今朝、塀の外の掃除をしていたら
りっくんが塀を越えて脱走した。
物凄く走るのが速くなっていて
私は37になって
心臓が止まってしまうんじゃないかと思うぐらい走った。800メートルぐらいを全速力で!
近くの表具店のおじちゃんの家の近くでりっくんを確保して
地べたにへたりこんだ。
おじちゃんが見ていて、「かあちゃん体力ないんじゃないんかぇ。」
と笑った。
私も「りっくん、走るのが滅茶苦茶速くて!」と笑った。
おじちゃんは、最近知り合いになって散歩の途中でうちの家によってくれてから話すようになった。
まだ3度ぐらいだけれど。
何故か自閉症のことをよく知っていてりっくんのことを気にかけてくれる。私もなぜそこまで知っているのか深くは聞かないけれど、おじちゃんは物凄くいい人で、それからおじちゃんの庭にりっくんを案内してくれて、私とりっくんと一緒に犬の散歩がてらに家まで一緒について来てくれた。
家の前のおばちゃんも心配してくれて、私が掃除しかけていた枯れ草を燃やしてくれていた。
「どこまで、いっちょったんかえ!(どこまで、いってた?)」
おばちゃんが、声をかけてくれてので笑って説明した。
その間またりっくんが走り出したので、またと頭を下げて
追いかけていった。りっくんは家に入り、声をあげていた。
門を閉めに表に出たら、おじちゃんとおばちゃんが「りっくんは?」
と聞いてきたので、「家に入ってわーわぁ言ってます。」と言ったら
二人とも笑っていた。私も微笑んだ。
おじちゃんに「お茶でもどうですか?」と言ったけど
「いやいや、散歩じゃけんな。」
と言って私が、ありがとうございました。と伝えると
「ほたら、また気にしちょくけんな。(そしたら、またりっくんのことを気にかけておくからね。)」
と言って帰っていった。
そのあと、泥まみれになったりっくんをシャワーに誘って(帰りに野良犬のあとを追って田んぼの中を歩いた)
どこに行きたかったのかたずねたら
通ってきた途中にあったファミリーマートの写真をくれたので
スケジュールを並べて
ファミリーマートに行った。
最近はずっと、ローソンのカードを選んでいたので「そっか、ファミマに行きたかったのか。」と納得した。だから、全速力で行きは走っても、帰りはゆっくりだったんだ。
ファミマによらずに帰ったからね。
板チョコと鱈のおつまみみたいなのを選んで帰った。
りっくんが、伝えてくれて幸せだ。
脱走もしてくれなかったら
こんな素敵な人たちとも出会うことはなかっだろう。
でも、そんな度々は困るけどね。
っていうか、脱走させた私が悪いんだけど。
私の周りには本当に素敵な人たちばかりで、私はここに引っ越してきて
りっくんのこと、包み隠さず話してきて伝えてきて良かったと思う。
体は疲れたけれど、物凄く清々しい気持ちだ。
今日の晴れ渡った空のように。
子育ては一人で育てられると思ったら大間違いだ。
迷惑かけないように、私が頑張らなきゃなんて思われながら生きる子供はいい迷惑だ。
自閉症は、コミュニケーションの障がいだ。だから一番大切なのは、表出を助けること。こちらの思い通りにさせる子育てなんて、自閉症じゃなくても私は嫌だ。
何でも大人の言うことをきくいい子よりも、自分の人生を歩んで欲しいと思う。それで、責任だってとてれる。自分のきめたことでしょ。と伝えられる。
りっくんから教えてもらってる私は幸せだ。
感謝。生きてるって素晴らしいね!
りっくん。今日もありがと。
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