New 天の邪鬼日記

小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。


テーマ:
AKIRAライブをカバーしてくださった主催者、ゲスト、きてくれたみんな、本当にありがとう!
主役がいきなりぬけたライブを決行するのってすごい勇気がいるし、たいへんなことなのよ。
オレは順調に回復にむかっています。
では「入院物語」のつづきをいきましょう。

2日間絶食して胃を空っぽにしたあと、もう一度胃カメラを飲む。
「潰瘍がちょうど血管にできたのはラッキーです。あなたのことだから多少の痛みを耐えて仕事を続けていたでしょう。血を吐いたおかげで早期発見につながったんですよ」

3日目からおかゆが食べられる。おおー、おかずまでついちゃってるじゃん。
New 天の邪鬼日記-1201268gohan.jpg

9階の窓からは仙台市内が一望できる。海もちょこっと見えるし、あこがれの入院生活は快適だ。
New 天の邪鬼日記-120126huukei.jpg

たったひとつをのぞいては・・・
古市さんや佐藤さんから聞いていた患者の花園、喫煙室がない!
「病院敷地内一切禁煙」と張り紙がある。
担当医の指示によってオレの行動範囲は、病室とトイレのみに制限されていた。ましてや病院の外に出ると脱走とみなされる。
オレは忍者スパイのように壁にはりつきながら、1階の外へ脱出して、1本のタバコを吸った。
New 天の邪鬼日記-1201269kituen.jpg

すると看護婦に捕獲され、9階の病室へと連れもどされる。とほほ。
担当医の岩塚先生はジャニーズ「嵐」の大野君にそっくりだ。
New 天の邪鬼日記-12012610sensei.jpg

オレがいろんなことをしつこく質問するので、「なんのためですか?」と聞いてきた。
「本を書いている」というと、さっそく検索し、「アジアに落ちる」を注文したそうだ。
「病院における物品の販売及び勧誘などの行為は一切禁止致します」と張り紙されていた。
New 天の邪鬼日記-12012611harigami.jpg

ドクターも看護師もみんなフレンドリーですばらしい病院だった。
いつもは観客のために働いているのに、逆にサービスしてもらえるなんて王侯貴族のような気分である。
それでもオレは人々に仕えるほうが好きだ。
なによりも自由がほしい!
監獄にこつこつと穴を掘って脱獄した「ショーシャンクの空に」のように、シャバの空気は最高だった。
やはり一度なにかを失ってみないと、そのすばらしさに気づかない。
好きなところにいけて、好きなものを食べ、好きな酒を飲めて、好きなタバコを吸えるなんて、「フツー」と思ってたけど、
「フツー」こそがとてつもない幸せの頂点だったんだ!
New 天の邪鬼日記-1201267ude.jpg
AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

テーマ:
仙台にもどってから救急車で搬送される。
New 天の邪鬼日記-1201262kyuukyuusha.jpg

スタッフがあわただしく血圧と脈を取る。
「だいじょうぶですか、もし話せたら状況を手短に説明してください」
それらの話が病院に伝えられる。
「わかりました。もう話さないでください。」
おお、救急車の中ってこんなになってたんだ。まるで病院のコンビニみたいだ。応急処置に必要な機材がコンパクトにつめこまれている。
New 天の邪鬼日記-1201263kyuukyuushanai.jpg

それにしても町で救急車を見てもなんとも思わなかったが、いざ自分が乗ってみると、車の中では生死を分けるドラマが展開されている。
これからは救急車を見たら、お祈りしよう。

街中にある仙台私立病院の救急救命センターへ担架で運びこまれる。
多少古い病院だが、立派な建物だ。
張りつめた空気の中、ドクターたちがあわただしく動き回っている。
口から胃カメラを突っ込まれ、大量の血と嘔吐物を吐いた。
New 天の邪鬼日記-1201265icamera.jpg

「あのう、明日東京でライブがあるので、今夜の新幹線にのりたいんですが」
医師は唇のはしを少しだけゆがめて、ため息をついた。
「ライブなんて、残念ながら少なくとも1、2ヶ月は無理です」
主催者や観客の顔がぐるぐるまわり、目の前が真っ暗になった。
「出血性胃潰瘍です」
血を吐いたのを隠してライブをおこなったことを言うと、医師は「・・・ありえない」と首を振り、あきれた顔でこう言った。
「それじゃまるで一呼吸ごとに井戸からポンプで血をくみ出しているようなもんです。一歩まちがえば出血多量で死にますよ」
New 天の邪鬼日記-1201264ketuatu.jpg

まさか被災地支援にいって、自分が倒れるとは。
ふと、キリストの言葉がよみがえる。
「弱きものの中に神を見なさい」
New 天の邪鬼日記-mantgnya.jpg
マンテーニャの「死せるキリスト」

ああ、すべては終わった。
これからのライブはどうすればいいのだろう。
9階にある6人の大部屋に移され、なかば昏倒するように眠りについた。
New 天の邪鬼日記-1201266neru.jpg

つづく

※オレは出演できませんがぜひこれらのライブに足をお運びください

1月29日(日)札幌クリスチャンセンターはおこなわれます。
札幌クリスチャンセンター・5Fチャペルにて
今回のテーマは「死生観」トーク&ライブ!
死ってなあに?終わり?はじまり?
会場:北海道クリスチャンセンター・5Fチャペル 北区北7西6
日時:1月29日(日)14時~17時(開場:13時半~)
参加費:事前予約2000円(当日3000円)*当日お支払いください
高校生以下無料・大学生/障害者手帳お持ちの方1500円
子ども連れOKですよ♪自由に遊ばせてください
※避難して来てる方は無料です
スペシャルゲスト hajime(ピアノパフォーマー)
「一般社団法人 ふるびら和み」代表本間利和子さん
「NPO法人葬送を考える会」代表澤知里さん
「らーめんみのり」愛将 石崎 道裕さん(看取り士)
♪申し込み うえだみゆきTEL080-5585-6763 / FAX.0133-22-1236
      E-mail  yumeironotane@gmail.com
♪主催 ぽかぽか笑うヨガクラブ
♪ステキなゲスト紹介
【本間利和子さん】一般社団法人「ふるびら和み」代表
在宅ケアマネージャーとして5年勤め、一昨年に、『最期のときを抱きしめて看取る』活動を島根県でされている柴田久美子さんと出逢い、住み慣れた自宅で最期を迎えることを望む人たちを手助けしたい、最期の居場所に「在宅」が選択できる社会にしていきたいとの思いで昨年3月「ふるびら和み」を設立!
小さな体に、すごいパワーを持ってるリカコさんです。
【澤 知里さん】NPO法人葬送を考える市民の会 代表理事
1956年旭川生まれ。2004年より現職。自分の年齢を間違って覚えるのが得意。
32歳を3年間、37歳を2年間やり、「52歳」と言って2年目になることに気がついた…人!
活動の始まりは1995年、母方の祖父が亡くなったときの葬送に関する疑問から現在の活動を始める。
葬儀が終わりしばらくして、今後もし家族が亡くなった時、あるいは私が死んだ場合、私や家族は何をどうしたらよいのか、きちんと対応できるのかと考え込んでしまい、あまりにもわからないことが多く、判断に迷うことがたくさんあると感じたからだそうです。 現在はお坊さんになる修行中♪
そして!
【石崎 道裕さん】らーめんみのり 愛将
株式会社はい元氣取乱役!飲食部らーめんみのり責任者
2008年11月第3回『日本アホ会』第二代他喜力賞を受賞。
2011年11月日本人男性初の看取り士になり、そして~
同月、看取り士柴田久美子を師匠と仰ぎ内観の面接官になる!という、実は波乱万丈の人生を歩んでる愛将です!
内観研修を3回受けた体験を語っていただきます。泣ける男!愛将の体験をお楽しみに~♪
(愛将は看取り士研修で、なんと♪20キロ減量したそうな!)
ライブ詳細 → http://blog.goo.ne.jp/pokapokawarauyogaclub/e/64d29195d927ca0b6bff0480096b274f

New 天の邪鬼日記-120130sapporo.jpg

1月30日(月)札幌「Hello!サーハビー」のライブも決行されます。
札幌市中央区南3条西1丁目マルビル1F
出演:雪、Johnny and Coolguys(Johnny,Satoru,Ken2)
開場18:30 開演19:00
¥1,500(+マストオーダーシステム)
主催:サーハビー&彩結の風
(ジョニーブログ「http://ameblo.jp/johnnycat/」参照)
AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

テーマ:
やっとパソコンを打てる状態に回復してきたので、今回の事件を少しずつまとめておこう。

1月20日の昼、宮城県七ヶ浜のラーメン屋さん「夢麺」でむっちゃ美味いラーメンとチャーハンをごちそうになり、ミニライブをさせてもらった。
なんとなく体調が悪いが、睡眠不足と疲れのせいだろう。
そのあとコンサートホール「七ヶ浜国際村」でリハーサルを終えたとき、突然嘔吐感がこみあげてくる。
おかしい、オレは酒を飲みすぎてももどすことなどない。
ここは立派な施設なので高級なカーペットを汚しちゃいけないと思ってトイレへ走る。
すると、便器が鮮血に染まった。
New 天の邪鬼日記-1201260toire.jpg

これは死ぬな。
生まれたときから健康優良児で表彰され、海外で何度も死線をくぐりぬけてきた「オレは不死身だ」という幻想が崩壊する。
何が起こったかわからないが、これだけ大量の血を吐くということは、死ぬにちがいない。
日ごろから「いつ死んでも悔いはない」と腹をくくっていたオレは、こう思った。
「このステージをやり遂げて死のう」
必死で便器の血をふきとり、何食わぬ顔で5分後のステージに立った。
「最後のステージを佐藤さんのオペラで締めくくれるとは幸せだ」
最初の曲「雲のうえはいつも晴れだから」を歌いはじめて、愕然となった。
腹筋に力がはいらない!
一呼吸ごとに腹に激痛が走る。
噴出す冷や汗と、めまい。
歌い終えて、後ろを見るとイスがあった。なんという神のはからいだろう。リハーサルのときしまい忘れたイスがそのまま置いてあったのだ。
オレはさもあたりまえのようにイスに座って、佐藤さんが朗読している間、観客に顔を見られないように下をむき、必死で息を整える。
時間がたつにつれて、症状は悪化していく。
再び嘔吐感がぶり返すが、観客の前で血を撒き散らすことはできない。途中で何度も、ステージを放棄してトイレへ駆け込もうと思ったが、「あと1曲」、「あと1曲」と耐える。
こみ上げてくる大量の血を何度も飲み込み、唇のはしからたれそうになる血を気づかれないように舌でぬぐった。
笑顔でアンコールを終えたときは、意識が遠のきそうだった。
New 天の邪鬼日記-1201261live.jpg

つづく
AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。