2012-01-09 13:13:10

成人式と不幸自慢@栃木県宇都宮市

テーマ:音楽
1月8日(日)栃木県宇都宮市「成人式ライブ」&「キャンドル雷都」打ち上げライブ
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宇都宮戸祭にある「アピア」には百花繚乱ともいうべき振袖たちが咲き乱れている。男もスーツや紋付袴など、竜馬のようにかっこいい。
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いいね、いいね、みんな自意識満開で、「おれが世界を変えてやる」みたいな可能性を発散している。
円形テーブルがおかれた会場で歌う。
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「オレは成人式のあと、ニューヨークに移り住んで麻薬ギャングになりました」
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1、 だいじょうぶマイフレンド
2、 ハイボクノウタ
3、 愛することをやめないで
4、 The purofession
5、 家族
6、 ありがとう
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世界にはさまざまな成人の儀式がある。
有名なのはバヌアツ共和国のペンテコスト島で行われていたバンジージャンプ。現地では「ナゴール」といわれる。
エチオピアでは、数頭の牛の上を歩く「牛飛びの儀式」。
ブラジルの先住民は長さ3センチの毒虫を手袋にいれ、虫が刺す激痛に耐えながら踊り明かす。
スマトラ島の近くのニアス島では2メートルもある石の跳び箱を激走して飛び越える。
マサイ族は14、5歳になると生きたヤギを抱え、1人でサバンナに出かけ、ライオンを仕留める。
パプアニューギニアの島では、ほとんど道具を使わずにサメを捕まえる。
ベラクルスでは高さ30メートルの塔から逆さ吊りになり、13回まわされる。
ミクロネシア連邦のポンペイ島のカナカ族、南アフリカ共和国やナミビアに住むホッテントット族は、2個ある睾丸のうち、片方を切除する。
オーストラリアのアボリジニ、は尿道割礼をおこなう。
アフリカでは女性がクリトリスを切除するなど。
その善悪はおいておいても、どれもが痛みや恐怖を克服して成人となる儀式をおこなう。
それらと比べると、日本の成人式は平和なものである。
今から思えば、オレも日本では得られない成人の儀式を自分から求めていったふしがある。
19歳からの海外一人旅、外国への移住、麻薬、泥棒、ホームレス、焼チン自殺、オカマ体験、シャーマン修行、心霊手術、過酷なドサまわりライブなどなど、
52歳になった今でも海外放浪で自分に試練を課し、成人の儀式をやりつづけている無形文化財なバカである。
しかしこれをやりつづけないと、オレの野生が死んでしまう。
平和ボケした「大人」に落ちぶれてしまうのである。
もしかすると成人式をやりつづけることは、「一生大人にならないぞ宣言」という覚悟でもあるのだ。
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夜はおなじみ塚田歯科医院で「キャンドル雷都」打ち上げライブだ。
もうAKIRAライブの常連ばっかである。
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なにをやろうか考えたが、東大宮でやった「新春不幸自慢」がむっちゃおもしろかったので、ここ宇都宮でもやってみよう!
オープニングは昨日も手首を切ったばかりのチェリーがすばらしい詩の朗読をしてくれた。
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オレが結婚式でも歌ったぼっちゃんとイイパン夫婦がもう出産予定日が近い。胎内で最後に聴く「Hello my mom!」を歌うと、「キックして夢見て眠る」のところで内側からキックしたという。
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今回はメモってないが、不幸自慢はでるわ、でるわ。
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肛門にスコープをいれられる人の話に腹を抱えて笑ったり、
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家族でゴルフにいって大喧嘩する話に泣いたり、
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建築家の大御所から、
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議員さんまで入り乱れての大盛り上がりである。
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いくら明日ライブが休みだからって、またもや歌いすぎてしまった。
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1、 パピヨン
2、 WAR
3、 車椅子のうえの魂
4、 風のきた道
5、 Hello my mom!
6、 Life is beautiful
7、 Happiness
8、 ギフト
9、 祝福の歌
10、 ぼくの居場所
11、 米をとぐ
12、 PUZZLE
13、 Body Mind Soul
14、 和解の歌
15、 家族
16、 だいじょうぶマイフレンド
17、 あなたは大切な人です
18、 絆
19、 Happy birthday
20、 いたいのいたいのとんでけ
21、 H
22、 命の歌
23、  夢忘れ
New 天の邪鬼日記-1201082lp.jpgこれが20歳のとき東芝EMIから出たLPレコード

24、 ありがとう
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この「不幸自慢」または「塞翁が馬」というオムニバスオペラ形式は直感で思いついただけなのだが、30人ていどの小さいライブならどこでもつかえる。
これは被災地でもいけるぞ。
誰もが主役になれるし、人々の絆が強まるし、セラピーにもなる。
またもやすごい発明をしちゃったなあーと自画自賛してしまう。
ただしこれをやれるのは、さまざまなシチュエーションに対応できる膨大なオリジナル曲をもっている歌手しかできない。
しかも1曲1曲が普遍的な強度をもっていなければ、多様な人生を表現できないのである。
よし、今年はこれを流行らせて、よりたくさんの人に「自分の人生の主役」に返り咲いてもらおう!
New 天の邪鬼日記-banji1.jpgオーストラリアのケアンズにてバンジーに挑む。

これもまた痛みをくぐり抜けて成長する、
「成人への儀式」である。
New 天の邪鬼日記-banji2.jpgインストラクターも驚いたオレの見事なジャンプ!
2012-01-09 11:05:58

ゴスペルとの共演@栃木県高根沢町

テーマ:音楽
1月7日(土)栃木県高根沢町「ちょっ蔵」ホール

宇都宮のとなりにある高根沢町も被災地である。
墓場のがけは崩れ、そうとうな家屋が地震の被害を受けた。全壊が7棟、半壊が711棟、一部損壊が2543棟、地割れやがけ崩れ、放射能の恐怖もある。
そこで町会議員の大橋さんや沼能さんなどが中心となり、高根沢を元気にしようと「2012 New year live」を企画した。
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建物の建て直しは大工さんだが、心の建て直しは音楽である。
会社を建て直すカルロス・ゴーンならぬ、東北の被災地でたくさんの人々の心を建て直してきたAKIRAを呼ぼうとなったらしい。
「あーちゃん、あたしだれだかわかる?」
40代の女性が声をかけてきた。
「おおーもしかして、妹の友達の陽子?」
30年ぶりの再会である。
「今日は共演よ!」
「共演って、もしかしてゴスペルの?」
陽子の呼びかけによって2000年に結成されたゴスペルグループ「BBV」(BROWN BLESSED VOICE)は、70名のメンバーをかかえ、「全国ゴスペルクワイヤフェスティバル」でグランプリを受賞した。日本を代表するゴスペルグループなのだ。
そのリーダーが幼なじみだったなんて。
「あたしが高校生のころあーちゃんたちのライブを追っかけていて、それで音楽に目覚めたのよ」
いやはや、人はどこで人に影響を与えているやらわかりまへんな。
それが30年の歳月を経て共演とは、壮大な縁ではないか。
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地元の特産品大谷石で美しくデザインされたホールには150人もの観客がつめかけ、立すいの余地もない。
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オープニングアクトは、フラメンコグループ「アイレ・ベラノ(夏の風)」である。情熱的な踊りで冬の空気を暖めてくれる。
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オレは正月から12時間とか、ずっと長時間ライブがつづいたので、40分のステージなんてひさしぶりだ。
高濃縮エネルギーを爆発させましょう。
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1、 ウレシパモシリ
2、 ハイボクノウタ
3、 雲のうえはいつも晴れだから
4、 Fin del mundo
5、 米をとぐ
6、 家族
7、 MOVE! MOVE! MOVE!(アンコール)
8、 ありがとう(アンコール)

がっはっは、このあと出る陽子たちには悪いが、フェスとかでオレの後に出る人たちはかわいそうなのよ。
この盛り上がりのピークを超えるのは至難の業だぞ。
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ゴスペルグループBBV25名がパープルの衣装に身を包み、登場する。
その中心で指揮をするのが陽子だ。そのエネルギッシュなムーブメントに驚いた。
すごい、すごい、全身を黒人のように躍動させて歌い手たちを引っ張っていくパワーは野獣のようだ。
観客たちもあがる、あがる。
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ゴスペルとは教会で歌われる黒人霊歌のことだ。
奴隷として虐げられる黒人たちが魂の奥底から喜びを爆発させる音楽なのだ。ブルースも、ソウルも、R&Bも、ロックも、ジャズも、すべてはゴスペルから生まれた。
AKIRA歌も「魂の歌」、「日本のゴスペル」などと呼ばれる。
「COTTON 100%」にも書いたが、日曜ごとにハーレムにある黒人教会にまぎれこみ、ゴスペルを聴いていた。
アンコールはAKIRA&BBVの初共演である。
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グルーブする大コーラスをバックに「翼をください」を観客とともに熱唱する。
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真冬とは思えない熱い、熱い夜だった。
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主催の大橋さん、沼能さん、司会の恩田さん、スタッフの山本さん、斉藤さん、宮崎さん、鈴木さん、大貫さん、杉山さん、上松さん、支えてくれたみなさん、
こんなすばらしい出会いを用意してくれてありがとう。

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