2009-02-03 03:52:52

ゲバラ ハポネス

テーマ:
やったー!
ブログ、アップできるじゃん、
おお、これぞまさに、
「キューバしのぎ」。
New 天の邪鬼日記-090201beachnerutrinidad no beach

さすがキューバ第二の都市サンチャゴだ。町に一個しかない電話局には、パソコンが4台しかなく、いつも旅行客が列をなしているので1、2時間待たされるのだ。
ここは書くのはアルファベットしかできないけど、日本語が読めるのだ。
たったこれだけで感動してしまうのも旅の醍醐味である。
日本で生活していると「~ができてあたりまえ」と思ってしまい、海外に出て「~もできないの!」と文句をたれまくる。だから同じ常識が通用するリゾートツアーにいってしまうのだ。
New 天の邪鬼日記-090201umi

本来旅とは、

ちがう価値観を学ぶためにするものだ。

「~ができない」という状況に合えて自分を放りこんでみる。
するときみの、
野性が目覚める。
今もってるカードでベストはなにか?
どうすればいちばん自分が、
人を楽しませられるか?
野性が考える。
「メールを読むだけで、ほかの情報はいれられません」(国策だから)と電話局の美女が言う。
理性も考えるが、悪魔がささやく。
「この人がランチを食べてるあいだにSDカードをうしろのUSBにさしてみたら?」
いや、そんなことをしたらCIAのスパイだと思われて逮捕されてしまうかもしれない。
また悪魔がささやく。
「逮捕もおもしろいじゃん。人生はネタだ」
ええー、崇高な人生って、ネタだったの、オレはネタのために生きてるのかよって、おおー、SDカード開けるじゃん。
なんか007になったようにドキドキするぜい、うにゃお、日本語の文章もコピペできるじゃん。
かくてこのブログは日本からでたくてもでられないきみのもとに届いた。
君が何気なく呼んでいるブログもこうした血と汗と涙の結晶なのである。しかも1本のブログをアップするのに2時間で1200円もするし。(だからライブのときに酒などを差し入れするように)
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もうキューバに来て10日間がたつ。
滞在がぜんぶキューバ人家庭なのでおもしろい話はいっぱいあるが、それはライブのトークや文章にとっておいて、チェ・ゲバラについて書こう。
「日本のボブ・マーリーね」とか、「あんたゲバラみたいなひげね」とか、キューバでよく言われるが、20代のオレにとって、ボブ・マーリーとゲバラは2大英雄だった。
ゲバラやマルコムXに陶酔したオレは、黒人やインディアンの解放運動に加わり、当時アメリカと戦っていたニカラグアやエルサルバドルへいって本気でゲリラ戦士になろうと思っていたのだ。
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エルネスト・ゲバラは1928年アルゼンチンで生まれた。
子供のころから喘息持ちで、幼いころから転地をくりかえし、19歳のとき両親が離婚した。
根っからの放浪癖があり、映画「モーターサイクル・ダイヤリー」のように中南米を旅した。
ペルーのハンセン病(らい病)施設でボランティアをし、医者の博士号をとったあともそこへもどろうと思っていた。
1953年にカストロがサンチャゴにあるモンカダ兵舎(オレは昨日いってきた)を襲撃したが失敗し、メキシコに亡命する。
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ゲバラはグアテマラで医師として従軍していたが左翼政権がアメリカよって崩壊し、メキシコに逃れた。
New 天の邪鬼日記-090201goumonkigucastro tati ya seijihan ga uketa goumon no kigu

New 天の邪鬼日記-090201goumontumetume wo hagu goumon

そこでゲバラとカストロは運命の出会いをする。
1956年グランマ号(おばあちゃん号)というヨットに乗ってキューバに渡った28歳のゲバラと30歳のカストロら82名は、
New 天の邪鬼日記-090125yottoguranma gou

山中でのゲリラ戦をくりひろげながら、ついにハバナへ入城し、若き革命家たちは勝利をおさめる。
勝利の要因はさまざまあるがゲバラぬきには語れないだろう。医師であったゲバラは負傷者たちを介護し、純粋な情熱とカリスマで兵士たちを統率し、甘いマスクで民衆を魅了した。
キューバ革命を成し遂げたあと、大臣などのポストを歴任したが、それらを捨てて1兵士にもどった。
アフリカのアルジェリアやコンゴ、そしてボリビアで左足に重傷を負い、逮捕され、小学校の一室で銃殺される。
キューバ革命の英雄を撃とうとする兵士がビビっていると、「撃て、びくびくするな!」と叫んだそうだ。
ゲバラは39歳だった。
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ソビエトや中国やカンボジアや東欧など、独裁者のエゴによってほとんどの共産主義は崩壊した。
ゲバラの精神が今も生きつづけるのは、共産主義という思想によってではない。
集団を嫌う一匹狼の思想、
定住を嫌う放浪者の哲学、
だとオレは勝手に解釈している。
高邁な理想を掲げた政治も宗教も集団となった瞬間に堕落してしまうのだ。
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オレもはじめは「世界を変えること」を夢見た。
しかし「世界を変えること」は他人を変えることではなく、「自分を変えること」、「自分の視点を変えること」だと気づいた。

強いものを倒すより、
弱いものを救う。

強いものを倒してきた者は歴史に名前しかとどめないが、
弱いものを救ってきた者はその精神性が受け継がれる。
キリストやブッダも、マザー・テレサやダライラマも最終的にそこへ行き着いた。
これは「他者のために祈る」ことでもあり、
ひいては自分自身の弱さや醜さをまるごと抱きしてあげることでもある。
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ゲバラのような英雄にはなれないし、ならなくていい。
だれもが自分の人生においての英雄なのだから。
今のオレは「ゲバラ系」から「ボブ系」にシフトしてきている。
オレの歌や作品によって、ひとりひとりが自分の人生の英雄だったことに気づいてくれればいい。
いつの間にか他人にまかせてしまった自分の人生の主役に返り咲いてほしいのだ。
集団の革命は大量の血を流すだけで失敗することを歴史が教えてくれた。
人類の意識そのものがシフトする本当の革命とは、ひとりひとりが自分のなかで革命を起こしたときだろう。
心の血を流しながら自分の生きている意味を見つめ、自分の魂の正体が愛そのものでできていることに気づくことだ。

いやーわれながらいいこと書くねー!
旅は人を哲学者にしてくれるのだ。
ライブに追われていると、こうして思索する時間も詩作する時間もつくれないからね。
じゃあ、これから電話局いってまた列に並んで1200円はらってアップしてくるわ。
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Sres.Rita Guerra Bertolez y
Reynaldo Gascon Mirabent

Padre Quiroga No.157A
tel 624859

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※ スケジュール
2月18日(水)ジャマイカ入り
3月21日(土)帰国
3月28日(土)韓国、フィリピン出発
4月17日(金)帰国
4月18日(土)群馬県沼田にて結婚式ライブ
4月19日(日)から30日(木)までは関東県内のライブのみ受け付けます。
5月の連休が終わったら(5月7日以降)、遠方ツアーでも連続ライブでもぼんぼん入れてください。ブッキングは早い者勝ちです。今年5月という遅いスタートの分、新曲を引っさげてじゃんじゃん飛びまわります。

5月23日(土)か30(土)に東京東中野「プリズントーキョー」にてライブ予定
5月24日(日)静岡県伊豆「一枚の板」にてライブ
7月24日(金)~29日(水)広島ツアー予定
7月25日(木)広島県呉にて命日ライブ
8月10日(月)長野県野尻湖にてライブ予定

今頃北海道でとーる大明神がニューアルバムの最終調整をおこなってくれているので、4月15日には発売予定です。
ipodでキューバ人にも聴かせていますが「ディオス・ミオ!(オーマイガッ!)」と大好評です。とくにキューバ音楽を髣髴させる「Bleeding love」、初レゲエ曲「Wake Wake Docking Dcking」、前衛音楽をとりいれた「Happyend of the world」が受けるのね。
New 天の邪鬼日記-090201hana

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