【★評価】 (五つ星評価)
【解説・ストーリー】
広告代理店勤務の29歳独身の由紀子、不動産会社勤務の34歳既婚の聖子、老舗文具メーカー勤務の34歳独身・容子、自動車メーカー勤務の36歳シングルマザー孝子。会社も仕事内容もバラバラな4人は、なぜか気の合う親友同士。ほかの3人からファッションが痛いと“ガール”の卒業を進言される30歳目前の由紀子は、ムードのかけらもない新しい恋人・蒼太に腹を立て、イベントの企画をめぐってクライアントの堅物女性社員と激しく対立。一方ほかの3人も、女性への偏見を隠そうともしない年上の男性部下に怒りを募らせる聖子、ひと回りも年下のイケメン新入社員相手に図らずも心が浮き立ち、そんな自分に戸惑う容子、仕事も育児も“シングルマザー”を言い訳にしないと頑張りすぎる孝子と、それぞれに悩み多き日々を送っているのだが…
【レビュー】
原作となった小説は、数年前刊行された当初に読んでおり、
母親と一緒に、なかなか面白い小説だったね、と話したことを思い出す。
懐かしいなぁ。
女性は絶対に楽しめるはず。
様々なタイプの女性が登場するから、
誰かしらに自分を重ねることができるんじゃないかな。
女性が共感するのは当然のこととして、
はたして男性はこの作品を観てどう感じるんだろう?
そこに非常に興味を持った。
これは男性と一緒に観にいくべきだった!と途中から後悔。
きっと、男性の中でも、
こういう女性ならいいな、こういう女性は嫌だな、という意見が分かれるんじゃないかな。
それ、知りたーーい!!
ちなみに私は、
吉瀬美智子が演じる、ひと回り年下の男の子に恋心を描いてしまう容子と
板谷由夏が演じる、シングルマザーに共感。
別に私は年下の男の子に恋してないし、
シングルマザーでもないんだけど、
私にとってはこの2人の描き方がすごく自然体に感じた。
香里奈が演じるいかにもガールな由紀子と
麻生久美子が演じる女性管理職のキャリアウーマンな聖子は
わかりやすく描こうとしすぎてちょっと度が過ぎてる気がした。
きっと世間的に私は聖子に見えるんだろうけどね。
男性と肩を並べて働く女性って、別にこんなに力んでないし、
男性からの露骨な差別や嫌がらせもないんじゃないかな?
それは私が身をおく環境が恵まれているせい?
それにね、聖子がクライアントへのプレゼン時にやったことなんて、
社会人としてありえないし、
あれを女性からの仕返しとして、してやったりみたいに描かれては、
同じ働く女性としてたまったもんじゃぁありません。
なぁんて、リアルな目線で評価しちゃってるあたりが仕事病なんですけど。
吉瀬美智子はいいね~
サバサバしれるけど、ちょっと乙女なかわいい一面もあって、
とってもハマり役。
この作品を観てわが身を省みた点として、
年下の男性社員に対する態度を気をつけよう、ということ。
ぜんぜん意識したことなかったけど、
彼らからしたら私はどううつってるんだろう。
年齢差が2、3しかない後輩は気をつけよっ。
男性の意見をぜひ聞きたい!
でも、この作品を観る男性が周りにいるとは思えない・・
【基本情報】
原題: ガール
製作年: 2011年
上映時間: 124分
製作国: 日本
監督: 深川栄洋
プロデューサー: 久保田修
エグゼクティブプロデューサー: 濱名一哉
原作: 奥田英朗 『ガール』(講談社刊)
脚本: 篠崎絵里子
美術: 黒瀧きみえ
撮影監督: 河津太郎
編集: 今井剛
音楽: 河野伸
主題歌: 西野カナ 『私たち』
録音: 林大輔
助監督: 吉田亮
【出演】
香里奈 滝川由紀子
麻生久美子 武田聖子
吉瀬美智子 小坂容子
板谷由夏 平井孝子
上地雄輔 武田博樹
要潤 今井哲夫
林遣都 和田慎太郎
波瑠 北村裕子
加藤ローサ 安西博子
向井理 森本蒼太
檀れい 光山晴美





