New 天の邪鬼日記

小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。


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8月14日(金)鹿児島 猿ヶ城渓谷 垂水(たるみず)ライブ

大自然の屋久島からフェリーで大都会の鹿児島へ到着する。
悪と野望が渦巻く大都会と言えば、まずラーメンだ!
車で迎えにきてくれたミッチーが連れて行ってくれたのが「南香らーめん」(099-285-3348鹿児島県鹿児島市西田2-5-17 久木田ビル)である。とんこつスープに浮かぶ巨大な軟骨はトロトロでもうコラーゲンのかたまり!
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鹿児島にはいまだ噴火をつづける桜島がどーんとひかえている。
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活火山のこれほど近くに都会がつくられるのは世界でもまれである。縄文の昔から彼らは火山と共に暮らしてきた「火の民族」である。
桜島にわたるフェリー乗り場はお盆の帰省ラッシュで大混雑していた。フェリー乗り場にむかえて来てくれた主催、陽子に聞いてみる。
「今日はどのくらいの人がきてくれるのかなあ?」
実際ミュージシャン泣かせとして鹿児島は有名である。よそ者ミュージシャンはなかなか受け入れてもらえない風土だという。とくに大隈半島の垂水は保守的でほとんどの人がライブに行ったことがないらしい。
「ふたを開けてみないとわたしもわからないんです。親戚や友人には、私の結婚式だとおもってライブにきて~! と誘ったんだけど」
陽子は豪快に笑う。
陽子は昨年はじめてアキラライブを地元で開催した。今回のフライヤーにはこんな文章が載っている。
「昨年秋、AKIRAさんの事を誰も知らない薩摩と大隈でライブを主催するため、奔走しました。
全身全霊をかけて、ライブに死ぬ気で臨む姿や、家族への愛や尊さ、気づきを歌うAKIRAさんの姿に涙した体験を故郷鹿児島のみなさんと共有したいという思いからでした。その熱意が伝わり、昨年秋の鹿児島初ライブは、2件とも満員御礼の大成功でした。小さな子供からお年寄りまでに伝わる普遍的な価値観。会場は若い方からお年寄りまで、そしてスーツ姿の男性も大号泣。AKIRAさんからも、来てくださった方からも感謝され、素晴らしい体験をすることが出来ました。昨年に引き続き、AKIRAさんのライブを開催することは大きな喜びであり、楽しみでもあります」

会場となる「森の駅たるみず」はバンガローを備えた公共施設で、大きな窓からは豊かな森の緑を眺めることができる。ここ猿カ城はかつて修験道だった刀剣山のふもとにあり、碧くすんだ美しい水が流れ、濃い森はかつて鹿児島と屋久島がつながっていたと言われるとおり、屋久島によく似た風景だ。
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会場に着くとZAKが汗だくでセッティングをしてくれていた。今年もZAKとのセッションが楽しみだ。ZAKはスプレー缶を使った宇宙的な絵画を描くすばらしい画家でもある。

リハーサルを終えるとカメラマン、セイイチと奥さんのシズエが作ってくれた絶品カレーが待っていた。旅をしながらレシピを盗み作りあげた独自のハイチカレーは、ひき肉のコクとスパイスの完璧なバランスでとまらなくなる。
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スイカを食べながらみんなで種をとばし、まるで小学生のころの夏休みにもどったようだった。

オレの心配をよそに、開場時間前から陽子の家族、友人、地元はもちろん他県からもたくさんの人がつめかけ、準備していた椅子では足りず、急きょ前列の床に座り席と後列に立ち見席をつくり、あれよあれよという間に予想をはるかに上回る130人もの観客で会場はうめつくされた。

ZAKがチベタンベルで場を清め、ディジュリジュをふきはじめる。深く包み込むような音色が開場に響きわたる。通常ディジュリジュはオーストラリアのシロアリで食われたユーカリの木でつくられるが、今回ZAKがふいたディジュリジュは樹齢1000年以上たつ屋久杉でつくられた(屋久島在住わきた氏作)。
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会場には20人以上の子供たちが参加してくれていたので、オレは直前にセットリストを子供仕様に組み替えた。オレを知ってる人はほんのわずかだろう。完全なアウェー、保守的な垂水で130人もの観客を見方につけるかどうか、命がけで歌うのみだ。
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1、 ウレシパモシリ(ピアノ:陽子)
2、 Hello my mam!
3、 光の子供たち
4、 水の惑星 癒しの森
5、 だいじょうぶマイフレンド
6、 きみを讃える歌
7、 PUZZLE(ピアノ:陽子)

音大出身の陽子のピアノとともに「ウレシパモシリ」を歌いはじめると、早くも会場からすすり泣きがもれる。
「子供たちが泣いても外に連れ出さないでいいですよ。AKIRAライブは会場を走りまわっても、泣き声をあげてもだいじょうぶ」
「Hello my mam!」では大きな手拍子がおこった。
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「水の惑星 癒しの森」はこの猿カ城にぴったりの歌だ。フクロウの声を一緒に歌いましょうと言うと、大喜びで合唱してくれたのに驚く。
不安が確信にかわっていく。
「PUZZLE」ではラララの大合唱がおこり、オレは観客にマイクをむけ一緒に歌ってもらった。
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後半はZAKのソロからはじまる。
ZAKはあらゆる民族楽器をこなすうえ、デジタル音楽にも精通している。かつていた先住民、琉球、熊襲(くまそ)、アイヌのなかで熊襲の血を濃くのこすイケメンアーティストだ。ダンサブルなリズムにのせ変幻自在に民族楽器を奏でる。原始的な力強さと宇宙的な広がりをもった音楽だ。

8、 米をとぐ
9、 背中
10、ソウルメイト
11、家族(ピアノ:陽子)
12、ミタクオヤシン
13、MOVE! MOVE! MOVE!(アンコール)
14、なんくるないさ(アンコール)
15、ありがとう(アンコール。ピアノ:陽子)

鹿児島でピースギャザリングを主催する藤田さんもインディアンドラムなどで参加してくれる。
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はじめこそ神妙な面持ちで聴いていていてくれた観客も、アンコールの「MOVE! MOVE! MOVE!」では大合唱し盛り上がっていた。「なんくるないさ」では、東京からやってきたダンサー平田あきらが登場しみんなを立ち上がらせ、一緒に沖縄カチャーシーを踊った。
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「ありがとう」では隣りの人と手と手をとりあい会場は笑顔と涙でいっぱいになった。
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ライブが終わると陽子は来てくれた観客そして両親へ感謝の気持ちをのべる。オレは両親を前に呼ぶと、会場からは万雷の拍手がおこる。
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「私がライブをやると言い出してから今日まで影で支えてくれたお父さん、お母さん、本当にありがとう」
陽子は喜びに声をつまらせた。
「私がどうしても聴いてもらいたいとおもったAKIRAさんを地元、垂水の人がこんなにも温かく迎えてくれて感謝の気持ちで一杯です」
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打ち上げはスタッフでバーベキューパーティをした。
ZAKが用意してくれた黒豚や、陽子が用意してくれた黒毛和牛、陽子のお母さんが作ってくれた手料理などがふるまわれる。
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大きな目を見開いて陽子が言う。
「私は地元、垂水で何十回もライブに行ったけど、本当に垂水の人はシャイで、感情をなかなか表さないんです。それが今日は奇跡ですよ!あのみんなが大声で歌い最後には手をつないでいるなんて。これは垂水はじまって以来の歴史的な事件です!」
みごと大役をつとめあげた陽子は太陽の子のように笑った。
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スタッフをしてくれた駐車場係のヒロちゃん、受付のミチヨとやよい、写真家のセイイチさん&シズエさん夫妻と息子のリン、ダンサー「若」こと平田章、ZAK&リエコ夫妻と娘のリズム、
そして垂水のソウルメイトたち、本当にありがとう!!
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