2012-05-11 23:57:17

テルマエ・ロマエ

テーマ:映画
あくび@TOKYO-termae romae

こんなにけらけら笑ってすっきりできた映画は久しぶりでした、「テルマエ・ロマエ」。      

ローマ帝国時代の生まじめなローマ浴場の設計技師ルシウスが、なぜか今の日本に
タイムスリップして日本の誇るお風呂文化にびっくり仰天するお話。

日本人離れしたこゆーいルックスの阿部寛が古代イタリア人ルシウスの役を大まじめに
演じている姿が、そもそもおかしくておかしくて。

ルシウスが日本人を見て「こ、この平たい顔は!?」とショックを受けた挙句「なんだ、
奴隷か」と一人納得するのも、お風呂上がりのフルーツ牛乳のおいしさに目をまん丸く
するのにも大笑いでした。

コメディなだけでなく、ローマ浴場の意義やローマ帝国の歴史をちゃんと踏まえていて
歴史のロマンがちょっと香るところもまた良いかと。

ぜんぜん映画レビューとは関係ないですが、ケイオニウス役(ハドリアヌス帝の後継者
だが、女好きでしょうもないヤツ)見たことあるけどどこでだっけ?とずっと
思いだせず、さっきようやく気がついた。4月からのNHKイタリア語講座レギュラー
の北村一輝でした。あーすっきりした。この人も日本人離れしたルックスですね、笑。





2012-05-10 23:58:03

ハセツネ試走〜富士山に力をもらう、の巻

テーマ:日本のランニング/マラソン
連休のイベントその①は、初めてのハセツネ試走でした。
飲み会で決まった、土曜の午後から70K強のコースを夜っぴて走ろうというこの企画、
集まったのは私を含めて7人(あわびはもちろん?、留守番です)。

7人中4人がUTMBやCCCなど名だたるトレイルレースの完走者または今年の参加者で、
残る3人のうち私を除いてはウルトラの完走者と、登山のエキスパート。
フルより長い距離を走ったことがなく、トレイルもド初心者の私一人がどう見たって
浮いてます。紅一点だし。

20時間山を歩いているうちに眠気で崖から転げ落ちたりしないか、食べ物は何を
持っていくのか、お腹は空かないのか…レベルの低い疑問がつきない中、ついに当日。
ひよこ以下の私のために「持ち物リスト」や試走の詳細情報をくださったリーダーの
Tさん(以下、T師匠)のブリーフィング後、14時に武蔵五日市のスタート地点を出発。      

ハセツネは水と行動食を自分で持ち運ぶのが基本なので、水2.5Lなどを背負って走る
のですが、ふだんせいぜいウェストポーチくらいしか身につけない私には重みが
ずしっと応えます。

しかも序盤から苦手な上りに次ぐ上りで、2時間も歩かないうちに「こりゃだめかも」。
スタート前のおしゃべりはどこへやら。必死でついていく姿を気の毒に思ったか、
ハイカーのおじさまが「先は長いんだから、自分のペースでね!」と声をかけて
くれたほど。

最初はエスケープすることばかり考えていましたが、次第にあたりが暗くなって
覚悟を決めました。ひたすら歩く、歩く。
しんと静まりかえった夜道のヘッドランプが照らしだすところだけを見つめて進み
ます。このジミな感じ、なんだか修行みたいだな。T師匠のリュックについた熊よけの
鈴のリーン、リーンという音色がまたお遍路さん気分を高めてくれます、笑。

夜になったらさぞや眠くなるだろうなと思っていましたが、気を張っているので全然
眠くなりませんでした。真夜中の夜空は思わず声をあげたくなるくらいの満天星!

疲れのピークが来たのは、コースアウトして施設で水を補充した3時頃。
右ひざの左側にぴりっと痛みが来たと思ったらどんどん辛くなってきました。
こういう時すぐにメディカルに駆け込めるフルマラソンてありがたいですねー。

膝を押さえながら登り下りするうちに空が白みかけてきて、それと同時に鳥の鳴き声
が一斉に。お日さまが出て来ると思うと気持ちがぱっと明るくなりました。
太陽の力って偉大!

あくび@TOKYO-fujisan
朝の富士山からもパワーをもらいました。
こんなきれいな富士山、何年ぶりだろう。

あくび@TOKYO-katakuri
今が季節のカタクリの花も。
説明によるとカタクリは15年の長生き草で、7、8年めから花を咲かせるようになる
そう。

朝になって気持ちはなんとか元気になったものの、一同ペースは落ち気味。
「◯◯まであと××メートル」の標示を見て、はりきって登ったつもりなのに100M
しか進んでいない、なんて心折れることが続きます。

あくび@TOKYO-yamazakura
結局、体調を崩された方もいたこともあって、全員で50K地点で切り上げることに。
そこから林道を6Kほど歩き(山桜が満開だった)、タクシーに来てもらって
(タクシー会社に電話をかけまくってくれたIさんのおかげです)、つるつる温泉へ。

右膝は坂の登り下りにびっくりしただけだったらしく、なだらかな林道を歩いている
うちにすっかり良くなりました。温泉でさっぱりしてから食堂で乾杯したビールの
おいしいことといったら! その後は「ここは釜飯が一番うまい」とのT師匠の鶴の
一声で全員、釜飯。ふっくらと炊きあがった優しい味の釜飯は絶品でした。

トータルの距離が58K、時間は約20時間。
全コース踏破はできなかったものの、これまでで最長距離と時間を達成しました。
ケガなく無事に帰ってこられたのはT師匠はじめ、皆のさりげないサポートあってこそ。

ハセツネ、「山岳耐久」レースのネーミングはダテじゃないと痛感しました。
日本のお山は厳しいぞー。       

       
















2012-05-09 23:52:41

ヒマラヤ、運命の山

テーマ:映画
あくび@TOKYO-himalaya
かなり前のことですが(汗)、昨年の話題作のリバイバル上映で
「ヒマラヤ、運命の山」を観てきました。

多くの登山家が挑み、命を落とした標高8,125メートルのナンガ・パルパット。
そのルパール壁の初登頂を今から約40年前に成し遂げたラインホルト&
ギュンターのメスナー兄弟を描いた実話です。

まず、冒頭から山の臨場感に驚かされます。
ヘリコプターから撮影した、雪をいただいた目もくらむような山々が映り、
高所恐怖症気味の私はこれだけでもう手にうっすら汗が。
山の汚れのない美しさと人を寄せつけない厳しさ、人間のちっぽけさが凝縮されて
いて、なぜ登山家たちが命の危険を顧みず山に向かうのか、私みたいな門外漢にも
直観的に伝わります。

その後すぐ、登山隊のメンバーだったメスナー兄弟がルパール壁の登頂には成功
したものの、下山途中に弟のギュンターは亡くなり、ラインホルトだけが帰還した
事実が明らかに。

最初に手品の種明かしをされちゃったようなものですが、種明かしされても
ぐいぐいと引込まれてしまうのがこの映画のすごいところ。

40年前は、登山が国の威信をかけての一大イベントだったことにびっくりしましたが、
登山家たちの強烈なエゴにも驚かされました。物静かな孤高の人という登山家の
イメージがガラガラと音をたてて崩れました、笑。「ルパール壁に一番乗りして名を
挙げなくては!」と皆闘志むき出しだし、自己顕示欲強いし、同じ登山隊のメンバー
なのに仲悪いし(人としてどうなんだと思う言動もぼろぼろ…)。
まあこのあたりはたまたまだったかもしれませんけど。

ギュンターの死を誘発したのはこうした人間関係の生んだ行き違いやミス、悪天候も
もちろんですが、最大の要因はギュンター本人が、単独登頂に向かったラインホルト
を装備も持たずに追ってしまったこと。

だから彼の死は起きるべくして起きてしまった感がありますが、私が感動したのは
この時ラインホルトが凍傷で足の指を7本も切断しながらも、その8年後に
ナンガ・パルパット単独登頂を成功させたこと。

何がそこまで彼を山に向かわせるんだろう。
生きるか死ぬかのぎりぎりの状態をどうやって、しかも何度も耐えられるんだろう。
天才を理解しようとするのが土台間違いなんですけど、山に魅せられて人生を捧げる
ってこういうことなのかなー…なんて考えさせられました。
2012-05-08 23:56:53

懐かしの葡萄割り@ささもと

テーマ:食べ歩き
ちと前ですが、「銀座ささもと」へ。
お互いを知る由もなかった独身時代のあわび、あくびがそれぞれ会社帰りにお世話に
なったお店です。懐かしや。
移り変わりの激しい銀座でかれこれ30年営業を続ける、煮込みと串焼きの名店です。   
         
あくび@TOKYO-01_nikomi

コースのAとBをお願いしました。
両方とも串煮込みからスタートして、キャベツ煮込みで終わりますが、真ん中がAは
サシミ串2本+串焼き5本、Bは串焼き7本です。

上の画像は、サシミ串と串煮込み。
サシミ串、お肉が甘い。
串煮込みはこっくりとしたおいしさ。

あくび@TOKYO-02_kushiyaki

串焼き各種。

ささもとの串焼き、新鮮でむっちりとおいしさが詰まっています。
何て言うんだろう、お肉に色気がある感じ?

あくび@TOKYO-04 budowari

串焼きのお供はこれ! 名物「葡萄割り」です。
焼酎をその名のとおり、葡萄酒で割ったもの。

焼酎系では「葡萄割り」の他に「梅割り」と「酸塊(すぐり)割り」がありますが、
お酒の強い、弱いにかかわらず一人合計3杯までがお店の昔からの決まり。

口当たりが良くてくいーっといっちゃいそうになりますが、なんたってグラスの9割が
焼酎なので(笑)、1杯で十分。 
     
あくび@TOKYO-03 cabbage

最後はキャベツ煮込み。
キャベツの甘みが舌と胃に優しいです。

このお店、昔はもう一つの名物「ブレカラ」があったのですが、メニューから
なくなっていました。ブレカラとはブレイン(=脳)の唐揚げ。
なんとキワものな!て感じですが、内臓系も含めフレッシュな素材を吟味しておいしく
食べさせてくれるこのお店ならではの柔々とした、とても上品な味わいでした。
食べられなくなってしまって残念。

でも煮込みと串焼きと葡萄割りのおいしさは10年以上経った今も不動でした。
また来まーす。

ささもと
東京都東京都中央区銀座4-3-7 華菱ビル1F
2012-05-07 23:57:08

お一人さまのイタリアン&さよなら、ロンドン。

テーマ:2012 春 パリ、ロンドン
ロンドン最終日。
夜のフライトまでどう過ごすかじっくり検討して、午前中はナショナル・ギャラリーへ。        
あわびには不思議がられますが、私はここのウッチェロの「サン・ロマーノの戦い」が
好きなのです。ボッティチェリやベリーニも。

あくび@TOKYO-bocca01
お昼はJ. Sheekey、Ivy、St Johnと並んで好きなお店、ソーホーのBocca di Lupo へ。       
このお店なら居心地よいし、スモールポーションを頼めるのでお一人さまランチに
ぴったり。

あくび@TOKYO-bocca02
すべて「今日のおすすめ」から、まずオレキエッテのトマトソース。
手作りパスタのもちもち、しこしこ感にトマトの甘さがよく絡んでおいしい。

あくび@TOKYO-bocca03
メインはポークチョップとカネロニビーンズ。

ポークは疲労回復に効果があるのでオーダーしましたが、すんごいボリューム。
フル2本で胃がさすがに疲れているようで、味はおいしいのに食が進まず…。
申し訳ないと思いながら残してしまいました。

ビーンズはガーリック、プチトマトのソースにセージの風味がきいていておいしく
いただきました。今度家でも作ってみよう。

デザートはパスしてエスプレッソで〆。
お店の人がフレンドリーだし、一人でもグループでも楽しめるお店です。

Bocca di Lupo
12 Archer Street London

この後リバティデパートとカーナビーストリート周辺をチェックしてからホテルで
荷物をピックアップして、空港へ。

あわびに特大スーツケースを借りてきて本当に良かった。
おかげでなんとか荷物全部を詰め込むことに成功!
空港カウンターで聞いてみたら、スーツケースの重量は28kgでした。
道理で重いわけだ…、笑。

あくび@TOKYO-ana
免税店でのショッピングも完了し、いよいよロンドンともお別れ。
窓からロンドンの街が遠ざかるのを食い入るように見守りました。

機内食でも肉類、魚介類は胃がまったく受付けず。
後からいただいたあおさうどんがみょーにおいしかったです、笑。

このフライトでもほぼまったく眠れなかったので、映画三昧。
観た映画:
①「幸せへのキセキ」(なんとまあしょーもないタイトル、笑。
 ちなみに原題は "I bought a zoo"。映画自体はキャメロン・クロウらしい、
 ポジティブでハッピーな雰囲気で楽しめましたが。
②「ペントハウス」(Tower Heist)
③「ニューイヤーズ・イブ」
 傑作とはいわないけれど、NYの大晦日ならではののわくわく感、ハッピー感が
 伝わってくるいい映画。

翌日は予定より20分早く、成田到着。
あっという間、でも旅もレースも充実の12日間でした。

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