げんきが居なくなってから三週間、最近は一緒に過ごしていた頃が随分昔のような気がしてなりません。お婆さんとげんきのＷ攻撃で最強の悲しみでは？と思われますが、お婆さんが旅立った寂しさが完全にリセットされる前でしたのでまだ救われているような気がします。
そんな感じですので日々の生活はだいぶ落ち着きましたが、自分でも意識していない悲しみが根底にあるのか、普通に食事をしているときやクルマを運転しているときに突然ブワっと涙があふれそうになりますので、やっぱりまだかなと思ったりもしております。
ペットロスを癒すのは長い時間か新しい家族しかないと思うのですが、今のところ新たに犬を迎え入れるといった気持ちはありません。げんきと一緒に過ごした空間や時間、一緒に歩いたお散歩の記憶が新しい家族によってリライトされてしまうのにはまだ抵抗があります。
とはいえ朝から晩まで悲しんでいてはいけませんのでとりあえず再開したのはテニス、帰宅後にげんきのおかえりー！はありませんがプレー中は色々忘れられます。あとは四十九日に合わせての温泉旅行、げんき（の写真）と一緒にゆっくりしてきたいと思っております。
魂があの世へ旅立つ四十九日、法要関係では一区切りとなりますので温泉につかってげんきとのお別れ会です。一緒に過ごした約１０年間で飼い主が外泊したのは３回だけ、家を空けますと食事もせずオシッコも我慢していましたので結構気を遣っておりました。
ゆっくり温泉につかった後は部屋に戻り女将自慢のご馳走、食卓には笑顔のげんきといったイメージなのですが、ご宿泊は２名様以上から、お食事は大広間にて、が殆どで更には一名だとお値段も超割高！まじかあ～といった感じでいきなり挫折しかけてます。