New 天の邪鬼日記

小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。


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7月24日(土)東京都大田区 スタジオ「Teatro do Sonho」にて「いのちと愛を結ぶ宇宙(そら)色のハーモニー」イベント

オレは朝7時の電車で東京蒲田にむかった。
11時半からリハで、京急蒲田駅に着いたのは40分ほど前だ。
蒲田といえば、とんかつの「丸一」(03-3739-0156 大田区蒲田5-28-12)である。
炎天下のもと、11時オープンにもかかわらず長蛇の列ができているではないの。古市さんから電話で「アキラさんがおそいので、熱中症にかかって倒れているんじゃないかとみんな騒いでますよ」と言う。
ここで迷ったが、オレは迷わず「古市」よりも「丸一」を選んだ。
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映画「宇宙(そら)の約束」を上映するチームと、オペラ「這い上がり」上演するオープンハートの会の合同主催イベントには、100人もの観客がつめかけてくれた。
このオペラはもう4回目なので、ドキュメンタリー映画『宇宙の約束~いのちが紡ぐ愛の詩~』について書こう。

全国で自主上映の輪が広がっているすばらしい映画である。
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山元加津子さんは 障がいをもつ子どもたちの学校で先生で、たくさんの本を出版し、全国を講演で飛びまわっている。
加津子さんは子供のころから「どうして?」が口癖だった。
どうして春になるといっせいにお花が咲くの?
どうして一個の細胞から人になるの?
どうしてたくさんの命たちが生きていられるの?
大人は「そういうふうになってるの」としか答えてくれない。
加津子さんは子供たちを「生徒」ではなく、「友達」と呼ぶ。子供たちからたくさんの事を学び、子供たちを理解する心を持っている。
加津子さんは子供たちとの交流から、こんなことを考えるようになった。
「もしかしたらちゃんとそうなる宇宙の約束があるんじゃないかな」

予告編
監督は岩崎 靖子さん

加津子さんは般若心経に興味を持ち、それを自分の経験から自分の言葉で解釈していく。
これは目からうろこのチョーわかりやすい解釈である。
動画


映画の中でもっとも印象的だったのは、自閉症児の楽登(がくと)くんとお母さんの竹内由美子さんの場面だ。
はじめお母さんは、なんの反応もしめさない楽登くんに絶望し、まったくコミュニケーションがとれなかった。楽登くんが言葉を話しはじめ、驚くような心の内面がわかってくる。
「動物も人も障がいをもった子供も、すべての生きものが自分らしく生きることが大切なんだよ」
楽登くんより1歳上のお兄ちゃんは、楽登くんが養護学校へはいるかどうか話し合っている時こう言った。
「楽登が僕と同じ学校へはいったら、僕はみんなからからかわれたり、いじめられたりするかもしれない。でも楽登がパニックになったり困っている時、すぐ僕がかけつけられるからいっしょの学校にはいってほしい」
お兄ちゃんは楽登くんによりそい、もっとも力強い親友になった。
お母さんは、障がいをもつ子供たちと親のための団体「ジャングルジム」を設立した。
こうして楽登くんの存在によって、まわりのみんなが成長していく。
障がいや病気やさまざまな困難は、人を成長させるために贈られた「宇宙の約束」なのかもしれない。
感動のうちに映画が終わり、女性歌手「しばあみ」がピアノの中島健作とサックスのヤヨイをともなって登場する。しばあみは12月のオペラに観客としてくれていて、テレビ東京「アリケン」のエンディングテーマなどメジャーでも活躍している。
繊細な歌声と美しいメロディーは、人の心を打つ。
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いよいよ最後はセルフストーリーオペラ「這い上がり」である。
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オレはオペラ上演前のステージ裏で出演者みんなに声をかけた。
「何度上演してもここにいるお客さんと作り上げるオペラは今回だけです。これが人生最後のオペラだと思って完全燃焼しましょう!」
古市さんはこの日もC型肝炎の治療(インターフェロン)の副作用でひどい頭痛をもちながらステージにあがったが、古市さんにとってこの副作用はパワーに変わる。4か月の治療を終えた今、ほぼウィルスが消え、残り2カ月の治療で完治するという。
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先日、佐々木基樹の前座におこなわれた試合で古市さんは一方的に殴り続けられる選手にむかって、「根性見せろや!」(見せろや!の「ろ」は巻き舌)と一喝した。
ひえっ、やっぱりこの人はもと極悪と呼ばれがヤンキーだった。これからは言動に気をつけてお付き合いせねば。
古市さんの華麗なるヤンキー時代にはじまり、壮絶な人生ドラマがステージ上で語られる。古市さんは回を重ねるたびに感情豊かにオペラに入り込み、観客は古市さんの集中力に引き込まれていく。
オレは自分で歌いながら言葉のひとつひとつが観客の心に沁み込んでいくのが手にとるようにわかった。
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軍神ゲンさんのピアノは時に激しく、力強く、そして温かい。古市さんはゲンさんのピアノの音色に思わず涙しそうになるのをぐっとこらえて毎回オペラに臨むという。
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今回はミュージカル女優ユカが古市さんと恋に落ちる患者の役で登場した。この役に合わせてユカがつくってきたオリジナル曲も涙を誘った。
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video by TOSHI

ナオのバイオリンがやさしく会場を包みこみ、ナオはオペラ上演後にすべての力を使いはたし、楽屋裏でぶっ倒れてしまった。
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今回はじめてオペラを見た観客や再上演を楽しみに待っていてくれた観客も、やはり涙と感謝の想いでいっぱいになり「ありがとう」の大合唱をもって、またも大成功におわった。
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PUZZLE
video by TOSHI

司会のエコまゆも天然トークでよかったねー。
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急きょ決まった照明のトモコも美しい背景でドラマをもりあげ、音響のトミーと村田くんは迫力ある音像で観客を魅了した。

打ち上げは同じ会場でおこなわれる。
なんか出演者よりも観客のほうが豪華じゃん。
東洋太平洋チャンプ・佐々木基樹はまだ顔面の傷跡も生々しい状態で、「古市さんとAKIRAさん、二人のタッグを見たくて来ました」とかけつけてくれた。
バンクーバー・パラリンピックのアイススレッジホッケー銀メダリストの安中(あんなか)くんもメダルを持って来てくれた。安中君は高校の時に病気で片足をなくし、その後アイススレッジホッケーと出会う。アイススレッジホッケーは下肢に障がいをもつ選手が座位でおこなうアイスホッケーのような競技だ。古市さんが安中君に質問する。
「今、足をなくして良かったと思いますか?」
沈黙の後、安中君は「良かった、と言えます。皆さんとの出会いに繋がるのですから」と答える。
New 天の邪鬼日記-100724motokian世界の銀メダリストと東洋太平洋チャンピオン

年間300回も講演やカウンセリングを行う鈴木実さんも、倫理法人会という若手社長を5人も引き連れ、超多忙のスケジュールの合間をぬってきてくれた。
オレの短編小説「山の上のホームレス」のモデルになったトモヒコは日光に死に場所をもとめてやってきたが、さまざまな出逢いによって命を救われ、生きる希望を見出していった。年内に彼のオペラも実現しそうだ。
第2回のオペラに参加した清水君もかけつけてくれ、誕生日が近い人たちに前に出てもらいみんなで「Happy Birthday」を合唱する。
映画「宇宙の約束」の代表しま平はイイ感じでよっぱらい、魅力的なキャラを発揮していた。
副代表のニポポさんが最後にお礼をのべる。
「障がいや生きづらさをかかえている人も一緒に楽しめるイベントを作り続けていきましょう」
年内にニポポさんのセルフストーリーオペラを実現しようという企画もはじまっている。
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今回のイベントの統括を担当したみっちゃんや物販などのスタッフの皆さん、みんなの協力があったからこそこのイベントが成功しました。本当にありがとう。
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打ち上げにはスナックやコロッケなどが並んだ。
「ふっ、コロッケか」
やはり「古市」よりも「丸一」を選んでよかった。
New 天の邪鬼日記-100724tonkatsu「しつこい?」
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