子は親の鏡とは良く聞きますが、夫婦もお互いを写す出す鏡だなと昨晩夫と話してて実感しました。

昨晩、夫が突然「俺の性格ってどんなの?」と質問が。

えーー?どうしたん?と思ったのですが、そういえばお互いの性格を改めて相手に伝えるってことってあまりしていないなーと思ってお互いが思う相手の性格を話してみると、、、、

あれれ、

お互い同じ性格だと思っていたようでびっくり!

「真面目で優しい。」

え?私が???

私たち夫婦を知る人なら2人は正反対の性格に見えてるかと思います。
夫は、周りからも真面目で優しい、と評価されるように私が見ても夫を表現するのにふさわしい言葉だと思うのですが、

正直、私が真面目で優しい、、、、と見えてるとは、意外過ぎて、恥ずかしい・・・

私は、生まれてこの方、親に真面目、と言われた記憶はありません(笑い)
そして、優しいとも言われたことありません

だから、私は、自分のことを

一度も真面目で優しいと思ったことがなかったのです。
それを改めて昨晩気づくことができました。

親の子どもへの評価ってしっかりと無意識に刷り込まれるんですよね。

重々わかってますけど、こんなところで改めて再認識するとは(笑い)びっくりでした。

言葉が現実を創ると言う、心理学のナラティブアプローチ的な考えがあります。

つまり、

お前はバカだ、と言われ続けて育つと、言われたその子は、「私はバカだ」という世界観を持つという意味です。

「私はバカだ。」が現実となるのです。(これは例えば成績が優秀であっても、私はバカだ、という自己評価になり、どれだけ優秀になっても、私はバカだ、という評価をしてしまうということです)

そのナラティブ的な考えを反対に応用すると、

「わたしはバカではない。」という言葉を獲得して、それを自分の現実へと変えていくことが出来ます。心理療法としてのカウンセリングもナラティブアプローチをしているのです。

私自身、子どもの頃に刷り込まれた自己卑下の言葉は、いまだに自分を縛ることもありますが、その呪縛を自分で解ける年齢にもなりましたし、もう縛られる必要もなくなりました。

もう、かなり解放されていると思っていたのですが、、、

昨晩、夫が思う私の性格を話してくれたことによって、予想以上に私が親の言葉にまだ縛られているんだと、自覚させてくれました。

「真面目で優しい。」

新鮮でとても嬉しかったし
私の世界観がこれでまた変わりそうです

私は、真面目で優しい人間です。えへえへ

むず痒い気もしますが、これを現実としていきたいです