猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじのブログです。


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昨日安倍総理は地元山口に帰り、6月に亡くなった吹田(ふきだ)あきら元自治大臣のお別れの会に出席した。そして、NHKニュースによると、次のようなお別れの言葉を述べた。
(以下、太字強調はブログ主)

「先生には長きにわたり、私と祖父・岸信介の政治活動を支えて頂いた。私が総理の職を辞し、第1次安倍内閣が幕を閉じたあと、何回も私の自宅に足を運んでくださり、再起を期して頑張れと励ましてくださった。最後の最後まで日本のあるべき姿、ふるさとの大切さについて情熱を持って語り続けてこられた。あなたは生涯、ふるさと政治家であり続けた」
(NHK 自治相など歴任 吹田氏のお別れの会 8月11日)より
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170811/k10011096981000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001

ここで述べているように、吹田氏は岸信介の戦後の政界復帰にも尽力したようで、ウィキには次のように記されている。

1948年(昭和23年)ごろに戦犯として郷里に戻った岸信介に講演を依頼した。これをきっかけとして岸との交流を深め、また、敗戦後の岸の政界復帰に尽力した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%B9%E7%94%B0%E3%81%82%E3%81%8D%E3%82%89


「戦犯として郷里に戻った」は正確ではなく、岸総理は戦犯容疑者として巣鴨に拘置されていたが、この年の12月に不起訴のまま無罪放免されている。

それはともかく、元戦犯容疑者の岸氏にとって地元での講演は政界復帰の足掛かりとなり、後に安保改定など大きな成果を残すことにつながった。
つまり、岸総理の戦後の原点となった出来事である。

そして、大きな挫折を経験してどん底に落ち込んで地元に戻った安倍総理にとって、吹田氏の励ましもまた復活の原点となった。地元の励ましがあり、その力強い支援により2009年総選挙でも圧倒的な得票差で当選したことが政界引退まで考えていた安倍晋三を蘇らせたのだ。

そして、平成24年9月12日 安倍晋三元総理はついに総裁選出馬を表明する。この時も「まだ早すぎる」との声も大きかったしご本人にも揺れがあったようだが、安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会のなど周りからの強い働きかけが彼と夫人に出馬を決心させたのである。

ネットで安倍総理の復活を望む声が大きかったことも少しお尻を押したかもしれない。
その出馬会見はそれほど長いものではなかったが、5年間考えぬいた「日本再起」の考え方と政策を余すところなく披歴している。


「日本再起。」安倍晋三元総理 総裁選出馬表明記者会見 平成24年9月12日

 

 


(全文)
皆様、安倍晋三です。私は自由民主党総裁選挙に、立候補いたします。
 まず初めにこの3年間、野党のリーダーとして大変困難な状況の中で、ご苦労をされました谷垣禎一総裁に心から敬意を表したいと思います。

 私は6年前、皆様からご期待を頂き総理に就任をいたしました。病気のためとはいえ、突然総理の職を辞する結果となりました。国民の皆様、党員の皆様に心からお詫びを申し上げます。私はこの5年間その責任をどう取るべきか、ずっと考えてまいりました。昨年発災した東日本大震災は今を生きる私たちにとって、忘れえぬ出来事でありました。今でも34万人の方々が仮設住宅などで、不自由な生活を余儀なくされています。

 今こそ、政治のリーダーシップで、オールジャパンで、全ての力を結集して復興に力強く、取り組んでいかなければならない。まったなしであります。この震災はつらい経験ではありましたが、私たちにとって守るべき価値とは何か、大切なことは何か、大切な価値とは何かを学ぶことができました。それは大切な家族を守ることであり、いとおしい故郷を守ることであり、私たちにとってかけがいのない、この国祖国日本を守ることであります。

 現在、私たちの美しい海や領土が侵されようと、脅かされようとしています。また、長引くデフレ・円高によって経済は低迷し、若い人たちは未来に夢や希望が見いだせないでいます。今この日本の危機にあたり、全身を投げ打って立ち向かえとの同志の声に応えていく決断をいたしました。
まずは、日本の領土・領海を何よりも日本人の命は断固として守る。このことを宣言したいと思います。そのためにも戦後体制の鎖を断ち切り、憲法改正に取り組まなければなりません。そのための橋となる国民投票法は安倍政権で成立させました。今こそこの橋を渡って、私たちの手で憲法を作るときを迎えています。待ったなしであります。まずは、改正条項である96条(日本国憲法の改正の手続き)の改正に取り組みたいと思います。国民の半分以上が憲法を変えたいと思っても、たった3分の1をちょっと超えた国会議員が反対をすれば、国民はその意思すら表明できない。これはおかしい。国民の手に憲法を取り戻すことから始めなければなりません。

 次に社会保障、そして経済についてお話をさせて頂きたいと思います。私たちは年金、医療、介護、伸びていく社会保障の給付に対応するため、大切なセーフティーネットを安定的なものにするため、3党合意を行い税と社会保障の一体改革を進めていくことになりました。この中身を進めていくことは当然のことであります。同時に強い社会保障制度とは、民主党が言っているようにできもしない給付を約束することではありません。その給付を確実なものにする強い経済を手に入れることこそ、強い社会保障制度につながっていきます。

 消費税を引き上げていく前に、デフレから脱却をして経済を力強い成長軌道に乗せていく必要があります。政府と日本銀行が政策協調を行い、大胆な金融緩和など、政府日本銀行一体となってデフレ脱却のために政策を総動員していく必要があります。2~3%の緩やかな安定的なインフレを達成する必要があります。

 まあ、しかし中々、今の段階で企業の投資は起こらない、消費も出てこない中においては、子供たちの命を守る安全を守るための公共投資、地域にとって成長の糧となる、未来への投資となる公共投資は行っていくべきであろうと、こう思います。その上において、経済を力強く成長させていかなければなりません。自民党が政権を取ったら直ちに、日本経済再生本部を設立し、英知を結集し、成長戦略を新しい成長戦略をつくり実行してまいります。

 成長のカギはイノベーションです。新しい技術、新しいビジネスアイディア、創造的な取り組みであります。このイノベーションに国家資金を戦略的に投入していかなければなりません。そして、世界から投資が入ってくる。人材が入ってくる。あるいは女性や、お年寄りや、若者や、障害者にとってハードルのないオープンな経済や、社会をつくっていくことが求められています。

 安倍政権当時、名目GDPは530兆円でした。税収は51兆円、株価は1万8千円を超えました。21世紀に入って最も高い水準でありました。その結果、プライマリーバランスは6兆円まで改善をいたしました。つまり、成長によって財政再建に向かって進んでいく。成長は財政の健全化に資するということであります。そもそも、成長をして行こうという精神を失った国には未来はない、こう思うわけであります。

 私は政権を担い、総理として様々なことを学びました。この経験を国民のために生かし、国難に立ち向かっていきたいと思います。

 今日本はたそがれを迎えているという人がいます。そんなことはありません。日本には可能性が満ち溢れているのです。今、私たちが何をするかにかかっています。私たちのリーダーシップにおいて日本は間違いなく輝ける新しい朝を迎える、これが私の確信であります。どうもご清聴ありがとうございました。』

https://matome.naver.jp/odai/2134752998421696101

冒頭に谷垣総裁への感謝を述べたあと、結果的に政権を投げ出す形になったことを深くわびているのは、今回の内閣改造に伴う記者会見を思わせる。

おそらくこの会見を強く意識していたのだ。
 

この5年前の会見が現在の安倍政権の原点ともいえるが、驚くのはこれらの非常に困難な課題のほとんどを達成または着実に前に進めていることだ。しかも、憲法改正のようにアプローチの仕方を修正しているものもあるが、本質的な部分は変わっていない。



 

真っ先に掲げられたデフレ脱却はまだ道半ばだが、民主党政権で停滞していた被災地復興は順調に進み、若者、女性、高齢者の雇用促進は見事な成果を挙げている。3本の矢の中であまり評価されない成長戦略も、観光、子育て世代の就業促進など様々な分野で成果を挙げている。

そして、集団的自衛権の行使を可能にする安保法制、日本版NSCの創設、外交努力の積み重ねにより壊れかけていた日米同盟をより強固にした。さらに、両国首脳の広島、真珠湾の相互訪問により両国の「戦後」に終止符を打つという期待以上の成果もあった。

慰安婦問題の日韓合意も予想を超える外交成果だ。いつまで続くか誰も予測できなかったこの問題で世界に向かって「解決済み。韓国は合意を守れ」と言えるようにした。安保法制などを優先する必要もあり憲法改正への着手は遅れたが、これも安倍総理主導で動き出している。

また、TPPは反対理由としていた「聖域なき関税撤廃」をオバマに直談判して取り下げさせて交渉に参加し、我が国に有利な条件でまとめ上げた。自国に不利と見たトランプは離脱を表明したが、この成果はその後のEPA、FTAに活きているし、今後のスタンダードになる。

さらに、官邸機能を強化し、経済財政諮問会議の開催、国家戦略特区制度などで公民制度の改革、農協改革、など官僚支配や既得権益の打破にも取り組み成果を挙げ続けている。

キリがないのでこれくらいにするが、着実な一歩の積み重ねがこれらの成果につながっているのである。

そして、これらの成果や憲法改正などのこれから安倍政権が達成しそうな目標がどうしても許せない勢力がいる。戦後レジームという大きな既得権に安住してきたマスコミ、官僚、団体などにとって安倍政権は許しがたい敵なのだ。

そうなることは第一次政権の経験から十分に想定し時間をかけて戦略的に取り組んできたからここまでこれたのだが、ここにきてほころびが出てしまったのだ。安倍総理が国民に深く頭を下げたのは、政権の長期化に伴うゆるみを自身にも感じたからではないか。

だから、組閣後の記者会見の冒頭に不信を招いたことを国民に深くわび、深々と頭を下げたあと、次のように述べたのだ。


5年前、私たちが政権を奪還した時のあの原点にもう一度立ち返り、謙虚に、丁寧に、国民の負託に応えるために全力を尽くす。一つ一つの政策課題にしっかりと結果を出すことで、国民の皆さんの信頼回復に向けて一歩一歩努力を重ねていく
その決意の下に、本日、内閣を改造いたしました。

(平成29年8月3日 安倍内閣総理大臣記者会見)
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2017/0803kaiken.html


5年前の原点とは上記の政策であり、我々には見えない「安倍ノート」に記された戦略なのだろう。

憲法改正などまだ達成できていない政策はあるし、現実を踏まえて修正強化するべきものもある。そこをもう一度原点に戻って見直し、しっかりと結果を出してゆく、安倍総理はそう決意し、国民に誓ったのである。

祖父と自身の政界復帰に尽力した恩人のお別れの会で感謝の言葉を述べた安倍総理は、律儀に前回の帰省以降になくなった支持者宅を弔問し後援会の人たちと夕食を共にしたという。その後盆踊りに参加し「たくさんの人の笑顔で私も元気になってきた」と述べたのは本心だろう。

10年前どん底の気分で地元に戻ってあたたく迎えれられ励まされた。あの悪夢の政権交代選挙でも地元の有権者が圧倒的な支持をくれて強く勇気づけられた。

自分を信じてくれる、期待してくれる人がいることは大きな励みになったのである。

だから当ブログも微力ながら、原点に戻った安倍総理をこれからも応援していきたいと思う。

(以上)
 

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