住宅購入奮闘記 その5 | とある営業マンの裏話

住宅購入奮闘記 その5

購入する際に、当然資金計画を立てるのですが、僕はいつ繰り上げ返済を行うかといった詳細な計画表を作成しました。


今、子供が一人いまして、今年の11月に二人目が生まれます。


一番お金がかかるのは子供の養育費です。

子供のお金がかかるタイミングを事前に把握しておくことが大切だと思います。


例えば、幼稚園に入ったときにいくら。

小学入学時にいくらなど、細かい支出額を把握して、エクセルの表にプロットしていきます。


後は様々な状態を見据えて金額を計算していきます。


現在嫁さんが働いてないので、子供が小学生になったら嫁さんの収入分がプラスされていくことや、自分の給料が上がっていくこと、車を買い換えるタイミングなどなど。


いろんなことを考慮すると、実は繰上げ返済できるタイミングは限られていて、


1.上の子が幼稚園に行くまで

2.二人目が小学校に入学して、上の子が高校に入るまで。

3.下の子が大学卒業後


といった感じです。


元利均等の場合、最初に繰り上げ返済をしなくては大きなメリットを享受することはできません。


ということは、子供が幼稚園に行くまでのここ3年が本当にポイントで、我慢の時期ということがわかります。

後は収入面や支出面を考慮し、計画を立て、何年後に完済するか目標を立てました。


僕はフル変動でローンを組んだので、金利が上がった時のリスクなども加味しました。


こうしてグラフを作っていくと、結構面白く、現実的な整理ができてよかったです。


実はこれは子供の学資保険に入るときに、保険の営業の方がすらすらと専用ソフトで簡単に作ってくれたものを参考にしました。


このツール、マンション販売でも有効に活かせると即座にピンときましたが、導入されている会社ってあるんでしょうかね?


よく繰り上げ返済って営業トークで言われますけど、いまいち理解できません。

正確に言うと、理解できるんだが、具体的にどうやんだと思ってしまいます。


ただし、このツールを使うと、細かいところまで出てしまうので、現実的に繰り上げ返済ができない人は露呈されてしまうので、逆に無い方がいい場合もあるのかもしれませんね。


そういう時は使いわけするのが営業マンってことで、是非このツール不動産業界にも導入してほしいです。


ライフプランナーってよくいいますけど、こういうお客さんの人生設計をしてあげて初めてライフプランナーというのだと僕は思いました。