母の日には、

錦織圭君が試合後に、「日本に帰って一番食べたいものは何?」

そうたずねられて、答えたことから、品薄になった高級魚

のどぐろ

が2尾、届きました。

脂がのっていて本当に美味しかったです。

 

 

そして、父の日ギフト、

今朝、クロネコヤマトのクール便で、

夫の大好きなお肉が。

 

 

早速いただきます。

 

 

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夜は大好きなバッカーノへ

テーマ:

夫出張の夜の部。

親友とバッカーノへ。

夜の外出は、久しぶり。

だから、バッカーノも久しぶりです。

まずは、都農ワインのロゼをベースにしたカクテル。

フランボワーズのかけらが宝石のようです。




カルパッチョの炙り




グリーンサラダ





生ハムと枇杷


そして、スイートコーンの冷製ポタージュ





天使のエビのグリル





シラスのオイルパスタ






いつ来ても大満足のバッカーノ



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初めてのお店 Douce dining W.ing

テーマ:

昨日は、夫が久々に出張だったので、車で遠出。


初めてのお店にトライしました。


以前から気になっていたお店です。


お店の名前は Douce dining W.ing 。


電話で予約をして行きました。


お店に行くと、おひとり様用の窓際の席が用意されていました。


素敵なカードも。


とても感じの良いお店のスタッフの気配りが感じられます。




私は、1800円のランチのコースを。


まずは、三種の前菜。


どれも美しくて美味しかったけれど、


特に、写真右下の桃のスープは絶品。





2品目は、ポタージュ クレシー。


ニンジンのポタージュ。


クレシーというのは、フランスのニンジンの産地の地名だそうです。




メインは、豚肩ロースのキャノン ローズマリー風味のソース。


豚肩ロースを真空にして、湯煎したものに、


フォンドボーとローズマリーの2種のソースが添えてあります。



デザートは、チェリー クラフティ アングレーズソース。


チェリークラフティとはフランスの伝統的なお菓子だそうです。


初めての食感でしたが、カヌレをさらに密にした感じ?


アングレーズソースは、さらりとした甘さのカスタードソース。




どれも美しくて美味しくて、大満足でした。


場所は自転車で行くにはちょっと遠いけれど、


また、ぜひリピートしたいお店でした。



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バックナンバー一覧

 miten  column

『体で感じる・心が育つ』

「すきとおったほんとうのたべもの」
児童文学作家 原 田 京 子

 

私は今、ある課題を自分に課しています。その課題とは、「原稿用紙5枚の童話を書く」というものです。これまで、たくさんの童話の作品を書いてきましたが、いずれも10枚以上。どちらかというと、30枚とか50枚とか、ときには200枚以上といった長い作品ばかりでした。今回、どうして5枚という短い作品に挑戦するかというと、短い作品は、長い作品よりもある意味難しいからです。長い作品なら、言葉をいくらでも駆使して言いたいことを書けますが、5枚の作品となると、必要最低限の言葉数で、あらゆる無駄な言葉を排し、物語の起承転結をまとめて作品を完成しなければならないのです。
短いからといって、読みやすいとは限りません。短くても面白くなければ読む気にならないでしょう。逆に、お話が面白ければ、『ハリーポッター』や『ゲド戦記』のように、何百ページの長編物語であろうと、何巻もの続き物であろうと、ついつい時間を忘れて先を読み進んでいきたくなります。ですから、この「原稿用紙5枚の童話を書く」という作業は、私にとってとても良い勉強になります。ただ、この作業は難しいだけに、たびたび壁にぶつかります。物語をどう書き進んでいったらよいのかわからなくなるのです。

 


そんな時、私は、自分を鼓舞するために、いつもある文章を読むようにしています。それは次の文章です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。
またわたくしは、はたけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、いちばんすばらしいひろうどや羅紗や、宝石いりのきものに、かわっているのをたびたび見ました。
わたしは、そういうきれいなたべものやきものをすきです。
これらのわたくしのおはなしは、みんな林や野はらや鉄道線路やらで虹や月あかりからもらってきたのです。
ほんとうに、かしわばやしの青い夕方を、ひとりで通りかかったり、十一月の山の風のなかに、ふるえながら立ったりしますと、もうどうしてもこんな気がしてしかたないのです。ほんとうにもう、どうしてもこんなことがあるようでしかたないということを、わたくしはそのとおり書いたまでです。
ですから、これらのなかには、あなたのためになるところもあるでしょうし、ただそれっきりのところもあるでしょうが、わたくしには、そのみわけがよくつきません。なんのことだか、わけのわからないろころもあるでしょうが、そんなところは、わたくしにもまた、わけがわからないのです。
けれども、わたくしは、これらのちいさなものがたりの幾きれかが、おしまい、あなたのすきとおったほんとうのたべものになることを、どんなにねがうかわかりません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


この文章は、宮沢賢治が、大正12年12月20日、『注文の多い料理店』という作品のまえがきとして書いたものです。私は、この文章が大好きです。宮沢賢治がこの文章の中でいいたかったことは、「子どもたちにとって心の栄養となるような物語を書きたい」ということであると私は思っています。そして、私の目指すところもそれと同じところなのです。だから、この文章を読むと、どんなに壁にぶつかっても、めげずにもう一度物語を書くことに挑戦してみようという気になるのです。

 


宮沢賢治の作品は、死後にその作品群に光が当たり、没後80年以上たった今でも輝き続け、人々に愛されています。この宮沢賢治の作品の中で、私が特に好きなものは『虔十公園林』という物語です。この物語の主人公は、知恵が足りないと、周囲から馬鹿にされている虔十という名前の少年です。虔十は、家の裏手に杉苗を700本植えることを思いつきます。虔十の生まれて初めてのわがままということで、父親は、虔十の願いをかなえてやります。その杉を育てる過程でさまざまな困難にあいますが、杉は林となり、子どもたちの格好の遊び場となったのを見届けて、虔十は病気で亡くなります。20年後、昔の面影を失ってしまった街の中で、虔十の林だけはかつてのままの姿で残り、人々にとって貴重な場所となっていたのです。この林は「虔十公園林」と名付けられ、永久に保存されることになります。
人から知恵が足りないと馬鹿にされている主人公が、コツコツとひとつのことを続け、やがてはそれが人々のために役立つような価値あるものになる、そんなお話ですが、宮沢賢治の作品以外にも、私の好きな作品として、『風祭金太郎』(今西祐行作)や『からすたろう』(八島太郎作)があり、これらの作品は、『虔十公園林』と共通するものがあります。
それは、主人公が、「人から馬鹿にされていること」、「ひとつのことをずっと続けていること」、そして、もうひとつは、「それらの主人公に良き理解者がいた」ということです。
こうやって考えていくと、結局はいつも同じ結論に達します。つまり、人として成長していく上で大切なことは、「自分が一生打ち込めるような好きなことを見つけること」「その好きなことを続けること」「それを理解し、手助けをしてくれる人が存在すること」ということです。このことは子育てにおいても、とても大切なことだといえます。


その大切なことを心に留め、子どもたちを取り巻く環境のめまぐるしい変化を考慮しながら、私は子どもたちの「心の栄養」つまりは「すきとおったほんとうのたべもの」となるような物語を書いていきたいと思っています。
毎日の移動が、「歩き」と「自転車」である私は、自動車ならばあっという間に通り過ぎてしまう景色も、ゆっくりと眺めることができます。ですから、これからはさらに目線を子どもたちの目線まで下げて、また違った角度から景色を眺めて見たいと思っています。
※今月の写真は、アメリカ大陸を横断した息子が、旅先から送ってくれた写真たちです。

 

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2008 | 02 | 03 | 06 | 07 | 08 | 10 | 11 | 12
2007 | 12
著者プロフィール
原田 京子(はらだ きょうこ)
1956年宮崎県生まれ
大学院修士課程修了(教育心理学専攻)

【著書】
児童文学
『麦原博士の犬語辞典』(岩崎書店)
『麦原博士とボスザル・ソロモン』(岩崎書店)
『アイコはとびたつ』(共著・国土社)
『聖徳太子末裔伝』(文芸社ビジュアルアート)
エッセー
『晴れた日には』(共著・日本文学館)
小説
『プラトニック・ラブレター』(ペンネーム彩木瑠璃・文芸社)
『ちゃんとここにいるよ』(ペンネーム彩木瑠璃・文芸社)

※ ブログの不具合により、文章が途切れています。

以下のアドレスにアクセスしていただけたら、完全な文章を読むことができ

ます。

よろしくお願いいたします。


http://www.miten.jp/miten/modules/popnupblog/index.php?param=6


体で感じる・心が育つ

こどもに関するコラム集!専門家がコラム・情報を掲載しています。
No.99 天使が舞い降りた瞬間
原 田 京 子 ( 児童文学作家 )
街中の、横断歩道での出来事です。2メートル程離れたところで信号待ちをしていた男の子が私の方を見た後、そばにいたお母さんの耳元で何かささやきました。私は直感的に、その男の子が私に近づいてくるだろうと思いました。案の定、男の子は私のほうに向かって歩いてきました。そして、私たちはほぼ同時に両手を広げてハグをしたのです。私は、男の子を抱きしめながら、「だぁいすき」といいました。男の子は今年の春、小学校に入学するのだと、うれしそうに話してくれました。信号が青に変わると、私たちは手をつないで横断歩道を渡り、そして「さようなら」をしました。

こんなふうに、ふと偶然に見知らぬ相手と心がシンクロする瞬間があります。
これも街角の別の横断歩道での出来事です。 信号待ちをしていた10人ほどの人々がいました。私は、 横断歩道そばに自転車をとめていました。 用を済ませて戻ってきた私が、 自転車に乗るために鍵を外して自転車の向きを変え、横断歩道の方を向いた時でした。その場にいた10人ほどの人々が、一斉に私の方を見ていました。それも、全員が優しく微笑みながら。私は、いったい何が起こったのだろう、そう思いながらも、なんだか恥ずかしくて、つい、「すみません。」といってしまいました。その時の光景は、なんというか、ハイハイをしていた赤ちゃんが、初めて立ち上がって、 ヨチヨチ歩きを始めた瞬間に、一緒に居合わせた人々が、赤ちゃんのお父さんとお母さんのなんともいえない幸せな気持ち、その幸せのお裾分けを貰った、そんな感じでしょうか? 何のつながりもない10人ほどの人々。それらの人たちの心がひとつになって、同じ喜びに浸っている。

私はこんな瞬間を、「天使が舞い降りた」と思うことにしています。なぜなら言葉では到底うまく説明できない瞬間だからです。この世の中には、こんなふうにふと訪れる、言葉では上手く説明できない幸せな瞬間が存在します。それはまさに「奇跡の瞬間」といえるかもしれません。
でも、こんな幸せな瞬間でなくても、何事もなくあたりまえに流れていく時間さえ、私は奇跡といえるのだと思います。今、ここに自分が存在していること。食べ物に不自由しないこと。あたたかい布団に包まって眠ることができること。家族が元気であること。もしかしたら、当たり前に思えていることがすべて奇跡であるといってもいいのかもしれません。
でも、悲しいことに、私たちはそのことを忘れがちです。そして、その当たり前に流れていく時間が突然奪われたとき、初めて、それが当たり前ではなかったことに気がつくのです。

さて、話はかわりますが、毎朝ウォーキングをしていることは以前のコラムでも書きました。このウォーキングをしている途中でたくさんの出会いがあります。犬と散歩をしている人、通学や通勤途中の人など、だいたい顔ぶれはいつも同じです。私はすれ違うときに必ず「おはようございます」と声をかけます。そして、ほとんどの人から「おはようございます」との挨拶が返ってきます。中にはちょこんと頭を下げる人、口角をちょこっとあげる人などその反応はさまざまですが。でも、これらの人々も、出会う回数が増えるにつれて、明らかにその挨拶の仕方が好意的なものへと変化していきます。

そうやって挨拶を交わす人の中に、1人の中学生がいます。彼女は今年の4月から出会うようになったので、おそらくこの春、中学校に入学したのでしょう。この女子中学生の笑顔は最高です。「おはようございます」そうさわやかに挨拶した後、満面の笑顔を見せます。その笑顔を見ているだけで、私はその日とても幸せな気持ちになれます。ですから、その日の都合でいつもの時間にウォーキングができず、彼女の笑顔に出会えない日は、とても損をした気分になります。
彼女の笑顔は天性のものでしょうか? それとも、ご両親の子育ての賜物でしょうか? もしかしたら、「良い人におなりなさい」そういわれて育てられたのかもしれません。一瞬の笑顔だけで人を幸せな気分にさせることができるのですから。

さて、笑顔といえば、仏教の教えの中に「無財の七施」という言葉があります。
(※法華宗真門流「ちょっと豆知識:ミニ法話」:Copyright © Hokkesyu Shinmonryuより引用)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『無財の七施』~誰でも出来る仏道修行 七つの施し
「雑法藏経」というお経の中で釈尊は、「財力や智慧が無くても七施として、七つの施しが出来る」ことを教え示されておられます。無財と云うのは、費用も資本もそして能力も使わないで実行できる布施のことなのです。その七つの布施とは、
一、眼施(慈眼施) 慈(いつく)しみの眼(まなこ)、優しい目つきですべてに接することである。
二、和顔施(和顔悦色施)(わがんえつしきせ) いつも和やかに、おだやかな顔つきをもって人に対することである。
三、愛語施(言辞施) ものやさしい言葉を使うことである。しかし叱るときは厳しく、愛情こもった厳しさが必要である。思いやりのこもった態度と言葉を使うことを言うのである。
四、身施(捨身施) 自分の体で奉仕すること。模範的な行動を、身をもって実践することである。 人のいやがる仕事でもよろこんで、気持ちよく実行することである。
五、心施(心慮施)(しんりょせ) 自分以外のものの為に心を配り、心底から、共に喜んであげられる、ともに悲しむことが出来る、他人が受けた心のキズを、自分のキズのいたみとして感じとれるようになることである。
六、壮座施(そうざせ) わかり易く云えば、座席を譲(ゆず)ることである。疲れていても、電車の中ではよろこんで席を譲ってあげることを言う。さらには、自分のライバルの為にさえも、自分の地位をゆずっても悔いないでいられること等。
七、房舎施(ぼうしゃせ) 雨や風をしのぐ所を与えること。たとえば、突然の雨にあった時、自分がズブ濡れになりながらも、相手に雨のかからないようにしてやること、思いやりの心を持ってすべての行動をすることである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「無財の七施」とは簡単なようでとても難しいことに思えます。もしかしたら、費用や資本や能力を使って出来る施しの方がずっと容易いことかもしれません。
「天使が舞い降りた瞬間」とは、神様や仏様が、これらの七施を実行できた人々の心を、一瞬のうちにシンクロさせて幸せにしてくださる瞬間なのかもしれません。
2016-05-02 更新
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著者プロフィール
原田 京子(はらだ きょうこ)
1956年宮崎県生まれ
大学院修士課程修了(教育心理学専攻)

【著書】
児童文学
『麦原博士の犬語辞典』(岩崎書店)
『麦原博士とボスザル・ソロモン』(岩崎書店)
『アイコはとびたつ』(共著・国土社)
『聖徳太子末裔伝』(文芸社ビジュアルアート)
エッセー
『晴れた日には』(共著・日本文学館)
小説
『プラトニック・ラブレター』(ペンネーム彩木瑠璃・文芸社)
『ちゃんとここにいるよ』(ペンネーム彩木瑠璃・文芸社)
『タイム・イン・ロック』(2014 みやざきの文学「第17回みやざき文学賞」作品集)
『究極の片思い』(2015 みやざきの文学「第18回みやざき文学賞」作品集)

ひとりでゆっくりと時間を過ごしたい時


そして、美味しいものが食べたい時


できたら窓から見える景色も上等で


スタッフも気配りが最高で・・・


そんな時はディアマンルージュへ。


前菜はタコと春キャベツのテリーヌ





かぼちゃのポタージュ





私のリクエストの帆立


いつも、旬の食材で美しくアレンジしてくださいます。





お肉はヒレステーキ プラムと赤ワインのソース





デザートはサヴァランの桜の香りのするバニラアイス添え





支配人の長友さん始め、ホスピタリティ最高のスタッフ


ゆっくりと上質の時間が過ごせました。



ミテンの本棚 > 体で感じる・心が育つ

体で感じる・心が育つ
こどもに関するコラム集!専門家がコラム・情報を掲載しています。
No.98 地上最強の商人Part2
原 田 京 子 ( 児童文学作家 )
『地上最強の商人』も第4巻の巻物に入りました(詳細はコラムNo.96「地上最強の商人」 をご覧ください)。第3巻の前書きには、「まわりを見渡してください。ずいぶん仲間が減りました」そう書かれています。私はどうにか、ここまで、本に書かれたアドバイスに従って毎日読み進み、その結果を就寝前に記録し自己評価することを続けることができました。
『地上最強の商人』は、10巻の巻物から成り立っているといいましたが、1巻を4百字詰め原稿用紙に換算すると、だいたい10枚くらいになります。そのボリュームを毎日最低3回は読むのがルーチンです。それを1巻につき5週間続けます。つまり、同じ文章を1日3回×5週間(35日)で100回以上読んでいく計算になります。
これら一連の行為は、そこに書かれた文章を潜在意識に刷り込むということを意味しています。そして、「潜在意識に刷り込む」とは、すなわち心の奥底の無意識層に刷り込むことなのです。「無意識」とひとくちにいいますが、この「無意識」の世界というのは私たちにとって大きな意味を持っています。「意識」する世界より、「無意識」の世界の方がずっと大きいからです。つまり、私たちの行動は、ほとんどこの無意識層をもとに起きているといっても過言ではありません。

かつて私は、息子を妊娠した時に、「ドーマン・ドッツ」という教材を購入したことがありました。早期教育に関心があった私は、「算数教育」におけるドーマン博士の存在を知り、博士が開発した「ドーマン・ドッツカード」を使って算数の早期教育を息子に試してみようと思ったのでした。しかし、「たくさんの点が描かれたカードを瞬時に見せることが、幼児の算数教育においてどんな意味を持つのか?」ということの基本的な意味をきちんと理解していなかったがゆえに、その貴重なカードも「宝の持ち腐れ」となってしまいました。
私たちは、ついつい目に見える成果だけに価値を置きがちです。自分たちが意識できる世界だけで生きていると思いがちです。しかし、目に見えない、私たちの意識を超えたところにあることこそ、大きな価値が存在するのです。ですから、私が、「ドーマン・ドッツカード」の存在価値を知って、目に見える結果を追い求めることなく、そのカードを有意義に活用していたら、息子はもっと算数に興味を持っていたかもしれません。
私が無意識の世界の重要性を再認識したのは、子育て中に大学院生となり、あらためて心理学の世界に入り込んでからでしたが、そのときはすでにドッツカードの存在すら忘れていました。

しかし、私がこのドッツカードの価値にあらためて気づかされたのは、ちょっとしたことがきっかけでした。それは、毎日引用しているスピルリナというサプリメントをビンから出すときでした。いちいち数を数えなくても、手のひらに出した数をピタリといい当てることができたのです。つまり、毎日、こうして手のひらに緑の錠剤を取り出して数を数えているうちに、数えなくても見ただけで数がわかるようになっていたのです。「ああ、そういうことか」と私は納得しました。「ドーマン・ドッツカード」を瞬時に提示しながらそのドッツの数をいう、という行為は、無意識の世界に数を量で刷り込むという行為だったわけです。ですから、子どもがどういう反応を示すかなどという結果を意識する必要はなく、ただただドッツが描かれたカードを瞬時に提示しその数をいう、という行為を毎日続けていれば良かったのです。
つまり、私が毎日『地上最強の商人』についてやっている行為は、無意識の世界に刷り込みをするという点において、これと同じことだといえます。そして、さらに発展させた考え方をするなら、僧侶が毎日経典を読むということも、これと同じことだといえるのではないかということです。そこに書かれた意味を考えることなく、ただひたすら何度も何度も読んでいく。そうすることで無意識の世界に、つまりは体の奥底に刷り込んでいく。そうやっていつの日か、意識できる世界よりもずっとずっと奥の深い無意識の世界でそれを理解できるようになる、そういうことではないかと思うのです。

第4巻の前書きにこう書かれています。「巻物の第2巻と第3巻をただ読んで、その言葉を潜在意識の中に刻み込むことを5週間ずつ毎日繰り返してきている間に、あなたがすでに何かを達成したことに気がついたでしょうか?」と。私は、自分自身が何かを達成しているということに気がついていました。ですから、第4巻に入る前にこの文章を読み、「無意識の世界に刷り込むということはこういうことなのか」ということを心から納得することができました。
こうして、『地上最強の商人』を毎日読んで、そのルーチンを実行しながら思うことがあります。それは、子育てにおいて、母親の果たす役割がいかに大きいかということです。もちろん、父親の役割もそうですが、妊娠、出産、子育てにおいて、子どもとかかわる時間が多いのは母親です。その母親の能力しだいで、子どもはどんなふうにでも育っていくということです。

私は、修士論文のテーマとして「早期教育」を取り上げ、「母親が早期教育にかかわりすぎることは、子ども時代に経験すべき大切な時間を子どもから奪うことになる」と結論付けました。子育て中に大学院で得たこれらの結論は、それからの私の子育てにとって重要な指針となりました。ですから、息子が「偉大なる数学者」にならずとも、自分の子育てに後悔はありません。「丈夫な体と人間力」それが私の子育ての最大の目標でしたから、「虫歯なし」「両眼の裸眼視力2.0」の丈夫な体を持ち、どんなところでも生活でき、だれとでも上手くコミュニケーションが取れる人間に成長してくれた息子は、放任な私の子育ての目標をある意味達成してくれたのだと思っています。
子育てをしていると、子どもの成長のさまざまな過程で壁にぶつかります。その壁はたしかに障害物ではありますが、それを乗り越えようと努力をするという意味では、親にとっても子どもにとっても成長のチャンスでもあります。子育てにとって一番大切なことは、壁にぶつかったとき、親として、そのとき子どもにできうるベストなことは何かを考え、それを実行することだと思います。
2016-04-01 更新
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著者プロフィール
原田 京子(はらだ きょうこ)
1956年宮崎県生まれ
大学院修士課程修了(教育心理学専攻)

【著書】
児童文学
『麦原博士の犬語辞典』(岩崎書店)
『麦原博士とボスザル・ソロモン』(岩崎書店)
『アイコはとびたつ』(共著・国土社)
『聖徳太子末裔伝』(文芸社ビジュアルアート)
エッセー
『晴れた日には』(共著・日本文学館)
小説
『プラトニック・ラブレター』(ペンネーム彩木瑠璃・文芸社)
『ちゃんとここにいるよ』(ペンネーム彩木瑠璃・文芸社)
『タイム・イン・ロック』(2014 みやざきの文学「第17回みやざき文学賞」作品集)
『究極の片思い』(2015 みやざきの文学「第18回みやざき文学賞」作品集)

2日目の夜もGRAND HOURSにリピート

テーマ:

1日目の夕食が大満足だったので、

新しいお店にトライせずにまたまたGRANDHOURSへ。

昨夜と同じお料理を注文。

 

今日のカルパッチョは、ヒラメとタコ。

これがハーフサイズ?と思うほど盛りだくさん。

ウニまで添えられています。

新鮮な春野菜も加わり、とても美しくてもちろん美味!

 

 

さて、昨日と同じコースを注文。

この日はイワシのブルスケッタ。

 

ハマグリと帆立。

あれ? 私が帆立を好きなことを知っているのかな?

優しいお味でお出しがきいています。

 

前菜の盛り合わせ。

あれ?5種類のはずが7種類も・・・!

昨日とは全く違う前菜たち。

さすがプロです。どれも美しくて美味しい!

 

お肉は、またもや昨日とは全く違うアレンジ。

さすがプロです。もちろん美味しい!

 

イワシと春キャベツのオイルパスタ。

これもまた美味しい!

 

デザートはイチゴのスープ仕立て。バニラアイス添え。

 

お料理が同じコースなのに全く違うアレンジがなされ、

さすがプロだと感じました。

しかも、バージョンアップしているし・・・。

 

博多に来たら、また、絶対にリピートします。