alexのブログ

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■ 財務省 日本、最強の組織!!


元財務官僚、高橋洋一氏の本。


2011年3月出版の本で、少し古いが、日本の官僚とは何か、キングオブ官僚である財務省の実態を学ぶ、良い教材となった。


第一章、日本の官僚は実は"無能"だ。

第二章、「官僚神話」という幻想

第三章、「官庁の中の官庁」大蔵省の秘密

第四章、世にも恐ろしい官僚の作文術

第五章、霞が関を"統制"する方法


著者は理系でありながらも、旧大蔵省に入った異色の存在。

同期研修で、23人中一人だけ、異論を唱えたることのできた。(金融恐慌時の金解禁、これを大蔵省では良しとしていたらしい。)


高橋氏について

Wik より

大蔵省の官僚を経て、小泉政権下(2001年 - )では、経済財政担当大臣などを務めた竹中平蔵の下で手腕を発揮した。経済学者としての専門分野は財政学であり、財政、マクロ経済、年金数理、金融工学などを研究テーマとする。

研究者としてプリンストン大学に在職中には、当時同大学経済学部長で、後に連邦準備制度理事会(FRB)議長となるベン・バーナンキの薫陶を受けるなど、金融政策にも詳しく、第1次安倍内閣では経済政策のブレーンを務めた。

自由民主党衆議院議員・中川秀直のブレーンであるともされる。『官僚国家日本を変える元官僚の会』 の発起人にも名を連ねている。みんなの党政策ブレーン(江田憲司NET・今週の直言/2012.9.10)

大蔵省にあって数学科出身という異色の経歴を持つが、高橋によれば、「大蔵省は話題作りのために、変わった人間を年に一人くらいは採っているらしく、さらに学生結婚までしていたため、余計に珍しがられた」ことによる入省であったという。

・・・引用 終わり


幾つか、ためになったところを抜き書きすると、


○ 官僚は受験秀才で、「創造性がない」「問題解決能力がない」「先送りする」

これは、公務員の試験がこのようになっているからだという。実際、著者もそのような問題試験作りをしたことがある。この癖が延々と続いているとのことだ。要は、やさしい問題も難しい問題も得点は同じ、ならば、やさしい問題で得点を重ね、難しい問題は、先送りするのが高得点者なのだそうだ。この受験秀才の習性が、官僚になっても続くことになる。

(他の本ではあるが。。。)
財務省では、入省した際の話は「今日やれることは、今日やるな」だそうだ。あれま。。。


○ 日本の成長産業は「官」に従わなかった。

自動車産業を幾つかのグループに分けようとしていた。それに猛烈に反対したのが本田宗一郎だったらしい。ほぼ国営の日産は潰れてしまった。


○ 産業政策は「役人の失業者対策」

様々な政策を打ち出す度に、産業の受け入れ特殊法人ができ、「何にも専務」を各省庁の天下り先として創ると同時に、必ず、財務省の出先ポストも用意される。
「天下り」は英訳がない。なぜなら、先進国には、そういうものがないからだ。例外的にはフランスにpantoufleがある。スリッパらしいが、お気楽、心地がいい、の意味らしい。


○ 国会の法案九割が官僚による作成。

政策、法律は業界の人が作る。田中角栄恐るべし、46の法案を自ら作り33の法案を通した。国会議員には法律作成のための歳費(立法事務費65万/月)がある。法案創らない国会議員はこの歳費を返上すべきだろう。


○ 刷り込まれた「官僚信仰」

官僚は間違いない、、、という刷り込みがある。


○ 官僚は、「市場」と「民主主義」が大嫌い

だから、国会議員を手玉にとって、民主主義を克服している。
国会議員には各省庁出身の議員も多い。省庁の出先機関となっている。


○ 公務員の主要な人事権は財務省が握っている。

人事院、総務省の大切な箇所には、財務省が出向している。


○ GHQの支配を免れた大蔵省

のらりくらり戦法、時間切れ。能力別の制度変更に抵抗した。

戦前の敗戦責任も陸軍に擦り付け、見事、GHQの影響まで排除した。この官僚力には恐れ入る。
世界最強の組織かも知れない。日本が沈没しても生き残るかも。


○ 財務省の出先、税務署が怖い政治家

官僚批判をする政治家、学者、識者は狙われる。著者も冤罪のような事件で東洋大学教授を追われてしまったが・・・


・・・

責任もとらず、顔も見えない、闇の組織。


日本古来の組織でもあるが、このままでいいのだろうか。


これから来る予期せぬ危機には対応できないだろう。


公務員改革に熱心だった、渡辺喜美は、税務からつつかれた、企業の告発でマスコミに刺され、解党、ついには落選だ。


民主党政権では官僚のサボタージュで政権崩壊。
消費増税の置き土産付。


安倍政権をどうするのか?


これからも、暗躍する財務省に注意が必要だ。

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