2011-12-26 08:45:53
クリスマス大運動会@宮城県石巻女川
テーマ:音楽
12月24日(土)
宮城県石巻市女川町総合運動場体育館 女川町クリスマス大運動会
ちょー寒い!
クリスマスにサンタがやってきた、じゃなく寒波がやってきた。
東北の早朝は氷点下で、フロントガラスが凍り、吐く息がまっ白だ。
朝5時半に仙台を出発して、7時には女川町に到着する。
定期的に通っていると、ゆっくりとだが復興していく足取りが見える。



本日の立役者、宮城で復興支援活動をする「スマイルシード」のフジコちゃんと2週間ぶりに再会した。
「アキラちゃーん、今日は最高の一日になるわよー。見て見て、朝日がのぼってきたー!」
会場となる女川町総合運動場体育館を朝日がキラキラと照らしている。

フジコちゃんは一ヶ月前に「子供たちが楽しく過ごせるクリスマスパーティを企画したい」と相談してきた。
オレのスケジュールが空いていたので、仮設の集会所かどこかでライブをしようということになった。それから数日後、フジコちゃんが興奮して電話をかけてきた。
「アキラちゃん、すごいことになりそう。サッカー選手の松井大輔くんが個人の想いで復興支援したいって言ってくれてるの! 地元の子供を集めて運動会をしようとおもうの。アキラちゃんそこで歌って!」
松井選手のお父さんは京都の出身だが、息子といっしょに支援をしたいと街頭で被災地へ行くための募金活動までしたそうだ。
松井選手はおとといフランスから帰ってきたばかりで、今日の運動会に参加してくれた。松井選手が声をかけた友人のサッカー選手やプロスポーツ選手がなんのスポンサーもなく個人の想いだけできてくれるなんてすごい。
駒野友一選手もきてくれた。2010年のワールドカップのパラグアイ戦でひとりPKをはずした駒野を松井は「また一からやり直そう」となぐさめたという。

陸上やさまざまな分野のプロスポーツ選手が10名集まり、子供といっしょにサッカーをしたり、リレーや玉いれ競争をして楽しんだ。
いっしょに参加してくれた松井選手のお父さんや妹さんも涙ぐみながら、町民やボランティアのみんなと交流をしていた。

千葉からカレーバスに乗ったサミー&大月軍団も参加してくれた。

彼らはもう10回以上も被災地で炊き出しをしている。オレが今日の運動会に参加することを知って、カレーバスを持っている大月さんやビデオのトシ、高校生や大学生を引き連れかけつけてくれた。
大月さんは古市さんと佐藤さんが入院時代に救命救急で働いていた看護師だというから、また不思議な縁を感じる。
今日の炊き出しには女川町婦人会がトン汁400食、日本のフリースクールの草分けである東京シューレがおしるこ500食、サミー軍団が目玉焼きつきカレー300食をふるまう。
彼らが用意したカレーは一番人気で、なんと最高記録を超え、370食がでた!

全国から集まった100人以上ものボランティアがサンタクロースに変装した。
体育館では地元の子供たちとその家族がプロサッカー選手といっしょに運動会をしている。元気な声が体育館いっぱいに響いて、お父さんお母さんも満面の笑顔で応援している。
神奈川のボランティアセンターが体力測定をしたり、プロの囲碁士、安田康敏棋士のふれあい囲碁教室もある。

とくにお汁粉の炊き出しをしてくれた「東京シューレ」とつながったのはうれしい。
校長の奥地さんが立ちあげた東京シューレはフリースクールの草分けで、不登校児をはじめさまざまな子供たちを受け入れてきた。
フジコちゃんはかねてから、参加してくれたボランティアスタッフを慰労したいと言っていた。
「私がありがとうと一言お礼を言うよりも、アキラちゃんが歌を届けてくれたほうがみんなが喜ぶとおもうの」
フジコちゃんの想いに答えて、今日はサンタクロース軍団を中心にライブをしよう。

3月11日以降、たくさんのボランティアが全国から集まった。何度も被災地に通い、泥にまみれ、瓦礫を歩きまわった。被災地の人々の心によりそい、たくさんの涙をながし、たくさん笑った。
誰も見ていないところで汗をながし、誰にもほめられないどころか非難されることさえある。
しかしオレは信じている。見えない大きな力やここにいるすべての魂がきみのことをちゃんと見ているよ。
きみがかわれば、世界がかわる。きみたちはすばらしい!

1、 Merry Christmas Children
2、 雲の上はいつも晴れだから
3、 敗北の歌
4、 バタフライエフェクト
5、 あなたは大切な人です(佐藤さん話)

6、 家族
7、 MOVE! MOVE! MOVE!(アンコール)
8、 ありがとう(アンコール)
サンタクロースにうもれながら、地元のお母さんたちがじっと歌に聞き入っていた。
「みなさんからは本当にたくさんのものをもらいました。私が一生かけても返せないほどのものです」
涙しながらお礼を言うお母さんの笑顔に、オレはまた大切なものを受け取った。
ボランティアスタッフ全員にオレのCD「スマイル」がプレゼントされ、クリスマス大運動会は盛大に幕をとじた。

イベント後、フジコちゃんの紹介で、女川町の県議会委員のさいとう政美さんが石巻で一番うまいという寿司屋に連れて行ってくれることになった。

さいとうさんとオレのアルバムと本を買ってくれたが、用事があってライブを見ずに帰ってしまった。
しかし運動会が終わると、さいとうさんから「家にきてビデオを見てほしい」と連絡がある。ビデオは女川町が地震と津波の被害にあったときの生生しい映像だった。ニュースでも見られないような映像を見て、改めて大震災の被害を目の当たりにする。
さいとうさんは言う。
「政治家は情熱と行動力、ただそれだけです。アキラさんと同じですよ。アキラさんのCD聴きました。絆って歌がいいね、まさに震災後の僕たちにぴったりの歌ですよ」
ライブも聴かず早々に帰ってしまったのに、車の中で買ったばかりのCDを聴いてすでに歌詞までおぼえてしまっているとは!
さいとうさんの奥さんも女川町出身で家族を亡くしている。
「ここいらの人は僕もふくめ、多かれ少なかれ家族を失ってますよ。生かされた僕らの使命はこの震災を忘れずに伝え続けることです」
きっと会える 必ず会える
たとえ生と死が
ぼくらを裂いても
赤い糸で結ばれている
ぼくらの絆は
永久に切れない
きみは死を選び
ぼくは生を選んだ
すべての必然に
まちがいなんてない
今度会うときは
またいっしょに
やり残した宿題
学んでいこう
さいとうさんお勧めの「駒寿司」で、ナメタガレイの煮付け、握り寿司、生シャコの刺身、イカのわた刺しなど世界一の料理をいただく。

オレはこんなうまい寿司を食べられる幸せをかみしめていると、さいとうさんが「もう一品食べてもらいたいものがあるんです」と言う。
店を変え連れて行かれたスナック「つつみ」で出されたものは、これぞB級グルメの王道、石巻焼きそばだ。濃いくちのソースがからんだ蒸し焼きそばの上に目玉焼きがのっかっている。寿司をこれ以上食えないほど腹いっぱい食べていたのに、ついつい完食してしまう魔力があった。

フジコちゃんは一日声を出しすぎてつぶれたハスキーボイスで言った。
「アキラちゃん、死んでいった人を喜ばすには、生きている人たちを喜ばせることだね!」
フジコちゃんとさいとう県議
※帰りに岩沼市で食べたとんかつはやばかった。なんと20cmX10cmX6cmの超巨大とんかつだ。
「とんかつふじ本店」(宮城県岩沼市阿武隈2-4-26 電話0223-22-3348)
これで1500円とは!
宮城県石巻市女川町総合運動場体育館 女川町クリスマス大運動会
ちょー寒い!
クリスマスにサンタがやってきた、じゃなく寒波がやってきた。
東北の早朝は氷点下で、フロントガラスが凍り、吐く息がまっ白だ。
朝5時半に仙台を出発して、7時には女川町に到着する。
定期的に通っていると、ゆっくりとだが復興していく足取りが見える。



本日の立役者、宮城で復興支援活動をする「スマイルシード」のフジコちゃんと2週間ぶりに再会した。
「アキラちゃーん、今日は最高の一日になるわよー。見て見て、朝日がのぼってきたー!」
会場となる女川町総合運動場体育館を朝日がキラキラと照らしている。

フジコちゃんは一ヶ月前に「子供たちが楽しく過ごせるクリスマスパーティを企画したい」と相談してきた。
オレのスケジュールが空いていたので、仮設の集会所かどこかでライブをしようということになった。それから数日後、フジコちゃんが興奮して電話をかけてきた。
「アキラちゃん、すごいことになりそう。サッカー選手の松井大輔くんが個人の想いで復興支援したいって言ってくれてるの! 地元の子供を集めて運動会をしようとおもうの。アキラちゃんそこで歌って!」
松井選手のお父さんは京都の出身だが、息子といっしょに支援をしたいと街頭で被災地へ行くための募金活動までしたそうだ。
松井選手はおとといフランスから帰ってきたばかりで、今日の運動会に参加してくれた。松井選手が声をかけた友人のサッカー選手やプロスポーツ選手がなんのスポンサーもなく個人の想いだけできてくれるなんてすごい。
駒野友一選手もきてくれた。2010年のワールドカップのパラグアイ戦でひとりPKをはずした駒野を松井は「また一からやり直そう」となぐさめたという。

陸上やさまざまな分野のプロスポーツ選手が10名集まり、子供といっしょにサッカーをしたり、リレーや玉いれ競争をして楽しんだ。
いっしょに参加してくれた松井選手のお父さんや妹さんも涙ぐみながら、町民やボランティアのみんなと交流をしていた。

千葉からカレーバスに乗ったサミー&大月軍団も参加してくれた。

彼らはもう10回以上も被災地で炊き出しをしている。オレが今日の運動会に参加することを知って、カレーバスを持っている大月さんやビデオのトシ、高校生や大学生を引き連れかけつけてくれた。
大月さんは古市さんと佐藤さんが入院時代に救命救急で働いていた看護師だというから、また不思議な縁を感じる。
今日の炊き出しには女川町婦人会がトン汁400食、日本のフリースクールの草分けである東京シューレがおしるこ500食、サミー軍団が目玉焼きつきカレー300食をふるまう。
彼らが用意したカレーは一番人気で、なんと最高記録を超え、370食がでた!

全国から集まった100人以上ものボランティアがサンタクロースに変装した。
体育館では地元の子供たちとその家族がプロサッカー選手といっしょに運動会をしている。元気な声が体育館いっぱいに響いて、お父さんお母さんも満面の笑顔で応援している。
神奈川のボランティアセンターが体力測定をしたり、プロの囲碁士、安田康敏棋士のふれあい囲碁教室もある。

とくにお汁粉の炊き出しをしてくれた「東京シューレ」とつながったのはうれしい。
校長の奥地さんが立ちあげた東京シューレはフリースクールの草分けで、不登校児をはじめさまざまな子供たちを受け入れてきた。
フジコちゃんはかねてから、参加してくれたボランティアスタッフを慰労したいと言っていた。
「私がありがとうと一言お礼を言うよりも、アキラちゃんが歌を届けてくれたほうがみんなが喜ぶとおもうの」
フジコちゃんの想いに答えて、今日はサンタクロース軍団を中心にライブをしよう。

3月11日以降、たくさんのボランティアが全国から集まった。何度も被災地に通い、泥にまみれ、瓦礫を歩きまわった。被災地の人々の心によりそい、たくさんの涙をながし、たくさん笑った。
誰も見ていないところで汗をながし、誰にもほめられないどころか非難されることさえある。
しかしオレは信じている。見えない大きな力やここにいるすべての魂がきみのことをちゃんと見ているよ。
きみがかわれば、世界がかわる。きみたちはすばらしい!

1、 Merry Christmas Children
2、 雲の上はいつも晴れだから
3、 敗北の歌
4、 バタフライエフェクト
5、 あなたは大切な人です(佐藤さん話)

6、 家族
7、 MOVE! MOVE! MOVE!(アンコール)
8、 ありがとう(アンコール)
サンタクロースにうもれながら、地元のお母さんたちがじっと歌に聞き入っていた。
「みなさんからは本当にたくさんのものをもらいました。私が一生かけても返せないほどのものです」
涙しながらお礼を言うお母さんの笑顔に、オレはまた大切なものを受け取った。
ボランティアスタッフ全員にオレのCD「スマイル」がプレゼントされ、クリスマス大運動会は盛大に幕をとじた。

イベント後、フジコちゃんの紹介で、女川町の県議会委員のさいとう政美さんが石巻で一番うまいという寿司屋に連れて行ってくれることになった。

さいとうさんとオレのアルバムと本を買ってくれたが、用事があってライブを見ずに帰ってしまった。
しかし運動会が終わると、さいとうさんから「家にきてビデオを見てほしい」と連絡がある。ビデオは女川町が地震と津波の被害にあったときの生生しい映像だった。ニュースでも見られないような映像を見て、改めて大震災の被害を目の当たりにする。
さいとうさんは言う。
「政治家は情熱と行動力、ただそれだけです。アキラさんと同じですよ。アキラさんのCD聴きました。絆って歌がいいね、まさに震災後の僕たちにぴったりの歌ですよ」
ライブも聴かず早々に帰ってしまったのに、車の中で買ったばかりのCDを聴いてすでに歌詞までおぼえてしまっているとは!
さいとうさんの奥さんも女川町出身で家族を亡くしている。
「ここいらの人は僕もふくめ、多かれ少なかれ家族を失ってますよ。生かされた僕らの使命はこの震災を忘れずに伝え続けることです」
きっと会える 必ず会える
たとえ生と死が
ぼくらを裂いても
赤い糸で結ばれている
ぼくらの絆は
永久に切れない
きみは死を選び
ぼくは生を選んだ
すべての必然に
まちがいなんてない
今度会うときは
またいっしょに
やり残した宿題
学んでいこう
さいとうさんお勧めの「駒寿司」で、ナメタガレイの煮付け、握り寿司、生シャコの刺身、イカのわた刺しなど世界一の料理をいただく。

オレはこんなうまい寿司を食べられる幸せをかみしめていると、さいとうさんが「もう一品食べてもらいたいものがあるんです」と言う。
店を変え連れて行かれたスナック「つつみ」で出されたものは、これぞB級グルメの王道、石巻焼きそばだ。濃いくちのソースがからんだ蒸し焼きそばの上に目玉焼きがのっかっている。寿司をこれ以上食えないほど腹いっぱい食べていたのに、ついつい完食してしまう魔力があった。

フジコちゃんは一日声を出しすぎてつぶれたハスキーボイスで言った。
「アキラちゃん、死んでいった人を喜ばすには、生きている人たちを喜ばせることだね!」
フジコちゃんとさいとう県議※帰りに岩沼市で食べたとんかつはやばかった。なんと20cmX10cmX6cmの超巨大とんかつだ。
「とんかつふじ本店」(宮城県岩沼市阿武隈2-4-26 電話0223-22-3348)
これで1500円とは!






