへの対処法も。

・そして、身体的な要因になる姿勢や動きについても改善方法である「これだけ体操」「パワーポジション」「B-ポジション」という、シンプルな方法が提案されていて、読んだだけでも実践していけそうなものをわかりやすく伝えています。

「自分の「考え方」と「行動」を変えていく」ことを推奨されていて、医者やセラピストに任せきりではなく、セルフケアの大切さを伝えています。そのために、認知行動療法やアレクサンダー・テクニークのレッスン、ヨガや呼吸法も勧めている。




私自身もとても勉強になりました。

・先生の仮説ですが、椎間板の中にある「髄核」のずれによって、外側の線維輪が傷つき痛みが起こる可能性があること。これはよくある椎間板ヘルニアの程度の事前症状のようなものにあたりますが、ヘルニアのように実際には飛び出していない中で起こることのため、MRIなどの画像診断ができない。

Functional Somatic Syndrome(FSS) 機能性身体症候群というものがあり、(引用)「画像や検査数値には出づらいけれど、自律神経の乱れといった体の機能面が問題を起こしている状態を指します。(中略)具体的には、線維筋痛症や慢性疲労症候群、機能性ディスペプシアや過敏性腸症候群などが挙げらる」そうです。緊張型頭痛もFSSの一つだそうです。こうした精神的ストレスを関係がある症状は最近よく言われるようになりましたが、こういう名称としてのくくりがあったのかと。そして、慢性腰背部痛と慢性むち打ち症もFSSに含まれると整形外科では指摘されているそうです。

・「炎症が強い大きく飛び出したヘルニアでは、体の免疫機構がヘルニアを異物としてとらえ、マクロファージという細胞がヘルニアを食べて、自然に消えてなくなることもある




そして、下記のことを読んだときに、先生はとても謙虚に腰痛と、そして腰痛の患者さんと接してこられたことがよくわかりました。

(引用)「私が熱心になればなるほど、患者さんが私に強く依存するというジレンマにも陥りました。腰痛を改善するどころか、「腰痛持ち」から卒業できないように、私が手を貸していることに気づいたのです。いいかえれば、患者さん自身の「自分で治そうとする力」を奪っていたということです」




前回の著書でも触れていただきましたが、今回の著書でも「腰痛持ち」をやめるよりよい姿勢を実現できるものとしてアレクサンダー・テクニークにも触れて推奨してくださっています。

(引用)「私が「いい姿勢」の参考にしているのが、「アレクサンダー・テクニーク(AT)」です。ひと言でいうと、心身のむだな緊張に気づき、取り除く健康法です。日本でATの指導と普及に努めている青木紀和氏によると、過剰な筋肉の緊張や無理な姿勢に気づき、これを正す「体の使い方」だといいます。まさに、B-ポジションの探求です」


こうしたドクターの一般向けの腰痛対策本でアレクサンダー・テクニークが掲載されたのは日本では初めてのことだと思います。これはAT界にいるものとしては画期的なことです。先生の期待に応えられるよう、そして患う方々のためにも、身を引き締めてこれからもこうした方々のセルフケアに貢献していきたいと思いました。


ちなみに、先生の個人的なストレス対策の一押しは、山下達郎の"RIDE ON TIME"とのこと。(早速、ITUNESで調達したくなってしまいました。。)そんなプライベートな一面もみせている親しみやすい本でもあります。

わかりやすい、おすすめの一冊です。

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アレクサンダー・テクニーク教師の資格を持つバジル・クリッツァー氏の本を読みました。
「吹奏楽指導者が心がけたい9つのこと」 きゃたりうむ出版


結論としては、以下の点から彼の言っていることに客観性がなく、信頼できない。
・生理学、解剖学的な記述に誤りがある。または誤解を与える表現をしている。
・認知科学、心理学的、生理学的な記述があるが、根拠が不明。
・彼の個人的な主張について、客観的な評価、または実際のクライアントからの感想、第一人者の見解などがみられないため、実際に成果に結びついているのか不明。


以下にこの結論に至った彼の記述をいくつか引用し、それにコメントをつける。

(p14)
・「背スジ」は伸ばそうとしても伸びるものではない。(中略)「姿勢」という機能は、脳のかなり原始的な部分がいちばんうまく担ってくれる、いわば無意識の作業で成り立っている。意識的にはコントロールしきれないのが「姿勢」という機能であり、意識的にコントロールしようとすると、背中全体を覆う、解剖学的には本来的に「腕」を動かすための筋肉を使って力づくで姿勢を作ろうとしてしまいます。

(コメント)
→「背スジ」は伸ばそうとしても伸びるものではない? これは人によって異なる。随意で動かせる骨格筋を使うので、できないわけではない。

→「姿勢」という機能は、脳のかなり原始的な部分がいちばんうまく担ってくれる、いわば無意識の作業で成り立っている?意識的にはコントロールしきれない?となっているが、Anne Shumway-Cookの著した医学書「モーターコントロール(第3版)」(医歯薬出版)によれば「姿勢制御の基礎にある活動システムには高次の計画作成(前頭葉と運動皮質)、協調性(筋応答協同収縮系の協調性をとる脳幹と脊髄ネットワーク)、そして筋力の発生(運動神経と筋)に関与するシステムが含まれ、これにより空間中で身体位置を効果的に制御する運動を作り出す」としており、「脳のかなり原始的な部分がいちばんうまく担ってくれる」という表現とは相容れない。前頭葉と運動皮質は「脳のかなり原始的な部分」ではない。
「無意識の作業で成り立っている」となっているが、姿勢反射のことを言っているのだろうか。確かに姿勢反射はあるが、それは重心移動に反応したりする「倒れない機能」等であって、これで姿勢のすべてが「成り立つ」わけではない。何を根拠にそのように断定できるのか。

→意識的にコントロールしようとすると、「腕」を動かすための筋肉を使って力づくで姿勢作ろうとする? これは人によって異なる。極端な例が必然的に起こるような解釈をしている。また、その後の彼の主張では「頭を動けるようにしてあげると、姿勢はひとりでに勝手に良くなって行きます」と言っているが、これは意識的なコントロールではないというのだろうか。



・特に中高生の場合、姿勢維持の筋肉もまだ発達しきっていません。長時間座って楽器を支え、背スジが伸びたままでいるのは、まだ無理なのです。

(コメント)
→中高生は背スジを伸ばしたまま長時間座ってられないそうだが、本当にそうなのか。何を根拠にしているのか。


(p18、19)
・上達を阻害する「欠点探し」
・「でもまだここがダメ」方式は上達を生まない
(p55)
・「音が外れることを歓迎する」


(コメント)
→こうした奇をてらう考え方でおこなわれる彼の指導が、どこまで成果に結びついているのか。実際に役立った人がいるのか。彼の独自の主張はいいが、生徒からの反応や、実際の結果、第一人者からの見解など、そういった客観的なものが欲しい。この客観的な評価というのがこの本の中に一切ない。
おそらく彼の個人的な経験ではこの考え方が役立ったのだろう。しかし、それが他の人にも役立つかどうかはわからない。



(p46)
・感覚は再現できない。再現する必要もない!?ここでいう「感覚」は、主に筋肉や動きの感覚。「体性感覚」と呼ばれるものです。アンブシュアや呼吸の感覚はこれがメインです。と、同時に、触覚や圧力の感覚もかなり関わっています。


(コメント)
→「体性感覚が再現できない」と言っているが、認知科学的な根拠があるのか。触覚や呼吸の感覚が再現できないなど、少なくとも私には理解できないし、こんなことを言われたら混乱する。


(p51)
・音を出す時、実は胸には仕事がありません。胸は、肺が入っている場所。息のタンクです。タンクから息を出すのはポンプの仕事。ポンプは「みぞおちより下の胴回りの胴体の底」です。タンク自体は、仕事がないのです。


(コメント)
→呼吸の際、特に管楽器演奏のような強制的な呼吸が行われるときは、肋骨も肋間筋等の働きで動き、胸郭は上下して、胸腔内圧を変化させる。これは解剖生理の基礎的な知識だが、それに対して「胸には仕事がありません」とはどういうことか。「胸を動かさないように呼吸をした方がいい」ということを言いたいのだろうか。だとするとそれを固定する緊張が入るだろうし、そもそも呼吸機能を制約していることになるだろう。管楽器演奏にとって呼吸は重要な要素であり、ここに誤りの記述、誤解を生む記述があることは問題が大きい。




(p101)
 「良い姿勢/悪い姿勢」というものは実際には存在しませんが、この社会ではそれがれっきとして厳密に存在するものかのように考えられています。
(p106)
自然でラクで効率の良い姿勢形成・維持機能を引き出すポイントは「頭」です。(中略)頭を動けるようにしてあげると、姿勢はひとりでに勝手に良くなって行きます。


(コメント)
→「良い姿勢」は実際に存在しないと主張しているが、同時に「自然でラクで効率の良い姿勢形成・維持機能を引き出す」や「姿勢はひとりでに勝手に良くなっていく」と言っている。これは良い姿勢を導こうとしているのではないのか。自己矛盾に陥っている。
「良い姿勢について一般化されているものはない」と言いたいのだろうか。だとすると、「実際に存在しない」というのはおかしい表現である。ここでは彼にとっての「良い姿勢」を詳しく説明すればよいだけではないか。



(p111)
なぜ私たちは頭を固定したり引っぱり下げたりして全身を硬くさせてしまうのでしょう?これは頭を守る反射的で原始的な防御反応であると見られていますが、それにしたって難病でもない限り「勝手に」起きたりしません。


(コメント)
→反射的な反応であった場合は、特定の刺激があれば「難病でなくとも勝手に」起こるものとなろう。よくわからない表現である。



とりあえずここまで。以下は私の総括です。


彼が経験を通じて知り得たことを公にして、それを他の人に活かしてもらおうと思って書いたものだと思う。しかし、上記のような点を考慮すると、検証不足で、知識になり得ない。役立つ知識もきっとあるのだと思う。特に演奏に関する技術的な部分については、その経験が活かされているところもあるのだろう。しかし、全体に客観性がみられず、独りよがりの主張としてしかみれない。結果的に、演奏技術の部分についても信頼できないため、私は参考にはしない。

監修者は記載されてはいなかった。彼の指導者に指導を仰がなかったのだろうか。

彼を知っているのだが、人柄は悪くないと思っている。人をひきつける話術、文章力のある人だと思っていた。しかし、この本の内容は残念だった。彼には、彼の指導者から受けた指導だけではなく、先人達が培ってきた知識を敬意を持って勉強し、自らの論拠と主張を謙虚に精査してもらいたいと思う。

彼がこの本の中で説明しているアプローチと、私のレッスンでのアプローチは異なる。結果も異なってくるだろう。対案となるであろう私の体の使い方の方法論の詳細は、私もまだ書籍のような形では発表していない。ここでは批判しただけになっているが、彼の著書でこのワークの質や価値に対して誤解が生じてしまうことを恐れ、また同じアレクサンダー・テクニークをベースにしているが、同列で扱われたくないことを伝えたく、これを表した。私の方法論の概要はウェブで示しており、日頃のレッスンでクライアントにはお伝えしているが、詳細を公にするのは別の機会としたい。



(後日談があります。2月1日に加筆)

私が指摘した誤りを彼は認識したのにも関わらず、謝罪や訂正を行おうともせずに、
「次の本に活かせるから、よかった」とかfacebookで投稿されていました。
しかも、その投稿でamazonへのリンクを貼って、誤りのあるままの本の購入を促す

この対応をみて、空いた口がふさがらなかったですね。

彼の本はAmazonのプリンド・オン・デマンドという製本形式で、
おそらく注文毎に少量を印刷する形式です。
だから一端、差し止めて、訂正した形で作り直すことは普通の出版よりも
断然ラクなはずなんです。

それでも止めようとするわけじゃない。

このため、本の読者のことを考慮して、彼に訂正することをfacebook上で促したんです。
そうしたら、なんとfacebookの彼のアカウントから私はブロックされてしまいました
(要は排除されたこととなり、私は彼のfacebookアカウントは見れないし、私の投稿も表示されない。これからは投稿もできない、という状態です)


これはつまり、彼のfacebookでは「批判は受け付けませんよ」ということです。
私はもちろん投稿できませんが、彼の生徒が批判的なことを書こうものなら、
同じようにブロックされかねないということです。
とすると、彼のfacebookアカウントは公平なサイトではなく、
批判が一切載らない仕組みになっている
、と見てもおかしくはないでしょうね。


facebookは双方向性の比較的公平な見方ができるブログという位置づけだと
思いますが、少なくとも彼のアカウントは公明正大ではない、ということがわかりました。


私が投稿したのが1月27日の午前中だったと思います。
その日の午後には彼のアカウントがみれなくなっていた。

投稿の下書きをメモに残していたので掲載しておきます。
彼は間違いなくこれを読んでいる。これを読んで彼がコメント返信したものがメールで来ましたから。でも、すぐに削除されていたけど。


(1月27日の彼のfacebookアカウントへの私のコメント投稿)
言論は自由なので、君が何を言おうが自由です。しかしその自由である言論には責任が伴います。

君がとった対応は「誤りを自身で認めながら訂正や読者に対する謝罪もせず、さらにリンクを貼ってその本の購入を推奨する」

君にはその責任というものがよくわかっていないようだから、私が想像する程度のことを少し述べましょう。
・読者が誤った理解をしてしまうこと。
・君が本で引用した指導者であるキャシー・マデン氏、フランク・ロイド氏の指導法が「胸には仕事がない」というような知識を教えている、またはそうした考えで指導をしている、と思われてしまうこと。そして、彼らがこういったことを言っていなかった場合は、彼らの名誉にも影響しうること。
・君も講師をするBody Thinkingという主に解剖の知識を教える講座では、解剖学的に誤った内容がそこかしこにあるような講座と思われるということ。他の先生もこんなことを教えているのか、と。


その影響は同じアレクサンダー・テクニークの教師資格を持つ先生達にも及ぶことを恐れ、今回のレビューを載せました。ブログにはより多く誤りと矛盾を指摘しました。http://ameblo.jp/alexlesson/entry-11455715407.html
私達には、先達が培ってきた経験と知識をよりよく伝える義務があると思うからです。その義務は私達が受けた恩恵に対する感謝の心から生じるものです。私にも批判に対する責任が生じます。それなりに時間をかけて慎重に書いたつもりです。

こうした責任は本が現在のままありつづけるだけ今後とも続くことになる。

自身の主張の結晶であろうこの本に愛着がありませんか。書き捨ててしまうんですか。
amazonのオンデマンドプリントというもののようだが、気軽に刷り直せるようだけど、訂正したものを刷り直すことも選択肢に入りませんか。出版社がからむからそう簡単にはいかないのかもしれないが、出版社の信頼性にも関わることだし検討してみてもいいのでは。

君を応援してくれるファンがいることはすばらしいこと。役立つ知識があるのなら、よりよい形にして伝えてもらえればと願う次第です。

(以上)


彼には倫理を持ってこのワークを広げていってもらいたいが、
それが口でいくら言ってもわかってはもらえない。

影響を最も被っているのはその読者であり、彼の生徒です。
誤りを真実と認識したままとなるし、どこかで綻びがでても本人はわからない。

このため、彼への批判をこのままするのではなく、
吹奏楽者の人達へ対案となる私のレッスンを知ってもらうしかないと。

そこで、吹奏楽者向けに特別キャンペーンを実施して、
できるだけレッスンにきやすい環境を作り、
多くの吹奏楽者に間違った認識を持ってもらわないようにしようと。

その名も「吹奏楽者向け(訳あり!?)特別キャンペーン」です。

違いを知ってもらいたい。正しい情報の基でよりよく身体の使い方を知り、
自己を楽器と音楽を通じて表現してもらいたいと思っています。

吹奏楽者のみなさん、ぜひ一度体験レッスンにきてみてください。

詳しくはこちらをどうぞ。
http://www.alexlesson.com/wp/?p=916


長文になってしまいましたが、ここまでお読みいただいてありがとうございます。
身内のような人への指摘に付き合わせてしまうような形で恐縮です。
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先日もご紹介しましたが、整形外科医の松平先生の著書が出版されました!

「新しい腰痛対策 Q&A21 -非特異的腰痛のニューコンセプトと職域での予防法」 産業医学振興財団

カラダのココロ


松平浩先生は、関東労災病院の勤労者 筋・骨格系疾患研究センターでセンター長で、腰痛対策の研究をされており、この領域の第一人者。テレビで解説されていたり、雑誌でも数多く紹介されています。その松平先生がご自身の研究成果や、最新の知見も含めてまとめられた腰痛対策の本です。心理面・ストレス要因も含めたトータルな視点で整理されていて、「これをすれば大丈夫!」的な偏りもなく、客観的で良心的なものになっています。

腰痛対策について様々な著書が出ていると思いますが、これをチェックしておかないと様々な腰痛対策がある中で惑わされてしまうかもしれません。腰痛の方には、一読しておくことをおすすめします。症状を持っている方にも役立つものですが、私のような身体に関する指導者や施術者の方にもおすすめです。

内容は専門的な部分もありますが、全ページがカラーで絵や図表も多くあり、とてもみやすくなっています。

(産業医学振興財団の紹介ページより引用)
内 容:
◆「腰痛時はとにかく安静に」といった20世紀型とは異なる新たなコンセプトを現場で指導、実践している筆者が解説!
◆多くの休業者を出している原因を特定することが困難な非特異的腰痛の話題を中心に、その解釈の仕方と予防対策案をQ&A形式で具体的に提示!
◆非特異的腰痛は「脊髄(運動器)と脳のdysfunctionの共存」とする筆者の仮説に基づき、近年重要視されている腰痛への心理社会的要因の影響について説明!

構 成:
○はじめに
Q 1 腰痛持ちが多いって本当?
Q 2 腰痛の原因って何?
Q 3 非特異的腰痛は画像検査でわかる?
Q 4 画像検査の意義は?
Q 5 「恐怖回避思考(行動)」とは?
Q 6 「非特異的腰痛」の危険因子は?
Q 7 「心理社会的要因」が引き金となって起こる腰痛の特徴は?
Q 8 「身体化徴候」とは?
Q 9 なぜ「心理社会的要因」によって腰痛が難治・慢性化するのか?
Q10 脳dysfunctionが関与をスクリーニングするには?
Q11 心理的ストレスで「ぎっくり腰」のリスクも増える?
Q12 今後の腰痛対策はどのように行うとよいか?
Q13 動作や姿勢(脊椎dysfunction)への予防的な対策は?
Q14 「ぎっくり腰」になってしまった時に、その場でできる対処法は?
Q15 「良い姿勢」とは?
Q16 心理的ストレス(脳dysfunction)への対策は?
Q17 安静は本当によくない?
Q18 「ぎっくり腰」でも安静はよくない?
Q19 「くしゃみ」をするときの対策は?
Q20 肥満と腰痛は関係ある?
Q21 内科的な病気や悪い病気が原因で腰痛を起こすこともある?
○おわりに


こちらのサイトで購入できます。
http://www.zsisz.or.jp/shop/book.html

ぜひチェックしてみてください!!!


というのは、前にもご紹介しましたが「アレクサンダー・テクニーク」が一つの対処法として推奨されているからなんです。

詳しくは前回の記事に示しました。
http://ameblo.jp/alexlesson/entry-11288267440.html

しかも、今回のものは、コラムでアレクサンダー・テクニークを紹介していただくなど、紙面を割いてもらえているんです。うれしい限りです。

該当ページはこちら
カラダのココロ


Q15「良い姿勢」とは? のセクションで紹介していただいているんですが、ここでは良い姿勢「B-position」の導き方も具体的に示されています。

(p36 より引用)
・足の裏に体重を預けるイメージを持つ。座位では、椅子の座面に接地している殿部(坐骨)も考慮し、足の裏と坐骨に体重を預けることを意識する(足底と坐骨で土台を作って、その上に上半身が載っているイメージ)。

・頭頂部を上から糸でつられているイメージを持つ

・腰を反りすぎない。骨盤(仙腸関節)を軽く引き締めるイメージを持つ。特にハイヒールを履いている立位では、強く意識する。

・息を吐きながら肩の力を抜く。肩を後ろに引き過ぎない。


この部分は私も助言させていただきました。完全に身技レッスンの指示とは同一ではありませんが、支持面に体重を預けることや呼吸のことも入っていて、質的に良い姿勢に至る要素は盛り込まれていると思っています。

わからなければ、一度レッスンにいらしてみてください。私は東京/名古屋で行っています。他にもアレクサンダー・テクニーク教師が日本各地にいますので。上記のアプローチとは少し異なると思いますが、近いものを教えてもらえると思いますよ。

私もこの本でしっかりと正しい腰痛の知識を学び、クライアントの改善に結びつけていきたいと思っています。
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