アレクサンダー・テクニークってなんだろう?

「体験しなくちゃ分からない!」って言うと身も蓋もないので、なるべく分かりやすい言葉で語ることにトライします。
でも本音は、、、「体験してね!」


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こんにちは。前回、前々回とアレクサンダー・テクニークの教え方には大きく2種類あるという話をしました。

今日は、アレクサンダー界の状況と、どうやって先生を見つけていったらいいかということについてお話します。

アレクサンダーさんはイギリスで教師の育成を行いました。そこで彼から直接学んだ第1世代の教師達の多くはイギリスやヨーロッパで教え、中には教師養成を行う人達も出てきました。

アレクサンダーさんの死後、彼らによってアレクサンダーさんの教授法を守り、教師の質を保証するためにSTAT( The Society of Teachers of the Alexander Technique)という協会が1958年に設立されました。

STATでは3年間でフルタイムで1600時間のトレーニングを受けるなどの規定があり、認定された学校を卒業して審査を受けた後、会員となれます。

各国に認定組織があり、日本ではJSTAT, NSTATなどがあります。

アレクサンダーさんの教授法で教える先生を探したい人はこれらの組織のホームページで先生を探すといいと思います。

その他の先生を探すにはどうしたらよいのでしょうか?再び歴史に戻ります。

アレクサンダーさんの弟アルバートさんを始め、数人の教師がアメリカに渡ってテクニークを普及させていきました。

後にアメリカにはAmSATという組織ができて、教師の質を保つために活動を始めます。

それと時を同じくしてアレクサンダーさんの教え方と違うやり方をする先生達がマージの元で育っていきました。

又、トミー・トンプソンという教師養成学校で学んでいないけど実力のある教師が現れました。

彼は第1世代の教師であるフランク・ピアス・ジョーンズの元でアレクサンダー・テクニークを学んでいて、フランクから教えていいよと言われたので教え始めたのですが、いわゆる資格はもっていませんでした。

さあ、こうなると当然摩擦が起こってきますね。

AmSatが政治的な働きかけをしたことに対抗して、トミー・トンプソンやデビッド・ゴーマン(彼もアレクサンダー氏の教え方とは違うやり方を追求していた教師です。)という人達が中心となり、ATI(Alexander Technique International)という組織が1992年に設立されました。

ATIでは、教師認定資格を持ったベテラン教師3人からアセスメントを受けて、教師としての能力がある と認められると会員になることができます。

どこの学校で学ぼうが、卒業していなくても要は実力と人物が認められれば認定されるという仕組みなんですね。

なので、ATIにはアレクサンダー流の教師やマージ流の教師など様々なやり方で教える教師が在籍しています。

第2世代の教師達(30年くらいの教える経験を持っている現在のアレクサンダー界のベテラン達)の時代にはこのような経緯もあり、反目しあっていた人達もいたようです。まあ、どんなところでもありますよね。

しかし、中には両方の良さを学んですばらしい教え方をする先生達もいました。

私が学んだBODY CHANCEはATI系でマージ流の教授法を教える学校なのですがSTAT系の先生も何人も教えにきてくれました。

近年では、STAT、ATIが一緒に行う国際会議の場で、お互いの良いところを学びましょうということで両方の先生達がデモンストレーションやクラスを開催しています。

私は第3世代となるのですが、同じ世代の教師達を見ていると流派の違いにこだわらないで、いいところを学んで、ティーチングに生かしていこうという教師が多いように思います。

日本ではフルタイム(月~金の午前中に3時間×3年で1600時間学ぶ)というSTATの規定を満たすことが難しいので、ATI系、中でもマージの流れを汲んだ教師によって運営されている学校の方が多いです。

従って、マージ流の教え方をする教師はJATS(日本アレクサンダー・テクニーク協会)などのページから見つけやすいのですが、JATSにも様々な流派の教師が在籍しているので、直接教師に聞いてみるといいと思います。

他にも独自の審査基準をもうけて教師資格を発行している学校もあるので国際認定資格は教師を選ぶ際のひとつの情報として扱ってもらうといいでしょう。

教師によってはそれぞれの得意分野を持っていて、アレクサンダー・テクニーク+αを教えてくれる人もいます。

また、コミュニケーション能力や、生徒のモチベーションを高める能力など教えることを職業としているすべての人に求められる資質もあるでしょう。

資格は最低限、教えられる能力を持っていますよということを示しているということなので(どの世界でもそうですよね。)実際にレッスンを受ける際には、ホームページをみてピンと来た人からレッスンを受けてみて、相性がよければ続ける、いまいちだなと思ったら他の先生からレッスンを受けて、いい先生がみつかるまで探してみるということをおすすめします。

この情報がレッスンに興味を持った方のお役にたてたら幸いです。

レッスンやテクニークについて質問がある方は気軽に声をかけてください。




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