2012-02-24 00:49:17

お尻の処女

テーマ:生き方
検査はつらいね。
昨日は下剤を2リットルも飲まされ、長くて黒い内視鏡ディックに大切なお尻の処女をまた奪われてしまった。(1回目は「COTTON 100%」P68参照)
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今日は胡麻プリンみたいな味のバリウムを飲み、ガンダムとかにでてくる巨大マシーンで斜めになったり、逆さになったりされながら赤裸々なヌード写真(体の中まで)を撮られた。
なにより検査の前は断食というのがつらい。
オレ的には健康バリバリで食欲も旺盛である。
先週の内視鏡検査でも胃潰瘍は治ってるし、違和感もなんもない。
しかし診断によると、「早期ガン」ではなく、「進行ガン」だ。
「進行」とつくと「どんどん悪く進んでる」みたいで聞こえは悪いが、ガンの深さの呼び方である。オレの胃ガンは筋層まで達している可能性があるという。
いちばん問題なのは、「転移があるか?」だが、それは開腹手術で胃袋をとってみないと、正確にはわからないらしい。
あとは29日に主治医とのカウンセリング、3月1日にCTスキャンを撮れば検査は終わる。
オレは「4月の頭からライブ復帰させてください」と、しつこく頼みこんでいるので、うまくいけば3月2日に入院。
6日に手術。
19日に退院という予定だ。
医師いわく、「しかしこれはなにもトラブルがない場合であって、流動的に変ります」とのことだ。
それでも「退院してから2週間あればだいじょうぶですよ。4月2日から現場復帰できるように最善の努力はします」と言ってくれている。
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今ごろはインドやスリランカという異国を旅しているはずだったが、オレはさらに未知の領域である「病気」という異界を旅している。
今まで病気や死や命をテーマに歌ってきたが、ある意味他人事だった。
それが実際当事者になってみると、はらわたの底からズーンと理解できるのである。
「生きているうちにできることをやれ」、
「自分で世界を選び取れ」、
「きみが世界を創っているんだ」、
などと、何も知らずにえらそうなことを言ってきたが、それらの意味が魂の奥底まで突き刺さってくる。
死を一度、覚悟してからやっと理解できるようになった「蝶効果(バタフライエフェクト)」の歌詞をのせておこう。

「蝶効果」

となりの人に微笑まず
誰に微笑むの?
身近な人を愛さずに
誰を愛せるの?
ダライラマやマザーテレサに
なれなくたっていいんだ
自分にできるささやかなこと
心をこめてすればいい

バタフライエフェクト
蝶々の羽ばたきが
雲を晴らしてゆくんだ
バタフライエフェクト
あなたのやさしさが
誰かを変えてゆくんだ

できることを今しないで
いつするのだろう?
苦しむ人に目をそむけ
何を見るのだろう
愚痴や嘆きや 批判ばかりじゃ
世界が枯れてゆくから
自分にできる小さな一歩
勇気をもって踏み出そう

バタフライエフェクト
蝶々の羽ばたきが
願いをのせてゆくんだ
バタフライエフェクト
あなたの微笑が
明日を変えてゆくんだ
(最新アルバム「Fin del mundo」より)

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