夏休みでしばらく人目を気にしない日々が続いたせいか、2学期に入ったら久しぶりに視線が気になると言って精神科早よ連れてって〜と長女に頼まれたので予約しました。

そして、2カ月ぶりの診察。ドクターに「最近どうですか?」と聞かれ、娘は2学期になってからの顛末を話してたのですが、ドクターの受け応えが何だか前とは違って冷たい、気がしたのです。娘は、少し話の理解が遅いところと思い違いをすところがあるんですが、理解まで待ってくれず、面倒くさそうな、イラついてる様子がありありと伝わってきました。娘とのやり取りに慣れてきたからか、娘への対応に丁寧さが無くなってしまってる、そんな感じを横で見ていて私は受け取りました。

そして、診察が終わってクリニックを後にした途端、我慢してた私達ふたりして「何あれ、先生の対応、ひどくない?」てクレームの嵐(笑)。大人ならまだしも、子どもに取って先生の態度が冷たくなったと感じるのはショックだと思います。信頼関係をだいぶ構築もしてたのに、嫌われたような見放された感じがすると人間不信になってもおかしくないです。

でも、こう言うケースて割合普段起こる事があります。学校や塾の先生かもしれません。

その場を想像するだけで、子どもたちが傷つくことが分かるのですが、実はこう言う出来事のあとの親側の対応で、子どもたちはさらに傷つく事があるのです。

しかも、よくやってしまう対応なんですね。

それは、傷ついた子どもたちの味方になるのではなく、傷つけた側の弁護をしてしまうんです。例えば、今回の娘のケースだと「先生は、虫の居所が悪かったのかもしれないよ。」とか、「精神科の仕事は、ストレス多いから疲れてたんだよ、先生」と言ってしまう事なんです。親は子どもをかばいつつ、その場をやんわりと片付けてしまおうとしてますよね。世の中、こういうもんよ、の気持ちが親の根底にあるかもしれないし、子どもが感情的にならないように収めるための説明かもしれません。

が、この対応は少しマズいです。今回の娘のケースだと、私が上記のようにドクターにも理由があってのことなのよ、というやりかたで娘をなだめてたら、娘は母親の私の対応でさらに傷ついたと思います。私が悪いってこと?と娘は受け取り、それ以降、病院に通うのを嫌がるかもしれません。

教育的には、世の中の道理を教えるために、事の成り立ちには、いろんな事情があるのよと躾ないといけませんが、それより先にしないといけないのは、傷ついた気持ちを受け止めて、癒やしてあげることなのです。

私はひたすら娘がドクターの悪口を言うのを聴きました、彼女の気の済むまで。そして、母親の私も先生の態度で不快になったことを伝えました。先生に何らかの事情があるかもしれない、とは一切言わず、娘の気持ちが収まるのを最優先にしました。ドクターの態度に一番傷ついたのは娘ですから。怒りに、不安、悲しさがごっちゃ混ぜになって感じてたと思います。


で、結論。

娘は数日後、私に「次、ドクターのところ行こうかなー、ママと別のところ探そうかなー。ま、また考えよ。症状ちょっとマシになってきたし!」と言ってくれました。

うん、それでいいんだと思う。

結論は急がず、先に伸ばしていいし、選択肢を持ってるからいつでも変えていける、ってこと、それはそれと線引きしながら進めていけるならそれが一番!我が娘ながらなかなか大人の理解示したな、って感心しましたウインク




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